ピョートル大帝の青銅の騎士
2001年8月11日
夕日に聳えるピョートル大帝の青銅の騎士(左)
大ネヴァ川の左岸をエルミタージュ宮殿から歩くと、元老院広場のアレクサンダー公園に出る。
そこには1600トンもある巨大な花崗岩の台座の上にエカテリーナ二世がファルコネに造らせた、
ピョートル大帝の騎士像が聳えている。 詩人プーシキンは叙情詩「青銅の騎士」にこの像をうたい、
その名が付いた。
何時まで経っても、夕方がやってこない白夜のサンクト・ペテルブルグの空がやっと赤く染まった
頃、「青銅の騎士」が鮮やかにその姿を現した一時である。
<サンクト・ペテルブルグ市デカブリスト広場にて>