焼尾山(922m)から三国岳(911m)へ       2008年11月1日


 色付き始めた左手三国岳、右烏帽子岳を望む

 秋の行楽シーズンの初日、渋滞を避けて、鈴鹿山系の三国岳登頂ため鞍掛峠を目指す。  渋滞情報に寄れば、東名・名神は勿論のこと、早朝から東名阪の四日市インター辺りでも大渋滞。  伊勢湾道路経由で桑名インターを出て、鞍掛トンネルの入り口までは、予想通りスイスイと走ることが出来た。
 トンネル前の駐車場は程満車であったが、殆どの人が御池岳を目指し、 鞍掛峠から北に向かったのは我々だけであった。
 所々に紅い色を散りばめた、黄色と緑に囲まれた急坂を登ると、最初のピークに出る。  ここから、左手に急降下する案内板があったようだが、今は残骸しかなく、そのまま真っ直ぐに進んだら、 焼尾山山頂に出てしまった。
 山頂の展望岩から東に延びる尾根を眺めた後、先ほどのピークまで戻り、尾根伝いに幾つものピークを上下する。  右手下に中里貯水池、先方に、目的の三国岳の最高峰の山頂、左手に烏帽子岳、 奥には伊吹山が姿を現し、振り返ると先ほど登った焼尾山がどんどん遠ざかっていく。
 一旦、大きく下った後、急坂を登ると標高911mの三国岳最高峰の山頂に到着する。  三国岳の名が由来する三国の境界線の合流点は、最高峰から更に北にある。  帰りは往路を戻ったが、今日は、日が高いうちに帰宅出来た比較的簡単な山行であった。
  焼尾山   地図の中央の赤い「+」印が山頂の場所です     <三重県いなべ市藤原町本郷にて>
  三国岳   地図の中央の赤い「+」印が山頂の場所です     <滋賀県犬上郡多賀町大君ヶ畑にて>
 焼尾山から三国岳への風景を、下記の「三国岳」のボタンをクリックして、32枚の写真でご覧ください。

次ページへ

21世紀からの山歩き