明星ヶ岳(560m)     2004年12月15日

 明星ヶ岳西峰山頂にて(左)

 昨日は天気予報と異なり、曇りがちの天気であったが、今日も天気予報と異なり上天気になる。  伊勢湾岸道路を飛ばして東名阪自動車道へ。  鈴鹿インターで下り、石水渓を目指して進み、目的の野登山へ。
 坂本の集落で、下水工事で通行止め。  掲示板に従って集落内の迂回路を回るも、これ又工事中。  更に案内してくれた回り道も、地元の人の話では乗用車では無理と言われて、  野登山を諦めて、急遽、明星ヶ岳に変更し、県道11号四日市関線に。

 道路脇に立つ石灯篭の横から、国分寺参道を歩く。  聖武天皇縁の明星山宝生院國分寺本堂脇から、急坂を登る。  鞍部に下りてから、次々と現れるピークに頂上かとの期待を外され、  やっとのことで、三角点のある明星ヶ岳東峰(549m)に到着。
 再び、鞍部を下り、双耳峰のもう一つである明星ヶ岳西峰(560m)へ。  西峰山頂からの眺めは素晴らしく、北側に野登山や仙ヶ岳を中心に鈴鹿山系が手に取るように見える。  この陽気に酔わされてか、山頂には躑躅の花が一塊りも咲いていた。
 昼食後、西峰から東峰への復路で分岐点があり、東峰へ向かわずに、右手の道へ行くと、 沢の方にどんどん下って行く。  羅針盤は國分寺の方向を指しているので、山頂への掲示板がある登山道を、逆に何処までも下ると、 荒れた広い道に出る。  この道が國分寺の参道だと言われ、登り返したが、本堂まで可成りの距離があった。  境内からは白木一色の集落が見渡せ、紅葉と四季桜が織りなす見事なコントラスト提供してくれた。  

 本堂から、國分寺参道を石灯篭まで下る。  後で、地図を見たら、荒れた参道はかなり南で県道に合流していて、登り返さなかったら、 県道を長いこと歩かなければならなかった。  山道での進路変更は慎重で有るべきだと改めて思った。  今日も、登山口から山頂までの往復路が全て、「我々二人に貸し切り」と言う贅沢な登山であった。

   明星ヶ岳山頂 地図の中央「+」印が山頂の場所です

<三重県亀山市にて>







    明星ヶ岳西峰山頂(560m)で見つけた躑躅の花(左)           明星ヶ岳山腹にある国分寺の境内で見つけた四季桜と紅葉(右)

<三重県亀山市にて>

                                                           
次のページへ

21世紀からの山歩き