秋の行楽シーズンの初日、渋滞を避けて、鈴鹿山系の三国岳登頂ため鞍掛峠を目指す。
渋滞情報に寄れば、東名・名神は勿論のこと、早朝から東名阪の四日市インター辺りでも大渋滞。
伊勢湾道路経由で桑名インターを出て、鞍掛トンネルの入り口までは、予想通りスイスイと走ることが出来た。
トンネル前の駐車場は程満車であったが、殆どの人が
御池岳を目指し、
鞍掛峠から北に向かったのは我々だけであった。
所々に紅い色を散りばめた、黄色と緑に囲まれた急坂を登ると、最初のピークに出る。
ここから、左手に急降下する案内板があったようだが、今は残骸しかなく、そのまま真っ直ぐに進んだら、
焼尾山山頂に出てしまった。
山頂の展望岩から東に延びる尾根を眺めた後、先ほどのピークまで戻り、尾根伝いに幾つものピークを上下する。
右手下に中里貯水池、先方に、目的の三国岳の最高峰の山頂、左手に
烏帽子岳、
奥には
伊吹山が姿を現し、振り返ると先ほど登った焼尾山がどんどん遠ざかっていく。
一旦、大きく下った後、急坂を登ると標高911mの三国岳最高峰の山頂に到着する。
三国岳の名が由来する三国の境界線の合流点は、最高峰から更に北にある。
帰りは往路を戻ったが、今日は、日が高いうちに帰宅出来た比較的簡単な山行であった。
焼尾山
地図の中央の赤い「+」印が山頂の場所です <三重県いなべ市藤原町本郷にて>
三国岳
地図の中央の赤い「+」印が山頂の場所です <滋賀県犬上郡多賀町大君ヶ畑にて>
焼尾山から三国岳への風景を、下記の「三国岳」のボタンをクリックして、32枚の写真でご覧ください。