平山明神山(970m)
2004年12月8日
アルペンムードを漂わせる平山明神山山頂(970m)(左)
今日は全国的な上天気、12月とは思えない温暖な気候に誘われて、奥三河に向かう。
今回目指す平山明神山は、一般的にはあまり紹介されていないが、奇々怪々な岩峰が連なる山稜は、
アルペン的な放つ特異な山として、地元では良く知られている名山である。
兼ねてから登ろうと思っていたが、登山口から山頂まで急坂が続くため、
暑い季節では大変と思っていたら、もう、寒い季節になってしまった。
国道473号線の黒倉バス停から、北に曲がり、現在工事中のため行き止まりになっている
地方道を走ると、平山明神山登山口がある。
いきなり急な登りになり、植林された杉林から雑木林の中を高度を上げていくと、
ベンチが置かれ中間点と表示された所に着く。 やっと展望にありつく。
更に夫婦岩の標識があり、矢印に従って進むと、大岩があり、その前面からの展望開けた。
再び戻って更に登ると、大鈴山への縦走路の分岐点があり、「西の覗き」の標識がある。
覗きからはどっしりと構えた大鈴山が見える。
山頂手前にある「東の覗き」への分岐点を通り過ぎ、山頂に向かう。
山頂で記念写真だけを撮り、標識に従い、「小鷹神社」を目指すと、祠がある。
ここは風媒社のガイドブックに載っている「西の覗き」らしいが、祠の表示板しかない。
祠の前からの展望は素晴らしく、三ツ瀬の明神山や
宇連山が目の前に見える。
絶景を見ながら昼食を済ませ、先ほど通り過ぎた「東の覗き」へ。 ここからは北側の展望が
素晴らしく、御嶽山らしい白い山や、はるか彼方に南アルプスの嶺々も遠望出来る。
更に、下山して、大鈴山への分岐点へ。 やっと一組の登山者に会う。
大鈴山への縦走路を暫く歩くと、難所のキレットに出る。
ここからの眺めは素晴らしく、右手の断崖の上が先ほどの西の覗きらしい。
左手には、遥か向こうに南アルプスの山々が見える。
北側には目の前に白鳥山が迫り、この山からの南アルプスも素晴らしいとの話なので、
是非、登ってみたい。
キレットで引き返して、一気に大神田の登山口まで下る。
平山明神山山頂 地図の中央「+」印が山頂の場所です
<愛知県設楽町にて>
平山明神山ー大鈴山登山道のキレット(左)
キレットから平山明神山の西の覗きを望む(右)
<愛知県設楽町にて>