横浜三塔         2019年9月26日



 ホテルの窓から、「みなとみらい21」を見下ろす、                                  神奈川県庁の屋上に立つ、高さ36mのキングの塔

 アパホテル&リゾートにて、横浜散策の二日目の朝を迎える。  ホテルの窓から、「みなとみらい21」を見下ろす。 中央に、横浜ランドマークタワーが見える。  左下に汽車道、右端に帆船日本丸、中央に、桜木駅とランドマークタワーを繋ぐ動く歩道が見える。  横浜ベイタワーの湊未来側の30階の部屋を利用できたことが最高だった。  アパホテル&リゾートは今月の20日に開業した最新のホテルである。  今年の5月23日に連泊した仙台駅北のアパホテルも昨年秋に開業した最新のホテルだった。  ホテルを出て、万国橋通りから、ランドマークタワーやアパホテル・横浜ベイタワーをもう一度望む  万国橋通りを南西にあるいて、海岸通り四丁目交差点に来る。 左折して、海岸通りを進む。  二丁目交差点まで歩くと、右前方に、マンション・ルネ・ブランシュがある。  左前方には、神奈川県警察本部がある。 神奈川県警察本部の前から、モニュメント越しに警察本部前交差点を望む。
 横浜税関の玄関前を通過する。 横浜税関は「クイーンの塔」で知られている。  みなと大通りにある、横浜関税前交差点に到着し、横浜関税のクイーンの塔を望む。  横浜関税前交差点の南に、神奈川県丁が建っている。 神奈川県庁の屋上には、横浜三塔の一つであるキングの塔が建っている。  神奈川県庁の玄関は、チューリップの時にも訪れた日本大通りにある。  神奈川県庁本庁舎は関東大震災後の1928年に四代目として建てられた。  本庁舎の外観の全体構成はクラシックであるが、細部は幾何学的な独自の意匠が用いられている。  庁舎内の階段を登ると、高さ36mのキングの塔が建つ、屋上に出ることが出来る。  五重塔をモチーフとしたとされるキングの塔は和風意匠を用いた「帝冠様式」建築の先駆的事例と云われている。  横浜三塔は、キングの他に、クイーンとジャックの塔がある。  地上五階建ての県庁舎の中央部に建つキングの塔は建物のシンボルである。  屋上からは、市庁舎の周りの風景が遠望できる。
 最初に目に付いたのは、県庁前交差点の西に建つ横浜市開港記記念会館である。  開港記記念会館の左側のビルは、東京電力で白い鉄塔が立っている。  後の赤い建物は、マンションの「グリフィン横浜・日本大通り」である。  開港記記念会館の前が、県庁前交差点。 左が横浜法務合同庁舎別館えある。  屋上の北側に、ライト様式のテラコッタが置かれている。 背後が横浜地方警察庁のビルである。  左手には日本大通りの港郵便局前交差点と横浜情報文化センターが見える。  港郵便局前交差点には、ツアーグループらしき一団の姿もある。  日本大通りに沿って、右から横浜情報文化センター、横浜港郵便局、現在建設中のビルと並ぶ。  日本大通りと海岸通りが交差する開港資料館前交差点が見える。 その左の建物が海洋会館である。  南東を望むと、中央、横浜開港資料館越しに水町通りが見える。 右が山下町SSKビルである。
 海洋会館前の海岸通りはクランクして、山下公園通りになる。  海洋会館の左後の白い建物が波止場会館で、左の歩道橋が山下臨港線プロムナードである。  フランス料理店アクアオリビンの後に象の鼻防波堤、左後に瑞穂埠頭の風車が見える。  大桟橋埠頭の背後の二本の塔は、横浜火力発電所の煙突である。  左に目を移すと、二本の赤レンガ倉庫の右に水上バスや遊覧船の船着場が見える。  白い遊覧船マリーン・シャトルが停泊している。  前が横浜赤レンガ倉庫1号館、後が横浜赤レンガ倉庫、横の広場ではテントが並びイベント中らしい。  開港の道・山下臨港プロムナードの後に開港の丘、海を挟んで赤レンガ倉庫がある。  横浜税関前交差点が見えてきた。 左がJAグループ神奈川ビル、右が横浜税関である。  横浜三塔のクイーンの塔が立つ横浜税関の左、元浜町通りの向こうに、再びランドマークタワーが見える。  360度の展望を体験させて貰って、キングの塔を後にする。

     キングの塔 地図の中央の矢印がキングの塔です      <神奈川県横浜市中区日本大通にて>
神奈川県庁のキングの塔を、下記の「神奈川県庁のキングの塔」のボタンをクリックして53枚のスライド写真でご覧ください。

     

 五階建てのエキゾチックな横浜税関の高さ47mのクイーンの塔、               「ジャックの塔」と呼ばれている、横浜市開港記念会館のシンボルである時計塔

