未訪問の仁右衛門島を訪れるべく、久留里街道を南下し道の駅に寄る。
道の駅「ふれあいパーク・きみつ」には、「ふるさと物産館」がある。
太海駅の近くの太海フラワー磯釣センターへに到着する。
太海フラワー磯釣センターの駐車場に車を置いて、太海漁港へ向かう。 漁港には、仁右衛門島へ渡る桟橋がある。
仁右衛門島へは手漕船で5分で、渡ることが出来る。 定員32名の小舟は、渡る人が居れば、その都度出航する。
船頭さんは、ユニホームを着用した二人体制である。 仁右衛門島は千葉県で最も大きな島である。
全島が砂岩よりなる周囲4kmの島で、鴨川市太海の沖合200mにある。
仁右衛門島は横から見ると、亀の形に見える。 太海漁港の堤防には、白い灯台が立っている。
やがて、渡し船は、太海漁港の外に出る。 舟の上から北の方向を望むと、厳嶋神社がある弁天島が見える。
仁右衛門島と太海漁港は狭い海溝になっていて、島の左右とも、陸地に接近している。
仁右衛門島に到着し、磯に上陸する。 仁右衛門島には、一寸した休憩所があり、自動販売機もある。
島内には案内板があり、それに従って勝手に自分で歩き回る。
先ず、丘の上に登る。 丘の上から西を望むと、右手に、太海フラワー磯釣センターが見える。
北東を望む。 右手の岬は、入道ヶ岬だろうか。 中央に、厳嶋神社がある弁天島が見える。
弁天島の右手が、東条海岸の砂浜だろう。
丘の上には、島主の住居がある。
代々島主は平野仁右衛門を名乗り、現在の島主は推定で38代目と云う。
庭内には、皇太子殿下御見学記念の碑や、常陸宮殿下御来島記念の碑がある。
島の東部には奇岩が聳えている。 日蓮が朝日を拝したと伝えられる「神楽岩」である。
神楽岩のある場所は、日蓮聖人の霊地になっている。
仁右衛門島は千葉県指定名勝になっている他、新日本百景にも選ばれている。
島の北東側の磯を歩く。 島の南東に階段があり、右側に鳥居ある。 稲荷大明神が祀られている。
稲荷大明神の右側には、源頼朝が隠れたと云う洞穴がある。
仁右衛門島の北東側の風景を、下記の「仁右衛門島 1」の
ボタンをクリックして47枚のスライド写真でご覧ください。
島の南東にある階段を登ると、先ほどの神楽岩が見える。
階段の上の高台の前には東の海が広がっている。
磯に降りて、仁右衛門島の南側の磯から西側の磯へと歩く。
西側の磯を歩くと、右手に、休憩所が見える。 西側の磯から北の磯に向かう。
仁右衛門島の北西は海に突き出ている。 北西の突端の磯に登り、太海漁港を望む。
太海漁港から、渡し船が此方にやって来た。
迎えの舟に乗り込んで、太海漁港へ。 束の間の仁右衛門島を後にして、太海漁港へ向かう。
漁港に着くと、渡船乗り場の裏山に石段があり、石段の上に社が見える。
石段を登り、「津嶋神社」に参拝する。 神社の前からは、太海漁港と仁右衛門島が見える。
太海フラワー磯釣センターに戻り、地図に載っている、鴨川のゴリラ岩を探すも判別出来なかった。
磯釣センターの前には、太平洋に面して、磯が連なる海岸が広がっている。
太海フラワー磯釣センターを後にして帰路に就く。
仁右衛門島
地図の中央の矢印が仁右衛門島です <千葉県鴨川市太海浜にて>
仁右衛門島の南西側の風景を、下記の「仁右衛門島 2」の
ボタンをクリックして53枚のスライド写真でご覧ください。