藤原町の観光駐車場に車を停めて、大貝戸道登山口に向かう。 　登山道は、神武神社の鳥居からスタート。
　杉林の中に設置された合目を示す標識を頼りに、２合目から次々と数字を追っていく。 　雪を期待して、８爪アイゼンを持ってきたが、冬季の雪道も全く雪がない。
　雪の代わりに、８合目付近から、太陽で黄色に耀く福寿草が目立ってくる。 　雪に覆われた山頂付近の北斜面も現れる。
　藤原山荘に到着、裏山で雪と福寿草を見ながら一服。 　南側には、雪で覆われた展望の丘が見える。
　藤原岳最高峰の天狗岩を目指す。 　流石に、登山道は雪に覆われていたが、アイゼンはリックに入ったまま。
　上天気のためか、山頂付近は人で溢れていた。 　山頂からは北側に御池岳、南に竜ヶ岳、 釈迦ヶ岳、奥に御在所岳が眺められた。
　 　　藤原岳 　　地図の中央の赤い「＋」印が藤原岳の山頂です　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜滋賀県東近江市茨川町にて＞
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　花の百名山に選ばれている藤原岳は、雪が解ける頃、 登山道の両側に福寿草が咲き乱れる。
　例年に比べて、積雪が少ない今年は、８合目付近から、天狗岩まで、もう満開の時期を迎えていた。 　ただ、登るたびに、花の数が少なくなるのが心残りである。
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