高畑山への登山は、国道1号線の鈴鹿トンネルを通り過ぎた、東京より434kmの地点からスタートする。
茶畑が広がる旧東海道を進み、鈴鹿トンネルの上に出ると、江戸時代に金毘羅参りの講中の安全を祈願して建立された「万人講常夜灯」が立っている。
鈴鹿峠にある高畑山登山口から5分ほど進むと、左手に天然記念物の「鈴鹿山の鏡岩」があり、鈴鹿峠に向かう東海道が望める。
急坂を登ると、やせ尾根に出る。 、ピークを3つ過ぎると、コース最大の難所であるキレットになる。
ロープを頼りにリッジを渡り、双耳峰の一方のピークを過ぎると高畑山山頂に着く。
山頂からは伊勢湾と琵琶湖が微かに望まれ、360度のパノラマが展開する。
山頂下の岩の上で、先日登った
経ヶ峰を望みながら昼食後、溝干山に向かう。
直ぐに行く手を岩で塞がれ、その上の歩行は危険と感じ、立ち往生したが、左手に赤いテープを見付け、右回りに迂回して通り過ぎる。
色づき始める林の中を尾根伝いに歩き、取り柄のない溝干山の山頂を通過し、坂下峠へ。
坂下峠から、不老谷林道を鈴鹿峠の麓にある片山神社まで歩き、故人を偲んで石段を登ると、鈴鹿峠にある高畑山登山口に出る。
高畑山
地図の中央の赤い「+」印が山頂の場所です
溝干山
地図の中央の赤い「+」印が山頂の場所です
<滋賀県甲賀市土山町山中にて>
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