朝、バンフの町を出発し、ヨーホー国立公園に向かう。
ヨーホーの語源は先住民の「驚異・畏怖」を表す言葉で、三千米級の山々が28も並ぶ、俗化されていない観光地であるが、
短期日程が多い日本人旅行者は訪れることが少ない。
トランス・カナダ・ハイウェイからエメラルド川を遡ると、エメラルド・グリーンの湖が現れる。
ロッキーの湖は水中に浮かぶ微細な岩の粉が太陽の光に反射して、独特のエメラルド色を見せるが、
その中でも、このエメラル湖は代表的な湖である。
ルイーズ湖が1884年にエメラル湖から名称変更した時に、この湖がその名前を引き継いだ。
<ヨーホー国立公園エメラルド川>
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ヨーホー国立公園のエメラル湖へは、バンフの町からキッキング・ホース川沿いのトランス・カナダ・ハイウェイを走るが、
そのキッキング・ホース川が長年にわたって川床のライムストーンを削り続け造り上げた自然のアーチが「ナチュラル・ブリッジ」である。
橋は中央で切断されているが、跨いで歩くことが出来、その下を奔流が勢い良く流れている。
多くの観光客が、橋の周りを取り囲んで橋を眺めていたが、流石に、橋を渡る人は誰も居なかった。
確かに、自然の妙ではあるが、エメラル湖の途中にあることだけが最大の存在価値に思えた。
<ヨーホー国立公園キッキング・ホース川>
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ジャスパー国立公園にある、ロッキーで一番のシャッター・スポットであるマリーン湖のスピリット島を訪れた。
そのマリーン湖クルーズから、ジャスパーに戻る途中で、湖の水位が上下するので、
「魔法」と名付けられた「メディスン湖」を過ぎた辺りで、数台の車が停車していた。
何事かと、上を見ると、木の上に黒熊の子が登って、我々を眺めている。
ロッキーもここまで入り込むと、自然が豊富なのに驚嘆する。
マリーン川にえぐり取られた石灰岩が、カナディアン・ロッキー最大規模の荒々しい渓谷を
形成している「マリーン渓谷」を散策する。
橋の50m下に谷があり、落差25mの滝も景観を盛り上げている。
<ジャスパー国立公園マリーン渓谷>
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ロッキーで一番のシャッター・スポットであるマリーン湖のスピリット島を訪れましたので
下記の赤字のリンクより、その風景を30枚の写真にてご覧ください
マリーン湖のスピリット島