御池岳(1247m)と鈴北岳(1182m)    2003年5月24日

 新緑のタテ谷源流を登る

 新緑を尋ねて、鈴鹿山系の最高峰の御池岳に登る。 国道306号線のコグルミ谷出合近くに車を置き、 コグルミ谷からタテ谷へ。 タテ谷は新緑に包まれ、息を飲む思いだが、源流を詰めて、 ツメから尾根に出るまで、踏跡の薄い所もあってかなりしんどかった。 鈴北岳山頂からは、霊仙山が影絵の ように見えた。

 鈴北岳から御池岳に向かう途中で、標識が立つ二俣に出る。 一方向は「真ノ谷」の大きな標識に、 「丸山」と書かれた、小さな標識、もう一方は「日本庭園」とあり、御池岳の文字は見えない。 地図で 御池岳そのものは分かるが、それへの道が分からない。 「真ノ谷」に下っては不味いし、ガイドブックには 「日本庭園」経由と有るので、そちらに進むも、次第に道は細くなり、不安を感じる。 1時間余り地図を 見ながら彷徨って、標識の所に戻る。

 最終的に分かった事は、標識の有る所も日本庭園で、標識は日本庭園の中の中心地への案内板らしい?  従って、その道は行き詰まりらしい? 丸山は御池岳の一つ(1234m地点らしい)で、丸山の方向が 御池岳への道で、「真ノ谷」と有るのは、そこから谷に下るのではなく、御池岳への途中に谷へ下る 所があると言う意味らしい。 初めての所なので、地図と標識を十分確認した積もりが、3ヶ所も曖昧な 点があるこの様な標識は「寧ろ道を迷わせる」と思った。 御池岳は鈴鹿7山に漏れた訳が 登って見て分かった。

御池岳の場所 地図の中央「+」印が山頂の有る場所です
鈴北岳の場所 地図の中央「+」印が山頂の有る場所です

<三重県藤原町にて>

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21世紀からの山歩き