米国での3日目の朝を迎える。 今日は、今回の出張の唯一、最重要事項である、
現地生産工場の製品の品質を監査し、出荷の可否を決定するための品質会議で、我が社からは、会社代表としての専務と、
日本でのその製品の製造責任者で米国工場の支援責任者である私とが参加させて頂いた。
監査の内容は技術的分野が主な内容なので、国内での製造担当としての私の立場は責任が大きい。
共同設立会社であるT社からも専務と担当役員が参加し、4名で審査する訳である。
会社に到着すると、既に、現地生産工場の幹部達が、発表準備に奔走していた。
共同設立会社の社長になる、T社のK重役も見えていたので、早速挨拶をする。
現地スタッフ達と立ち話をしていたら、専務が付き添いのK課長と姿を見せる。
私がシカゴで足止めを食ったことは、K課長から既に報告済みらしく、専務から「大変たったそうだね」の一言があったが、
専務に苦言も出来ず、「特にこれと言って。。。」と軽く応答する。
午後から品質会議が始まったが、私の担当の製品は特に問題なく、話は専らT社側の製品品質に及ぶ。
帰国後、結果を気にしておられた常務に、その旨報告したら、それは良かったと喜ばれた。
品質会議も、流動可との結論を最後に無事終了し、関係者幹部が参加しての打ち上げ会が、
ジャクソンのダウンタウンの中心にあるシティズン・バンクビルで準備されていたので我々も参加する。
ビルのは窓からは、ジャクソンのダウンタウンが一望出来、西にブレイクビル、その右にグランド・リバーマーケット、
北の方向には、メカニック・ストリートとルイス・クリックハイウェイの交差点があり、その後をコンレイル鉄道の列車が走っている。
南から西に目を移すと、白い突塔が立つファースト、バプチスト教会が見え、
ジャクソン・カウンティータワービルの奥にブレイクビルが現れて一回りしたことになる。
品質会議も無事終了したので、意気合いあいムードで打上げ会も盛り上がる。
専務とは、品質会議のみの同行で、後は全て別行動なので、別れの挨拶をして今夜の宿に向かう。
シティズン・バンク・ビル
地図の中央がシティズン・バンク・ビルです <米国 ジャクソンにて>
ジャクソンの風景を、
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