新日本海ヘリー     2018年6月26日


 上越新幹線からの車窓風景「荒川と高崎駅」

 3年ぶりの北海道旅行に、東京駅の日本橋口迄息子に車で送って貰う。  今回の旅行は、クラブツーリズム主催の「傘寿のお祝い旅」である。  東京駅から往復新幹線グリーン車利用、8組16名の旅である。  集合場所の東京駅の日本橋口構内に、ツアー参加者らしい人々が集まりだした。  コース名は「最盛期のベランダー咲く富良野4日間」で未だ未訪問の富良野が目当てだ。  新潟には、マイカーで何度も訪れたが、上越新幹線は初乗車である。  上越新幹線の白とピンクと青のラインが珍しい。 マイカーの長距離運転の次は新幹線活用だろう。  マイカーやバスでは東北に何回も旅をしたが、東北本線すら乗車した記憶がない。
 乗車車両は、東京発8時24分新潟行きの「Maxとき307号車」である。  東海道新幹線は旧家の市内に駅があり、頻繁に利用させてもらった。 二人の結婚生活も新幹線と共に始まり、時を過ごした。  いよいよ乗車開始、乗車車両は2階建ての15号車のグリーン車である。 写真を撮って呉れる人が現れてので、乗車時間中での記念撮影。  新幹線に乗車して、窓から東を見る、丸の内オアゾの「丸の内ホテル」と22階建ての「丸の内北口ビル」が見える。  田端駅のプラットホームが見える、後のビルはNSKビルと田端アスカタワーである。  田端駅を過ぎると直ぐに、山手線を走る緑のラインの車両が左へと別れて行く。  荒川を渡ると埼玉県だ、上流の橋が国道17号中山道の戸田橋である。
 武蔵浦和駅で武蔵野線と交差する。 次の中浦和駅で貨物線の上を通過し、先方で武蔵野線と合流する。  さいたま新都心駅と大宮駅の間で、西を望むと地上32階建てのエスファータワーが見える。  高崎駅から西を望む、右手前方にホテルの「東横INN」が見える。  越後湯沢駅に到着、西を望むと、ライオンズマンション越後湯沢第二の黄色い建物が見える。  長岡駅に近づいて来たら、山が後方に退き視界が開けて来た。 車窓には、長岡市民防災センターの防災避難広場の芝生が。  広場にの北側に隣接した長岡市緑花センター花テラスやセレモニーホール長岡会堂の前を通過。  長岡駅の直ぐ南の通りが見える。 この辺りは殿町で、先方の国道と交差する所が、殿町二丁目交差点であったる。
 グリーン車は、二階席であり、窓からの眺めが良い。 間もなく、終点の新潟駅なので降りる支度を始める。  飛行機のビジネスクラス程ではないが、座席の居心地は良い。  10時28分に新潟駅の到着、2時間4分の新幹線の旅であった。  上越新幹線の新潟駅で下車する。 乗りなれた東海道新幹線と比べて、ホームの静かなこと。  乗車した「Maxとき」2階建て車両E4系から分かれて、プラットホームから、トランクを引いて地上へ向かう。  窓から新潟駅南口広場を望む、右手に「プラーカ3」が見える。  新潟駅の駅前南口を後にして、バスが待機する「プラーカ2」の方に向かう。  新潟駅の左に見えるのが、JR東日本ホテルメッツ新潟であったる。  バスは、駅前の商業施設「プラーカ1」の前、「ウィラー」乗場の近くで待機していた…  この乗車場は、駅前バスターミナルでは無くて、観光バス専用の乗場らしい。  傘寿を祝うおもてなしの旅」の明示板を掲げた新潟交通のバスに乗車する。 駅前にある「プラーカ3」の前の大通りを走り新潟港へ向かう。

 上越新幹線からの風景を、下記の「上越新幹線」の  ボタンをクリックして57枚のスライド写真でご覧ください。


 新日本海フェリー「あざれあ」でのひと時

 新日本海フェリー新潟フェリーターミナル前のロータリーに到着する。  新日本海フェリーの発着所は信濃川と通船川の合流点である通船川の河口にある。 新日本海フェリー新潟フェリーターミナルに入る。  添乗員さんの手続きが終了するまで待機する。 新日本海フェリーの行き先は、小樽の他、苫小牧、秋田、敦賀にも便がある。  乗船して甲板から、今乗車した通路を望む。 新日本海フェリー新潟フェリーターミナルが見える。  ターミナルは新潟市の古湊町にあり、背後に山の下町が広がっている。 右手には、荷物積み降し用のスロープが見える。  乗船フェリーは2017年の新造船の「あざれあ」である。 フェリーの左側後方には、通船川が見える。
 後方が信濃川で、通船川との間にあるのが新潟港の北埠頭である。  信濃川の河口が広がる、対岸の白い建物が国土交通省北陸地方整備局だろう。 フェリーは汽笛を鳴らし岩壁を離れ、信濃川の河口へ。  フェリー乗り場では、作業員らしき3人が手を振っている。 飛鳥Uの出航の時と比べて、テープも無く淋しい風景である。  角を曲ると、いよいよ信濃川である、右手に、信濃川の右岸が延びる。  通船川の右岸河口で、左に見える赤白の塔がある所が新潟火力発電所である。  信濃川の左岸から海に延びる堤防が目の前に、後方に日本海が広がる。  堤防は左の信濃川と右の日本海を区切っている。 堤防の付け根左に新潟海上保安部新潟信号所がある。
 フェリーは信濃川を進む。 河口から信濃川の上流を望むと、突き当たりに新潟市街地の中心が見える。  中央に見えるのは、万代島に建つホテル日航新潟だろう。 白い灯台の前を通過、背後にはリンコー倉庫の白いタンクが見える。  信濃川の右岸堤防の先端には白い灯台、左岸先端には赤い灯台が立っている。   フェリー「あざれあ」の船名は、西洋ツツジの和名であるアザレアに由来する。  あざれあは2018年に、省エネ型や高効率推進システムにより、シップ・オブ・ザ・イヤー2017年大型客船部門を受賞した。  総トン数14,125トン、載貨重量6,205トンである。  三菱重工業下関造船所で建造された「あざれあ」は、建造費は約90億円である。  「あざれあ」の航行区域は近海限定の非国際線で旅客定員は600名である。  フェリーの全長は197.5m、垂線間長は188m、幅は26.6mである。  デッキ数8の「あざれあ」は高さ20.3m、満載喫水は7.2mである。 甲板に出る。
 鴎は何処でも人気者、餌の与え方と餌までもお世話になる。 初心者には、見た目ほど簡単ではない 夫婦で参加させてもらう。  日本海の外洋に出て、霞に包まれたので船内に入る。 船内は飛鳥Uと比較すること自体が問題だが、小さいゲームセンターがあるだけである。  食堂は海が見えるが、ファミリーレストラン並みで、その場で注文する形式である。  デラックスツアーの我々には、流石に、豪華メニュー?が用意されていた。 船室6階の専用テラス付き海側であるが、外の景色は今一歩だ。  部屋で一服した後は、唯一の楽しみである6階の露天風呂へ。 今回の旅行は、傘寿を迎えた8組16名を祝う、「おもてなしの旅」である。  始めてのフェリーの旅は、6階の船室にも拘らず、船底のエンジン音に戸惑う。  始めて知った、日本海に浮かぶ粟島の島影を見ながら静かな時を過ごす。

   新日本海フェリーでのひと時を、下記の「新日本海フェリー」の  ボタンをクリックして57枚のスライド写真でご覧ください。

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