今日は先日インターネットで予約した迎賓館を訪れる。
中央線で現地に向かう途中で、車窓から、市ヶ谷駅のフィッシュセンターを望む。
四ツ谷駅から、新宿通りに出て、 四谷見附交差点へ。
外堀通りを南に歩くと、前方に四谷中前交差点が見えてきた。
四谷中前交差点から、真南にある迎賓館の正門に向かう。
若葉東公園の真ん中を貫く道を歩いて正門の前へ来る。 迎賓館の正門は、参観コースの出口になっている。
迎賓館の正門から迎賓館の中門を望む。 既に、多くの参観者の姿が見える。
参観コースの入口は西門なので、前庭を左に見ながら鮫河橋坂通りへ。
鮫河橋坂通りに面した迎賓館西門に到着。 スマホで予約した書面を示して迎賓館赤坂離宮の中へ入る。
門から入ると直ぐに、首都高新宿線の上に出る。 高速道路に架かる橋を渡って右折すると受付がある。
受付で荷物検査、身体検査をした後庭内へ。 左手に、前庭に入る門がある。
参観順序では、前庭の参観は本館参観後になっている。
前庭は覗く程度で済ませて、本館に向かう。 本館への入口は、本館の西側にある。
本館内部は、セキュリティー確保ため、撮影禁止になっている。
本館内部は予想を遥かに超えた豪華な空間だった。本館の参観を終え、噴水のある主庭に向かう。
主庭は日没後は入庭禁止である。 迎賓館は外国からの来賓を接遇する外交の場になっている。
迎賓館は、かって紀州徳川家の江戸中屋敷があった。
その場所に、東宮御所として、今の迎賓館が建設された。
東宮御所は１０年の歳月をかけて１９０９年に完成した。 本館は地上二階、地下一階の建物である。
本館の幅は１２５ｍ、奥行は８９ｍ、高さは２３.２ｍである。
迎賓館は明治時代の建築家片山東熊の総指揮の下に建設された、
日本における唯一のネオバロック様式の西洋風宮殿建築である。
当時の一流建築家や美術工芸家が総力を挙げて建設した。 迎賓館の前身である赤坂離宮には、
昭和天皇や今上陛下が一時期住まわれた。
赤坂離宮は東宮御所として建設されたが、東宮御所としてはあまり使用されなかった。
花びらのような形状をした噴水池の中央に、西洋庭園風噴水が置かれている。
噴水を取り巻く台座の上には４体のグリフォンが見られる。 グリフォンの他にも、亀やライオンなども見られる。
噴水の水中のノズルは２重になっていて、いずれも中央に向かって放出されている。
内側の高い放水の噴水は４組設置されている。
迎賓館参観の前半の部分を、下記の「迎賓館 １」の
ボタンをクリックして４６枚のスライド写真でご覧ください。
噴水の周りには、見頃は過ぎたとは云え、躑躅が未だ頑張っている。
本館の南東の建物の前に、テントが見える、和風別館参観者用らしい。
本館の東側の先に前庭があるが、通行止めになっている。
戦後、赤坂離宮は建物・敷地ともに国に移管された。
離宮は国会図書館、内閣法制局、東京オリンピック組織委員会などの機関に使用された。
外国の賓客を接遇するため、５年有余と１０８億円の経費をかけて改修された。
村野藤吾の設計で改修が行われ、１９７４年に迎賓館として完成した。
開館以来、世界各国の国王・大統領、首相などが宿泊した。
館内では、歓迎行事、首脳会談、要人との会談、晩餐会などが開催された。
本館南側の主庭の参観を終え、再び、第二事務棟の前の前庭の西門に向かう。
迎賓館は日本・アセアン特別首脳会議、先進国首脳会議など、重要な国際会議の会場にもなった
迎賓館赤坂離宮の本館、正門、主庭噴水池などが、２００９年に国宝に指定された。
前庭に入り、迎賓館赤坂離宮の北側を望む。 正面玄関には四本の太い柱が立っている。
正面玄関の重厚な鉄扉を開けると、市松模様の床に真紅の絨毯が敷かれた「玄関ホール」がある。
迎賓館本館の左右は、翼を広げたように前に突き出ている。
本館前から、北側に広がる前庭を望む、中央に中門がある。
本館の玄関前から、前庭を横断して中門へ。 中門から更に北にある正門を望む。
中門を出て正門に向かう。 此処から正門までも、前庭だろう。
左右の前庭の中央にも噴水がある。 迎賓館正門に到着。
迎賓館正門は、外から何回も眺めたが、今回やっと、中から眺めることが出来た。
迎賓館正門の北には、若葉東公園がある。
迎賓館参観コースの出口になっている正門を出る。
正門から、四谷中交差点に向かって歩く、右手に、若葉東公園がある。 四谷中前交差点へ。
左手の鮫河橋坂通りには、学習院初等科や四谷中学校がある。
外堀通りを四ツ谷駅に向かう。 四ツ谷駅から中央線に乗って帰宅する。
赤坂迎賓館
地図の中央の矢印が迎賓館です ＜東京都港区元赤坂２丁目１にて＞
迎賓館参観の後半の部分を、下記の「迎賓館 ２」の
ボタンをクリックして３８枚のスライド写真でご覧ください。
