宮路山(361m)と五井山(454m)
2004年11月28日

登山者で溢れている宮路山山頂(左)
昨年の12月22日に行われた宮路山の「紅葉祭り」で味を占め、今年は12月28日に
開催されるとのことで、それを目当てに宮路山に出かける。
宮路山遊歩道の入り口に駐車し、会場まで遊歩道を歩く。
開催開始まで未だ30分前で、音羽町の人々が準備に忙しそうに動き回っている。
三点セットの一つである甘酒が、早々と出来たので、それを頂いて、宮路山へ。
今年のドウダンツツジは昨年より赤みが増し、登山道に彩りを添えている。
青空に映えて真っ赤になったドウダンツツジのトンネルを抜けて尾根へ出る。
いつもの通り、尾根伝いで最初に五井山へ。
山頂には、大勢の登山者がお弁当を広げていた。
尾根を引き返して、宮路山へ。
記憶がないほどの多くの人々が山頂に溢れている。
この上天気と、紅葉祭りに誘われてやって来たのだろう。
「紅葉祭り」が終わってしまってはと気にしながら、会場に下りる。
お目当ての三点セットは終わっていて、ややガッカリしていたら、
最後の餅つきが終わった所で、黄粉餅が配られ始め、長い列が出来る。
更に、最後の味噌と葱とあぶらげで味付けされた、地元料理の「雲助飯」が出てきて、
これもご馳走になる。
紅葉は予想以上の色づきで、三点セットも間に合い、満足して下山する。
宮路山 地図の中央「+」印が山頂の場所です
五井山 地図の中央「+」印が山頂の場所です
<愛知県音羽町にて>
平安時代から喧伝されている宮路山の紅葉(右)
更級日記に出てくる宮路山のドウダンツツジによる紅葉は、千年以上の時を経て、現在も尚、
我々を楽しましてくれる。
第1回登山 2003年11月23日