仁右衛門島       2018年10月10日


 日蓮が朝日を拝したと伝えられる、仁右衛門島の「神楽岩」

 未訪問の仁右衛門島を訪れるべく、久留里街道を南下し道の駅に寄る。  道の駅「ふれあいパーク・きみつ」には、「ふるさと物産館」がある。  太海駅の近くの太海フラワー磯釣センターへに到着する。  太海フラワー磯釣センターの駐車場に車を置いて、太海漁港へ向かう。 漁港には、仁右衛門島へ渡る桟橋がある。  仁右衛門島へは手漕船で5分で、渡ることが出来る。 定員32名の小舟は、渡る人が居れば、その都度出航する。  船頭さんは、ユニホームを着用した二人体制である。 仁右衛門島は千葉県で最も大きな島である。  全島が砂岩よりなる周囲4kmの島で、鴨川市太海の沖合200mにある。
 仁右衛門島は横から見ると、亀の形に見える。 太海漁港の堤防には、白い灯台が立っている。  やがて、渡し船は、太海漁港の外に出る。 舟の上から北の方向を望むと、厳嶋神社がある弁天島が見える。  仁右衛門島と太海漁港は狭い海溝になっていて、島の左右とも、陸地に接近している。  仁右衛門島に到着し、磯に上陸する。 仁右衛門島には、一寸した休憩所があり、自動販売機もある。  島内には案内板があり、それに従って勝手に自分で歩き回る。  先ず、丘の上に登る。 丘の上から西を望むと、右手に、太海フラワー磯釣センターが見える。  北東を望む。 右手の岬は、入道ヶ岬だろうか。 中央に、厳嶋神社がある弁天島が見える。  弁天島の右手が、東条海岸の砂浜だろう。
 丘の上には、島主の住居がある。  代々島主は平野仁右衛門を名乗り、現在の島主は推定で38代目と云う。  庭内には、皇太子殿下御見学記念の碑や、常陸宮殿下御来島記念の碑がある。  島の東部には奇岩が聳えている。 日蓮が朝日を拝したと伝えられる「神楽岩」である。  神楽岩のある場所は、日蓮聖人の霊地になっている。  仁右衛門島は千葉県指定名勝になっている他、新日本百景にも選ばれている。  島の北東側の磯を歩く。 島の南東に階段があり、右側に鳥居ある。 稲荷大明神が祀られている。  稲荷大明神の右側には、源頼朝が隠れたと云う洞穴がある。

 仁右衛門島の北東側の風景を、下記の「仁右衛門島 1」の  ボタンをクリックして47枚のスライド写真でご覧ください。


 新日本百景にも選ばれている仁右衛門島

 島の南東にある階段を登ると、先ほどの神楽岩が見える。  階段の上の高台の前には東の海が広がっている。  磯に降りて、仁右衛門島の南側の磯から西側の磯へと歩く。  西側の磯を歩くと、右手に、休憩所が見える。 西側の磯から北の磯に向かう。  仁右衛門島の北西は海に突き出ている。 北西の突端の磯に登り、太海漁港を望む。  太海漁港から、渡し船が此方にやって来た。
 迎えの舟に乗り込んで、太海漁港へ。 束の間の仁右衛門島を後にして、太海漁港へ向かう。  漁港に着くと、渡船乗り場の裏山に石段があり、石段の上に社が見える。  石段を登り、「津嶋神社」に参拝する。 神社の前からは、太海漁港と仁右衛門島が見える。  太海フラワー磯釣センターに戻り、地図に載っている、鴨川のゴリラ岩を探すも判別出来なかった。  磯釣センターの前には、太平洋に面して、磯が連なる海岸が広がっている。   太海フラワー磯釣センターを後にして帰路に就く。

     仁右衛門島 地図の中央の矢印が仁右衛門島です      <千葉県鴨川市太海浜にて>
 仁右衛門島の南西側の風景を、下記の「仁右衛門島 2」の  ボタンをクリックして53枚のスライド写真でご覧ください。

次ページへ

最近のウォーキングより