吉田山(1450m)
2005年6月1日
赤い躑躅に彩られた登山道を歩き吉田山山頂へ(左) 吉田山登山道から南アルプスを望む(右)
今日も上天気なので、南アルプスの山々を見ようと、吉田山を目指す。
登山口は、先日行ったことある、不動の滝の途中にある高森公園の奥に有る。
国道153号線の標識に従い「御大の館」までは順調に来ることが出来た。
そこから北上すると、右手に不動の滝への標識がある筈だと注意しながら進むも、
高森カントリークラブまで来過ぎて引き返し、やっとのことで進入口を見つける。
高森公園を奥に進むと、林道が終点になり、吉田山キャンプ場への標識がある。
一台の車も見あたらないが、ここが吉田山へ登山口らしい。
杉林を登るも、いつまでたっても、キャンプ場への標識が出てくるばかりで、
吉田山への標識は一向に現れないが、キャンプ場を通過して山頂へ行くらしい。
やがて尾根に出て、暫く登ると突然広場に出る。
吉田山キャンプ場と1259mの立て札があり、
そこから南アルプスの展望が目の前に展開される。
戸倉山や陣馬形山から
眺めた山々と同じ風景だ。
正面近くに見えるのが、尾高山だろう。
もう雪が少なくなった南アルプスの山々を十分堪能してから山頂へ。
<長野県高森町にて>
登山道で見つけた赤い躑躅(左) 黄色い躑躅?(右)
単調な尾根を暫く歩くと、山頂へ到着する。
吉田山の山頂は尾根の途中にあり、この尾根を更に登ると本高森山へ
続いている。
山頂からの南アルプスの眺望は梢に遮られて今ひとつの感じである。
この季節になると、もう、蠅が五月蠅くなって山頂での長逗留は無理だ。
早々に、下山する。
今回の登山は、南アルプスの眺望に加え、躑躅の花が彩りを添えてくれた。
特に、深紅の躑躅の花が綺麗だったが、余り見られない黄色い躑躅も感動ものだった。
今日は週日と言うこともあり、林道から登山口経由で山頂迄の往復の間、全く人に遭うこともなく、
2人だけの静かな山歩きであった。
自分たちだけの大自然も贅沢な世界だが、見知らぬ同じ趣味の仲間と会話を交わすのも、
楽しみの1つであると思っている。
吉田山 地図の中央「+」印が山頂の場所です
<長野県高森町にて>