 市庁舎のキングの塔での、貸し切り状態の展望に満足して、下りは階段を降りる。  階段には、宝相華の模様が見られる旧帝国ホテルのものと類似している装飾灯で飾られている。  日本大通り側の表玄関と反対側の、みなと大通り側の玄関を出て、みなと大通りから、神奈川県庁本館を望む。  みなと大通りに架かる空中通路は、本館と神奈川県庁新館を繋いでいる。 キングの塔の後は、高さ47mのクイーンの塔がある横浜税関の建物を目指す。  五階建てのエキゾチックな横浜税関はベージュ色の磁器タイルで覆われている。 税関では、一階にある「横浜税関資料展示室」のみ一般公開している。  展示室では運上所時代の制服、密輸品を運ぶ小道具などが展示してある。 ブランド品の本物と偽物の違い、ワシントン条約該当品なども展示してある。  イスラム寺院を想わせる緑青色のドームを後にして、ジャックの塔のある横浜市開港記念会館に向かう。
 県庁前交差点越しに、横浜市開港記念会館を望む。 横浜市開港記念会館のシンボルである時計塔は、「ジャックの塔」と呼ばれ高さは約36mである。  開港記念会館は開港50周年を記念して、1914年に着工し、1917年に開館した。 関東大震災で全焼したが、1927年に復元再建された。  開港記念会館は、1989年にドーム部が再建されると同時に、重要文化財に指定された。  外壁は、腰石まで花崗岩、1・2階は赤い化粧煉瓦と白い花崗岩を積み上げた。 開港記念会館は2017年7月1日で、開館100周年を迎えた。  ボランティア・ガイドの方にお願いして、丁寧な解説をして頂いた。  椅子に腰かけて説明を聞きながら、正面にある、二階ホールのステンドグラスを眺める。  左右のステンドグラスは、明治初期に市民の生活を表している、左は「呉越同舟」右は「箱根越え」を表している。  ステンドグラスの上部、鳳凰の中央部には、横浜市章の「ハマ菱」が見られる。  窓枠の飾りがある「バラ窓」は、正面玄関の上に見られたものである。 バラ窓の間から、玄関の正面にある神奈川県庁舎とキングの塔を望む。
 時計塔は塔の下から上を覗くだけで、建物以外に目ぼしいものはステンドグラスだけである。  中央階段には、黒船ポーハタン号来航を題材にしたステンドグラスがある。  開港記念会館は現在中公会堂として一般市民に活用されている。 二階から会場を覗く。  公会堂の講堂では、現在、第30回神奈川人権研究交流集会が行われていた。 横浜の占領時代の歴史まで教えて頂いたガイドさんにお礼を述べる。  開港記念会館の外に出て、みなと大通りから本町通りへと左折する。  本町通りに面した開港記念会館の玄関、この地は岡倉天心が1862年に生まれた場所でもある。  開港記念会館は辰野式フリークラシックスタイルで立てられた建物である。

   開港記念会館 地図の中央の矢印が開港記念会館です        <神奈川県横浜市中区本町1丁目にて>
横浜関税と開港記念会館を、下記の「横浜関税と開港記念会館」のボタンをクリックして42枚のスライド写真でご覧ください。

  

 横浜市開港記念会館の前にある、横浜市認定歴史的建造物の「綜通横浜ビル」、  左から、ザ・タワー・横浜北中、横浜地方法務局、アパホテル・リゾート・横浜ベイタワー

 横浜市開港記念会館の前から本町通りを南東に望む。 右手前に神奈川県庁が見える。  横浜市開港記念会館の前に、横浜市認定歴史的建造物の「綜通横浜ビル」がある。  本町一丁目交差点迄来て、交差点からベイスターズ通りを南西に望む。 ベイスターズ通りは本町通りまでである。  本町二丁目交差点に到着して、本町通りを北西に望む。 左前が貸店舗の弁護士ビルである。  本町三丁目交差点に到着して、本町通りを北西に望む。 左がマンションのD'グラフォート横浜である。  交差点から、本町通りを南東に望む。 左が横浜手形交換所である。
 本町通りを更に進むと、右手、リアンレーヴ馬車道の左に、赤い時計塔の様な結婚式場のカサ・デ・アンジェラがある。  本町四丁目交差点に到着、北側に赤い縦縞の横浜地方法務局がある。  本町四丁目交差点から万国橋通りを北東に望む。 左手に、アパホテル・リゾート・横浜ベイタワーが見える。  みなとみらい大通りの南側に、横浜アイランドタワー、北側に、2020年2月に竣工予定で、 地上58階建て、高さ200mの「ザ・タワー・横浜北中」がある。
 北仲橋に来て、大岡川を上流に望む。 北仲橋越しにみなとみらい21が見える。 北仲橋の上から日本丸交差点を望む。  動く歩道のさくら通りに上がり日本丸を望む。  南東を望むと、ザ・タワー・横浜北中、その右に高さ155m、地上32階建の新市庁舎が見える。  クイーンズタワーAを右に見ながら、横浜ランドマークタワーの中へ入る。  みなとみらい大通りを跨ぐ歩道橋に出て、ランドマークタワーと三菱重工横浜ビルを望む。
 けやき通り西交差点の歩道橋からけやき通りを北東に望む。 けやき通り西交差点に降りる。 左右がみなとみらい大通りである。  けやき通り西交差点からけやき通りを北東に歩く。 右側が横浜ロイヤルパークホテル、中央右がクイーンズタワーAである。  みなとみらい駅前交差点から北西を望む。 右がみなとみらいセンタービル、左前方に、横浜メディアタワーの鉄塔が見える。  みなとみらいホール交差点から、国際大通りのパシフィコ横浜前交差点を望む。

