藤尾山(208m)から衣笠山(278m)へ    2006年1月24日




   衣笠山遊歩道稲荷山コースの登山口にある稲荷神社(左)            眼前に太平洋が広がる藤尾山山頂(右)

 前回、衣笠山遊歩道を歩いたのは、2002年2月16日で、4年ぶりにやって来た。  この前は、衣笠山から左回りで、稲荷山迄歩いたが、今回は、登山口の稲荷神社から右回りで歩く。  滝頭公園の駐車場に車を置いて、稲荷神社に向かったが、右手に長く延びている尾根の先端に稲荷神社があり、 可なり長いアプローチであった。
 堂々たる構えの稲荷神社に参拝して、神社脇の遊歩道を尾根に向かって登ると、先ず最初に標高100mの稲荷山に到着する。  山頂は特に標識も無く、知らずに通り過ぎて仕舞いそうだ。  トンビ岩や、立ち入り禁止の展望台を過ぎ、チゴユリ坂を登ると、標高193mの赤松山山頂を示す標識がある。
 正面に滝頭山が見えてくると、間もなく、標高201mの不動岳山頂に至り、ここが滝頭山と藤尾山の分岐点になっている。  藤尾山への道に進み、迷子尾根の頭を過ぎ、中西山への分岐点である三つ俣を左に曲がると、標高208mの藤尾山山頂に着く。  山頂からは、大展望が開け、太平洋が広々と見渡せる。  この衣笠山遊歩道の最良のビューポイントと思われるが、コースの奥にあり、訪れる人は少ない。
 ここにも、雨生山と金山で見られた、赤と白の四角柱の標識がある。  この標識は藤尾山と書かれていて、宮崎県塩路の山本一春・若子の署名がある。  昼食を済ませてから、先ほどの三つ俣まで戻り、中西山へ向かう。    

 稲荷山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

 赤松山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

 不動岳 地図の中央「+」印が山頂の場所です

 藤尾山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

  <愛知県田原市>        





       眼前に三河湾が広がる衣笠山山頂(左)              衣笠山山頂からトヨタなどの田原工業地帯を望む(右)

 分岐点の三つ俣からアオキ平を過ぎ、尾根を下ると、林道に出る。  林道を横切り、右手の急坂を登る。  ここは遊歩道での最大の難所でロープが張ってある。  展望のある「西の覗き」を過ぎると、間もなく、標高261mの中西山に到着する。  山頂は林の中で、展望も無い。
 尾根を更に進むと、標高256mの滝頭山に出る。  ここからは衣笠山や蔵王山が見える。  山頂から右手に向かうと、恐竜の背を経て、滝頭不動滝がある源流公園がある。  左手の尾根を下ると、「北の覗き」があり、半島の先端の方向が見える。
 仁崎峠を経て、階段を登ると、東屋があり、ジョキングコースの脇に、展望の利かない展望台がある。  巻き道を避けて、急坂を登ると、標高278mの衣笠山山頂に至る。  山頂には田原山宮奥宮がある。
 山頂からは北側に三河湾が開け、対岸の西浦温泉が手に取るように見える。  右手にはトヨタ自動車の主力工場がある田原工場地帯が見え、今や名物になっている十数台の風力発電用の風車が立っている。  山頂から松尾岩の横を通り、滝頭公園に戻る。  

 中西山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

 滝頭山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

 衣笠山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

  <愛知県田原市>

 衣笠山遊歩道第1回登頂 2002年2月16日

 稲荷山(100m)、赤松山(193m)、不動岳(201m)、中西山(261m)、滝頭山(256m)、衣笠山(278m)、

 

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