砂川砲台と鈴ヶ森     2019年2月16日


 勝島運河の堤防に菜の花が並ぶ「しながわ花海道」

 
 昨年の1月28日に、旧東海道を青物市場駅まで散策したので、今回はそこからスタートする。  東海道南品川交差点から、旧東海道を南下すると右手に、左鮫州、十四番千体荒神南の石柱がある。  間もなく、都道420号との交差点へ到着する。  旧東海道から西に望むと、手前に京急本線、都道の地下をリンかい線が走っている。  都道420号交差点の南西角に立つ柱に、「東海道竜馬がゆく」の文字が見られる。  420号線から旧東海道を南に100m程歩くと右手奥に星雲稲荷神社がある。  青雲稲荷神社は4社ある鮫州稲荷神社の一つである。  鮫州稲荷神社では、2月16日・17日に「二の牛祭」が行われる。
 青雲稲荷神社の前の路地を南に歩くと、突然、鮫州駅の前に出る。 再び、旧東海道に戻る。  旧東海道を歩くと直ぐの、右手奥に、鮫州八幡神社の鳥居が現れる。 境内にある古木の梅は満開である。  鮫州八幡社は古くは、御林八幡宮と称された。 社殿は1972年に造営されたものである。  八幡社の境内社には漁師町に因んだ魚呉玉神社や出世稲荷神社がある。  鮫州稲荷神社の一つ、出世稲荷神社に参拝後、再び旧東海道へ。  旧東海道の入口に立つ石柱には、八幡神社の文字が見える。  旧東海道を進むと、右手の石柱に、左立会、十八番 花海道入口の文字が見える。  そのまま進めば立会に至る。 左手には勝島運河がある。
 旧東海道の両側に、白玉稲荷大明神の幟が目立って来た。 右手の奥の通りに神社がある。  右手の石柱には、「 左なみだ橋、十九番 北浜川」の文字が見える。 旧東海道を外れて勝島運河に向かう。  勝島運河に出ると、西側の堤防に黄色く輝く菜の花が並び、「しながわ花海道」の幟が立っている。  運河は南端が立会川の河口で、北端で京浜運河に合流している。  東岸には、佐川グローバルロジスティクス株式会社が見える。  勝島運河には数隻の釣り船が停泊していて、鴨に餌をやる少女以外は動きが全く見られなかった。  品川区にある勝島運河の堤を飾る「しながわ花海道」にて、菜の花と共に記念写真を撮る。
 最近は「ロジスティク」と云う文字が至る所で見られるようになった。  40年余り前、これからの製造業は物流が生命線だと叫び、走り回ったが、 当時は、「ロジスティク」の文字すら認知されなかったことを思い出す。  「しながわ花海道」は立会川と鮫州の商店街が、1.5kmの防潮堤を舞台に始めた「緑化プロジェクト」である。  勝島運河にある大山丸桟橋の対岸には、日本貨物鉄道勝島社宅のビルが並ぶ。  「立会川河口堤防船だまり」防潮堤に上がると、浜川砲台跡がある。

     しながわ花海道 地図の中央の矢印がしながわ花海道です      <東京都品川区東大井2丁目17にて>
旧東海道鮫州の風景を、下記の「旧東海道鮫州」の
ボタンをクリックして39枚のスライド写真でご覧ください。


 京都南座新開場記念公演の舞台にもなった鈴ヶ森刑場

 浜川砲台はペリー艦隊が再来航した時の1854年に土佐藩が造った。  土佐藩はこの地に鮫州抱屋敷を持っていたので砲台を造ることを幕府に願い出た。  この浜川砲台が出来た頃には、には、佐久間象山塾で大砲操練を学んだ20歳の坂本竜馬がいた。  品川宿には「東海道竜馬が行く」の文字が見られたが、彼は浜川砲台で繋がっていた。  浜川砲台で復元された大砲は、六貫目ホーイッスル砲である。 浜川砲台から旧東海道に戻り、立会川駅に向かう。
 旧東海道から、立会川繁栄会の幡が並ぶ、立会川竜馬通りを北に歩く。  京急本線の踏切の手前、立会川竜馬通りの左手に竜馬像がある。  立会川にある竜馬像は、20歳の龍馬像として建立された。  立会川は近代を拓いた龍馬が志を立てたゆかりの地と言える。  龍馬像の南側に、立会川が流れていて、弁天橋が架かっている。  立会川に架かる浜川橋は別名涙橋とも呼ばれ、鈴ヶ森刑場に向かう罪人と涙を流して別れたと云う。  浜川橋を渡り、旧東海道を進むと右手に、天祖神社がある。  競馬通りを横断する、右に行くと大井競馬場がある。
 南大井町一丁目辺りの旧東海道を南に歩くと右手に、海運稲荷神社がある。  海運稲荷神社を過ぎると、右手に、厄神大権現が祀られている浜川神社がある。  江戸の刑制史上重要な遺跡である、東京都指定旧跡の鈴ヶ森遺跡に到着する。  鈴ヶ森遺跡は1651年に開設された御仕置場の跡である。  この鈴ヶ森刑場で、丸橋忠弥、天一坊、八百屋お七、白木屋お駒などが処刑された。  昨年の11月13日の京都南座新開場記念公演で、白鸚と愛之助演じる「鈴ヶ森」を観て来た。  南座の歌舞伎の舞台でも出て来た「髭題目」を刻んだ石碑は池上本願寺貫首日の筆による。  首都高速の下から、鈴ヶ森交差点越しに鈴ヶ森歩道橋を望む。 右に、鈴ヶ森刑場跡がある。
 しながわ区民公園の勝島の海周辺は改装閉鎖中だったので、水族館の前から勝島の海を望む。  勝島の海を北に望むと、かもめ橋が見える。 再び、国道15号第一京浜に出て北を望む。  右が首都高速一号線のアクセス道路である。 第一京浜を南に望む、右前が高速道路の「鈴ヶ森入口」である。  大森海岸駅前歩道橋の手前から第一京浜道路を南に望む。 歩道橋の右に大森海岸駅がある。  歩道橋の上から第一京浜道路を南に望む、前が大森海岸駅前交差点、左がTマーク・シティホテルである。  歩道橋の上から第一京浜道路を北に望む、前に、首都高速1号羽田線の鈴ヶ森入口が見える。  大森海岸駅前歩道橋を降りて、大森海岸駅から、京急本線に乗り、品川駅経由で帰宅する。

   鈴ヶ森遺跡 地図の中央の矢印が鈴ヶ森遺跡です        <東京都品川区南大井2丁目5にて>
浜川砲台から鈴ヶ森遺跡までの風景を、下記の「浜川砲台から鈴ヶ森遺跡」の
ボタンをクリックして44枚のスライド写真でご覧ください。

次ページへ

最近のウォーキングより