     綜通横浜ビル 地図の中央の矢印が綜通横浜ビルです      <神奈川県横浜市中区本町1丁目にて>
本町通りの風景を、下記の「本町通りの風景」のボタンをクリックして38枚のスライド写真でご覧ください。



 ぷかり桟橋に停泊している、体験学習が出来る旅客船の帆船「みらいへ」、   横浜港に面した臨海パークから、2本の白い横浜火力発電所の煙突とハマウィングを望む

 パシフィコ横浜前交差点に到着、左前にパシフィコ横浜展示ホールが見える。  パシフィコ横浜前交差点から国際大通りを南東に望む、正面がヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルである。  横浜港に面した臨海パークに到着、左に、橋本町コットンハーバーのタワー群が見える。  臨海パークは、横浜港を望む抜群のロケーションが目の前に広がるみなとみらい地区の最大の緑地である。  左手前方には、瑞穂埠頭に建つ風車が見える。 風車の右に見える青い船体は大型タンカーSLNCグッドウィルらしい。  左に建つ2本の白い柱は、大黒町にある横浜火力発電所の煙突である。  大黒埠頭を挟んで、左に大黒大橋、右に横浜ベイブリッジが見える。 山下公園から出航した、観光船マリーンルージュが目の前を通過する。  マリーンルージュは山下公園の他に、ぷかり桟橋、ピア赤レンガ、横浜駅東口でも乗船できる。  横浜ベイブリッジの周りには、多くの船舶が見える。 右手には横浜海上防災基地がある。
 ぷかり桟橋には、体験学習が出来る旅客船の「帆船みらいへ」が停泊している。  帆船「みらいへ」は旅客定員40人、帆枚数は横帆3枚、縦帆10枚、マスト高さ30mである。  ぷかり桟橋には、先程のマリーンジュールが停泊している。  ぷかり桟橋はヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの前から海に突き出ている。  ぷかり桟橋を後にして、ホテルの前を通り国際橋へ向かう。 対岸に横浜みなとみらい万葉倶楽部、右に国際橋が見える。  フェニックスマリンのチャータークルーズ船「フェニックスエース」が目の前に。
 横浜ベイブリッジの右手に、ハンマーヘッドクレーン、その右に、新港埠頭客船ターミナルの新複合施設の「横浜ハンマーヘッド」が見える  国際橋の下を潜ると、対岸に、よこはまコスモワールドの大観覧車が現れる。  大観覧車「コスモクロック21」に搭乗したのは、3年半前の2016年2月10日だった。  国際橋を挟んで、左にヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル、右に大観覧車「コスモクロック21」が見える。  大観覧車の右に見えるのがアニヴェルセルみなとみらい横浜である。  その後にはアパホテル、右には、地上58階建ての「ザ・タワー・横浜北中」が見える。  左に目を移すと、アニヴェルセルみなとみらい横浜、その右に、ホテルの「ナビオス横浜」が見える。
 左からナビオス横浜、アパホテル・リゾート・横浜ベイタワー、ザ・タワー・横浜北中、32階建ての横浜市新市庁舎と並ぶ。  日本丸メモリアルパークにあるメモリアルパークタワーへ、後がクイーズタワーA、 右に、横浜ベイホテル東急、コンチネンタルホテル、国際橋と並ぶ。  横浜みなと博物館の屋根になってる芝生広場から、日本丸交差点の横断歩道を渡って桜木町駅へ。  桜木町駅前広場に到着する。 左に、クイーンズのタワー群、右に、ワシントンホテルの複合施設であるクロスゲイトが見える。  桜木町駅前広場から、ワシントンホテルと富士ソフト桜木本社ビルを望む。  桜木町駅から根岸線に乗車、横浜駅で横須賀線に乗換えて帰宅する。

     臨海パーク 地図の中央の矢印が臨海パークです      <神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目にて>
臨海パークからの風景を、下記の「臨海パークからの風景」のボタンをクリックして39枚のスライド写真でご覧ください。

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