備中国分寺
2002年10月13日
吉備路のハイライトの備中国分寺(左)
大和朝廷に匹敵する隆盛を誇っていたとされる古代吉備王国の里は桃太郎伝説を生み出した
ことでも知られている。
現在は、奈良時代に聖武天皇の発願により、全国に建てられた国分寺の一つである
備中国分寺が吉備路のシンボル的存在になっている。
文政年間(1818〜1830)に建立された五重塔は江戸時代後期を代表する近世的手法が
つかわれている。 折からの上天気に、吉備路を散策する人や、国分寺の庭園でお弁当を開く
人など賑やかな秋の一日であった。
<岡山県総社市にて>