現在、上野の森美術館でフェルメール展を開催中である。
先日、息子一家が、フェルメール展を見て来たとガイドブックを置いて行った。
開催終了期限が迫って来たので、やっと腰をあげる。
京成上野駅にて下車して上野の森へ向かう。 今日も、上野公園にて、西郷さん越しに、東京スカイツリーを望む。
上野の森美術館に到着。 上野の森美術館は公益財団法人日本美術協会が運営している。
現在は、常陸宮正仁親王殿下が総裁をつとめられている。
開催期間は、昨年の10月5日から今年の2月3日迄である。 今日も参観者が続々と詰めかけている。
現存35展の作品の中で、今回来日したのは10点、本日の出展は7点である。
美術館の前にフェルメールの作品のパネルが飾ってある。 その中で、「ワイングラス」は初来日の作品である。
「手紙を書く女」は2010年9月14日に訪れた、ロンドン・ナショナル・ギャラリーの出品である。
今回の3点を加えると、現存のフェルメールの35点の内、23点が来日したことになる。
フェルメールは2011年6月29日に見た「地理学者」以来、7年振りの再会である。
チケットカウンターには、料金2700円で、入場時間枠の指定がある。
出品作品を以下に羅列してみる。 フランス・ハルスの「フェインチェ・ファン・ステーンキステの肖像」、 ピーテル・サーンレダムの「アルクマールの聖ラウレンス教会」、
ヘラルト・ダウの「本を読む老女」、 ピーーテル・デ・ホーホの「人の居る裏庭」、 アラールト・ファン・エーフェルディンヘンの「嵐の風景」、
ヤン・ステーンの「家族の情景」
フェルメールの作品は、以下の7点である。 「牛乳を注ぐ女」 「真珠の首飾りの女」 「ワイングラス」
「手紙を書く婦人と召使」 「マルタとアリアの家のキリスト」 「リュートを調弦する女」 「手紙を書く女」である。
今日は来日作品の内、2点が展示されてなかったが、その分、会場は空いていた。
2000年には、5月5日に愛知県美術館にて「恋文」、8月10日にウィーンの美術史博物館で「絵画芸術」を見た記録が残っている。
1991年10月3日にルーブル美術館、1889年7月2日にメトロポリタン美術館を訪れたが、フェルメールの記憶は定かでない。
上野の森美術館を出て、正岡子規記念球場の横を通ると、歌碑が新設されていた。
最後に、安井誠一郎先生の胸像を見てからJR上野駅へ向かう。
上野の森美術館
地図の中央の矢印が上野の森美術館です <東京都台東区上野公園1にて>
フェルメール展を、下記の「フェルメール展」の
ボタンをクリックして40枚のスライド写真でご覧ください。