筆捨山(286m)から羽黒山(291m)へ       2009年2月1日


 観音山から筆捨山への東海自然歩道にある展望台

 観音山・筆捨山・羽黒山の山巡りは、観音山の麓にある「石仏巡りコース入口」の登山口からスたート。  関富士山(243m)や登山道に散在する観音像を眺めながら、観音山(222m)の山頂に到着。
 この山は以前は大海人皇子の故事から感応山と呼ばれていた。  岩が点在した羽黒山、その奥には明星ヶ岳(549m)が見える。
 一旦、舗装道路まで下り、東海自然歩道で筆捨山へ。  急坂を登ると展望台があり、北に仙ヶ岳と羽黒山、東に名阪亀山関工業団地、南に鋭角な山容の錫杖ヶ岳(676m)が見える。
 筆捨山の山頂ににやっと到着、昔、狩野元信が山の風景画が刻々変わるため描くことを諦めて、筆を捨てたという。  筆捨山(285m)がら東海自然歩道を分岐点まで戻り、歩道から分かれて羽黒山へ向かう
 鉄塔の下に出て、視界が開け、地形図で現在位置を確認したら、ルートから外れていることに気づき、標識のある場所まで戻る。  標識に従って、独自では、踏み込めないような登山道に入る。
  観音山   地図の中央の赤い「+」印が観音山の山頂です                    <三重県亀山市関町新所にて>
  筆捨山   地図の中央の赤い「+」印が筆捨山の山頂です                    <三重県亀山市関町市瀬にて>
 観音山から羽黒山までの登山風景を、下記の「観音山から羽黒山」のボタンをクリックして、33枚の写真でご覧ください。


 羽黒山の展望岩から、横に聳える奇岩を望む

   足場の無い滑りそうな砂の坂に出る。 ロープはあるが、危険と判断し挑戦をやめる。  何処かに迂回路があるのではと探すと、左手に下る道を発見、無事、前に進むことが出来た。
 羽黒山の山頂の手前にある潜り岩の狭い通路を潜って上がると地表に出る。  羽黒山の山頂(291m)に到着する。 北に明星ヶ岳(549m)、北西に高畑山(773m)、南に錫杖ヶ岳(676m)が見える。
 羽黒山の山頂から下山開始、途中で展望岩の上に出る。 間近に、関の町並みや関富士山(243m)が見える。  展望岩で登山道を見失う。 可也引き返した所で、先程見落とした脇道を発見、方向に不安を感じながら左への道を下る。
 再び、別の展望岩の上に出る、先程の奇岩がすぐ左手に迫って見える。  これが正規のルートかと疑われるような荒れた急坂を下ると奥の院がある。  両手を使って、崖を攀じ登ると洞窟の中に、奥社らしき社を発見。 参拝してから下山し、舗装道路に出る。
 関富士山の登山口を探しながら山の麓を巡るも見つからず、観音山歩道に出る。  池に架かる聖橋を渡り、池の向こうに聳える関富士山を眺めて、今日の散策を終える。
 今日も、スタートからゴールまで、一人の登山者も会うこともない静かな山行であった。
  羽黒山   地図の中央の赤い「+」印が羽黒山の山頂です                    <三重県亀山市関町鷲山にて>
 羽黒山の登山風景を、下記の「羽黒山」のボタンをクリックして、32枚の写真でご覧ください。

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