御堂山(364m) と砥神山(252m)        2005年2月12日

 


            御堂山山頂にある丹羽城趾にて                           砥神山山頂からラグーナ蒲郡を望む

 国道23号線の大塚鎌倉の交差点から市道を北上すると、左ハイキング、右車道と明示があるT字路に 突き当たる。 どちらも「さがらの森」迄車道が続いているが、ハイキングコースは左の車道を少し行くと 山の手に向かう登山道があり、観音堂の横を通って御堂山に至る。
 観音堂には33年に1度、御開帳される秘仏の平安時代作の木造十一面観音立像や、 室町時代作の喚鐘があり、堂の周りは天然記念物のヒメハルゼミの生息地であり、数本の大杉も見られる。  右側の車道は観音堂の前を通り、以前有った相楽山荘の駐車場に至る。  駐車場の北側から御堂山遊歩道を登ると、御堂山(364m)に至る。

 山頂には、1469年萩原芳信が構築した自然要害の山城である丹野城跡がある。  山頂からは三河湾が一望出来、西浦半島越しに、知多半島と渥美半島が翼を広げ、神島の後ろに、 志摩半島の山々も望まれる。
 一度、さがらの森まで戻り、今度は南に向かうと、役の行者の座像が建つ砥神山(252m)がある。  ここからは、三河湾が間近に見下ろされ、今日も大いに賑わっているラグーナ蒲郡が手に採るように 見える。 帰路、先日登った五井山を眺めながらミニハイキングを終える。

 御堂山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

 砥神山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

<愛知県蒲郡市にて>



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21世紀からの山歩き