大歩危峡
2002年10月14日
大歩危峡の急流でラフティングを楽しむ人々(左)
四国山脈を横断する吉野川の上流に白っぽい岩の自然美が8kmも続く壮大な渓谷美
を見せてくれる大歩危がある。 秘境を期待して訪れて見たら、余りにも俗化され
商業主義で自然が汚染されていて、がっかりする。 しかし、激流の中で揉まれている
ラフティングの小舟を見つけた時は、何かほっとした。
更に、上流に遡ると「かずら橋」があるが、これも観光客で溢れた俗世界で
深山の静けさと自然の奥床さは見つけることが出来なかった。 唯、その後、飛び込んだ
一件宿の「祖谷温泉」の露天風呂は加熱も加水もしない自噴温泉で、泉質も満足し、
宿の対応も感じが良かったので、やっと四国まで来た甲斐があったと感ずる。
<徳山県西祖谷山村にて>