上野動物園のパンダ     2018年5月29日


 上野動物園で見られるインドネシアに住むスマトラ虎

 整理券を貰ってパンダを見物できるのは、今月一杯である事を知り、 急遽、京成本線で京成上野駅に向かい、駅から紫陽花を見ながら上野恩賜公園にある上野動物園へ足を延ばす。  今日の上野公園の目的は、いつもの美術館ではなく、上野動物園のパンダである。  園内の入ると、先ず目に付いたのは、タイの代表的な建築物である東屋の「サーラータイ」である。  更に中に進むと、家光が閑々亭と名付けたと云われる藤堂高虎の茶室がある。  何十年ぶりで動物園に入ったことか。 上野動物園は初めてなので、精力的に動物を見て歩く。
 先ず、インドネシアに住むスマトラ虎、次はアフリカの熱帯林に生息するニシゴリラ。  ゴリラは、オスの「ハオコ」とメス4頭、子供が3頭いる一夫多妻の大家族である。  黒いベストを着たような模様が特徴的なミナミコアリクイを見てから、藤棚休憩所で一休みする。  上野動物園の名物のパンダ団子を食べてみる。 再び獣舎巡り、マレーグマは初めてか?  ヒグマやツキノワグマは、以前、見たことがあるが。  マレーシアの食事風景は、隠された餌を探して食べるのが日課らしい。  草原やいろいろな森林地帯に生息しているアジアゾウが4頭いる。  一匹のオスのアティ、三匹のメスのウタイ、スーリヤ、ダヤーである。  象の檻の前で、イベントを開催中、実物大の、象の鼻先のスタンピング。  折角なので、お土産に、シートにスタンプして貰う。
 パンダの予約時間には未だ間があるので、西園に足を延ばす。  モノレールで東園駅から西園駅へ。片道150円、乗車時間は1分半。  西園駅を出て、係員に教えて呉れた西園のお勧めの動物達を目指す。  最初は、「オカピ」を、脚の縞模様が美しい。  森の貴婦人「オカピ」は、20世紀に入ってから初めてその存在が確認された。  オカピの次は、西アフリカに生息するコビトカバである。  1989年生まれの「モミジ」、2003年生まれの「ショウヘイ」などがいる。  その他に、オマキザル科の「ワタボウシタマリン」や、マングース科の「ミーアキャット」、 アンデス地方西部に分布する「デグー」を見て歩く。   再び、モノレールに乗って東園へ。  モノレールの窓からは不忍池の蓮が見える。  モノレールの東園駅から、表門の近くにあるパンダ館へ急ぐ。

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 大勢の人の目が注ぐ、木の上に留まっているシャンシャン

 パンダ館に到着する。 ジャイアント・パンダの獣舎は二つあり、  一つはオスのジャイアント・パンダの「リーリー」、別の獣舎では、オスと母子のパンダが居る。  最初に、「リーリー」の建物へ。 此方の方は、予約しなくても、楽々見物できる。  獣舎に入り、奥に、リーリーを見つける。 オスのパンダの「リーリー」には、特に感激はない。  11年前の2007年5月3日に「成都大熊猫繁育研究基地」を訪れたのを思い出した。  1万8千円の料金を払えば、子供のパンダを抱いて、自分のカメラで写真を撮ってくれた。  先ず、リーリーを観察した後、子供のパンダ「シャンシャン」がいる隣の獣舎へ。
 シャンシャンは木の上に留まっている。  あっという間に、シャンシャンの前を通り過ぎる。 来月からは、予約でなく、並んだ順に見せてくれる。  待ち時間は長くなるが、列の間が空かず、多くの人が見物できるらしい。  パンダを最後に、上野動物園の参観を終えて、動物園の表門に向かう。  門を出て、JR上野駅に向かう。  小松宮彰仁親王像の前で、コマツオトメの原木を見つける。  小松宮彰仁親王像に別れを告げ、上野駅へ向かう。

     上野動物園のパンダ館 地図の中央の矢印がパンダ館です      <東京都台東区上野公園9にて>
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