雨生山から(313m)から金山(423m)へ
2005年2月23日
雨生(ウブ)山山頂にて(左)
金山への縦走尾根から帰りに寄った宇利城趾のある宇利の里を望む
先日、宇利林道から金山に登頂しようとしたが、登山口を見落し林道だけ歩いて帰ったので、
今回再度挑戦する。
前回と同様に、国道301号線沿いの宇利峠に駐車して、雨生山への道標に従い、急坂を一気に登って
雨生山へ。
昨日に比べて、気温が上昇し春のような日差しの中で金山への尾根を歩く。
右手は浜名湖が大きく開け、霞の中に遠く浜松の町が霞んで見える。
左手は小説家の宮城谷氏が昨年末発刊の「古城の風景」で紹介した宇利城趾のある宇利の集落が
間近に見える。
先方左手に続く尾根の先端、一番高い所に反射板がる。
あれが目指す金山の山頂らしい。
遥か向こうに見えて、そこまで辿り着くのには大変に思われたが、見える山頂は見た目より近いと
言われる通り、思ったより早く山頂に辿り着いた。
雨生山 地図の中央「+」印が山頂の場所です
<静岡県三ヶ日町にて>
金山山頂にて(右)
三等三角点の金山山頂は周りを林に囲まれて、見通しが悪いが、お陰で風も遮られ、
温室のような日溜まりであった。
尾根から見えた、山頂横に聳える反射板は堂々たる偉容を示している。
山頂には、山頂を示す頭が赤く胴体が白い道標が建っている。
雨生山山頂にも同様な道標が建っていた。 山本一春、若子の署名が有るが、宮崎県塩路なる地名に
興味を覚え、帰宅後、インターネットで検索したら、地元では2チャンネルで取り上げられるほどの
有名人らしい。
遠い愛知のこんな低山にと思ったが、出身地が愛知県であると言うことで納得した。
私の山歩きの恩師の提言は、山歩きの目的は、高い山に幾つ登ったかと言うことではなく、
75才まで元気に山歩きが出来ることであると常に言われてますが、その点、154才になる山本夫婦は
山歩きの手本の様なペアであると思った。
登山後、宇利の集落に寄り、標高160m程の山城である
宇利城趾を訪れる。
金山 地図の中央「+」印が山頂の場所です
<静岡県三ヶ日町にて>