大調和展     2018年4月28日


     東京都美術館で開催された第57回大調和展

 東京都美術館を目指して、京成上野駅で下車する。  最初に、川柳の原点「誹風柳多溜発祥の地」の碑が目に入る。  誹風柳多溜発祥の地の碑の横の石段を登ると、西郷隆盛銅像の前に出る。  西郷隆盛銅像の北に、「彰義隊の墓」がある。  美術館に行く途中で、清水観音堂の月の松から、不忍池弁天堂を覗く。  論語・千字文を伝えた王仁博士顕彰の「博士王仁碑」にも立ち寄る。  上野・東京都美術館が見えて来た。 現在、第57回大調和展を開催中で、 開催期間は、2018年4月26日から5月2日迄である。  第57回大調和展の主な受賞者は、次の通りである。
 武者小路賞 高岸徹、 優秀賞 漆山孝、黒田良市、外池邦夫、吉川宏子、   会員努力賞 上田和子
 今回の大調和展に高校の同窓生が賞を貰ったとのことで、夫婦で訪れた訳である。  東京都美術館の次の巡回先は、5年前の2013年4月14日に訪れた「広島美術館」である。  大調和展の観賞を終え、美術館を出て上野の森へ。 街頭芸人で賑わっている。  上野の森の中で一息つく。 上野の森のツツジは満開に近い。 上野東照宮へ。
 1631年に佐久間大膳亮勝之が寄進した「お化け燈籠」を過ぎると神門がある。  現在、牡丹祭りの最中である。 一昨年の2016年4月25日に来た時は、牡丹苑に入った。  東照宮の横に、1639年に土井利勝により再建された重文の旧寛永寺五重塔がある。  上野東照宮は、1627年に創建された家康公を神としてお祀りする神社である。  1651年に造営された、上野東照宮の唐門の前へ。 左甚五郎作の龍の彫刻がある。  境内には、広島と長崎の原爆の火を今も燃やし続けている「広島と長崎の火」がある。  上野東照宮の参拝を終え、再び、上野の森へ。  上野の森は、都会の喧騒の中とは思えない静けさである。  新緑の中の大気を十分吸い込んで、上野駅から帰路に付く。

     東京都美術館 地図の中央の矢印が東京都美術館です      <東京都台東区上野公園80にて>
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