紅葉狩りの目的で、調布駅から深大寺行きバスに乗って深大寺小前交差点で下車する。
深大寺東参道である深大寺通りを西に向かって歩き深大寺へ。 右手に不動の瀧がある。
不動の瀧の前で、深大寺通りから右手の、石敷きの深大寺東参道に入る。
参道を紅葉が彩る。 右手に、深大寺そば「八起」の幟が見える。
「八起」では深大寺そばの他に、そば饅頭も売っている。 山門に到着する。
深大寺の山門は1695年に建てられたもので、深大寺最古の建造物である。
深大寺は調布市にある仏教寺院で、天台宗別格本山である。
名称は、三蔵法師を守護した水神「深沙大王」に由来する。
深大寺は733年に、満巧上人が法相宗の寺院として開創したと云われている。
東京都では浅草の浅草寺に次ぐ古刹である。」
深大寺は日本三大だるま市で一つ「深大寺だるま市」で知られている。
境内に入ると、紅葉の向こうに、深大寺の本堂が見える。
大正時代に再建された深大寺本堂に参拝する。 深大寺の本尊は阿弥陀三尊像である。
1376年に鋳造された重要文化財の梵鐘は、釈迦堂に保管されている。
深大寺は江戸時代の1646年と1865年に火災に遭い、堂宇の大半を失っている。
深大寺の銅造釈迦如来倚像は2017年9月15日に国宝に指定され話題になった。
倚像とは、椅子に腰かけたポーズの仏像を指す。
銅造釈迦如来倚像は、現在釈迦堂に安置されているが撮影は禁止である。
7世紀の白鳳期の作で法隆寺の夢違観音との共通点が多い。
三元大師堂の参拝を最後に深大寺の参観を終え、再び参道に戻る。 深大寺の西隣にある「深大寺一休庵」に入る。
深大寺そば組合では現在、第37回深大寺そばまつり実施中である。
完全自動製粉石臼挽きで挽いたそば粉と深大寺の水だけで打った、
手打十割そばと、手打ち八割そばの「とろろそば」を頂く。
家光は鷹狩りの際に深大寺に立ち寄って蕎麦を食べ、褒めたとされている。 一休庵を出て、神代植物公園に向かう。
途中に1968年に再建された、「深沙大王堂」があったので参拝する。
深大寺の北側の道を東に歩くと、間もなく神代植物公園の深大寺門に至る。
深大寺の山門
地図の中央の矢印が深大寺の山門です <東京都調布市深大寺元町5丁目13にて>
深大寺の紅葉を、下記の「深大寺の紅葉」のボタンをクリックして38枚のスライド写真でご覧ください。
神代植物公園の南東にある公園の入口の、深大寺門に到着する
深大寺門から神代小橋を渡って、つばき・さざんか園へ。
さるすべり・ざくろ園の紅葉が素晴らしくて、暫し見とれる。
シマサルスベリの黄葉が特に素晴らしかった。
さるすべり・ざくろ園から竹・笹園へ。 竹林に囲まれた静寂な空間で一休みする。
再び、神代小橋を渡ってかえで園へ。 色付いた「かえで園」の中を歩く。 かえで園から芝生広場へ。
芝生広場の北側にある売店パークスにて、食べ物を調達する。
静かな芝生広場の中では、中央にある薄のお山だけが目を引く。
芝生広場から西に向かって、黄金に輝くヒマヤラ杉を目指す。
しゃくなげ園の東側にある水辺に到着する。
水辺に生える黄金色のヒマヤラ杉の美しさに見とれながら、上高地や北海道で見た黄金色のヒマラヤ杉を思い出す。
ヒマラヤ杉に誘われて、水辺を東に歩くと、前方に東屋がある。
ヒマラヤ杉が並ぶ水辺からばら園の噴水に向かう。 ばら園の前から、先程のヒマヤラ杉を望む。
ばら園を東に望むと、正面にばら園テラスが見える。 国際ばらコンクール花壇の背後には、ヒマラヤ杉が見える。
薔薇とヒマラヤ杉のコラボをカメラに収める。 ばら園の西側にある大温室に向かう。
大温室は1984年に完成し、珍しい熱帯の植物が集められている。 合言葉が「片思い」のベゴニアがある。
神代植物公園は、現在、4千800種類、10万本・株の樹木が植えられている。
園内は植物の種類ごとに30ブロックに分けられている。
大温室を出て、ばら園の中の噴水を東に望む。
帰りも再び、深大寺門を出て、深大寺通りから三鷹通りへ。
三鷹通りを超える、調布市深大寺元町五丁目歩道橋を渡る。
歩道橋の上から、探していた京王バスの深大寺小学校のバス停が見える。
調布駅行きのバスに乗り、調布駅に到着する。
北口から北を望むと、ファッションビルのパルコがある。
パルコの左に、最近建設された「トリエ京王調布B館」、その左にサウスゲートビルが見える。
菊屋ビルの右側のトリエ京王調布A館に調布駅の入口がある。
やっと、トリエ京王調布A館にある調布駅に辿りつく。
神代植物公園
地図の中央の矢印が神代植物公園です <東京都調布市深大寺元町5丁目31にて>
神代植物公園の紅葉を、下記の「神代植物公園の紅葉」の
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