ネモフィラが満開との情報に釣られ、常磐自動車道を走り、友部サービスエリアへ。
軽食用の食料を購入してひたち海浜公園に向かう。
常磐自動車道から北関東自動車道、東水戸・常陸那珂道路を経て、ひたち海浜公園の臨時駐車場へ。
臨時駐車場も既に満杯状態である。 海浜公園入口交差点に出て、海浜公園に向かう。
海浜公園西ゲート交差点まで来ると、西口・翼のゲートが目の前に。 ゲートの前では、入場券を購入する人が群れている。
ゲートを潜るとテラスがあり、水のステージが遠望できる。 西池の前には、野外ステージが見える。
西池を右手に見ながら、案内標識に従って見晴しの丘を目指す。
イベント開催時には展示スペースにもなる休憩所の「テラスハウス」前を通過する。
西池の池畔を右回りに歩く。 後方には、西口・翼ゲートが見える。
西池の北岸を「みはらしの丘」に向かって人々が歩いている。
西池の東端に到着。 噴水の後に、サイクリングコースの橋が見える。 記念の森散策路を通って、見晴しの丘へ。
正面に、青一色の見晴しの丘が見えて来た。 菜の花畑の向こうに、青い丘が広がる。
ネモフィラの青の背景で、菜の黄色い花が引き立つ。 行列に従って、見晴しの丘に向かう。
みはらしの丘は、昭和61年から平成19年にかけて造成された。 米軍の射爆撃跡地に公共工事の建設発生土を積み上げた丘である。
丘の標高は58mで、ひたちなか市での最高地である。 丘からは、太平洋や関東平野の広がりが一望できる。
平成14年に、その丘に立地特性を生かした今迄にない花風景が造られた。
丘一面に、ライトブルーのネモフィラを導入し、海と空と丘を繋げた壮大な景観が演出された。
出発当時は、現在の半分にも満たない面積で、約200万本から始まった。
ネモフィラは北アメリカ原産の一年草で、和名を瑠璃唐草と云う。
草丈は20cm程度で、花の大きさは約2〜3cmの可憐な花である。
ネモフィラは、本来は、花壇の脇役に過ぎない花であるが、
脇役の小さな花一つ一つが空に繋がるような美しい景観を造り出している。
認知度と人気が高まり、平成26年度には「いばらきイメージアップ賞」を受賞している。
「ひたち海浜公園」は、平成29年度に、「県民が自慢したい話題」の一位に選ばれた。
「ネモフィラハーモニー」のイベントの期間は4月21日から5月13日迄である。
ネモフィラの見頃は、例年、4月中旬から5月上旬である。 今年は温暖化の影響か、花の開花時期が一般に早い。
今日は、4月中旬なのに、もう満開である。
ネモフィラの群花を、下記の「ネモフィラハーモニー 1」の
ボタンをクリックして38枚のスライド写真でご覧ください。
多くの人が見守る中で、花嫁の撮影が行われている。
人に見られることに快感を覚える人種だろう。
約450万本のネモフィラが「みはらしの丘」の一面を青一色に染め上げている。
一年草のネモフィラは、毎年コキアの抜き取りが終わった11月頃から種を播いている。
みはらしの丘に植えられているネモフィラは、流通量の多い品種の「インシグニスブルー」である。
苗が霜に晒されないように、霜除けのシートを設置している。
広大な「みはらしの丘」の雑草は、地道な手作業で除去している。
ネモフィラの青が、空の青に溶け込んで、境界を見失うほどの絶景を提供している。
標高58mのみはらしの丘の最高地に登る。
丘の上から、太平洋を望むと、茨城港が見える。 国営ひたち海浜公園の東に隣接して、小松製作所茨城工場がある。
茨城港は、北は日立港、南は常陸那珂港に別れ、この辺りは常陸那珂港である。
左端には、自動車運搬船らしき、ワレニウス・ウィルヘルムセンの船も見える。
常陸那珂港はスバルの積み出し港になっているから、その関連だろう。 ネモフィラを愛でて、みはらしの丘を歩く。
みはらしの丘は、将に、ラッシュアワーである。 みはらしの丘の前では、人々がピクニック気分で昼食を楽しんでいる。
みはらしの丘のネモフィラを眺めれるベンチも超満員である。
ネモフィラを満喫した後、チューリップを尋ねて、西池の南の「たまごの森フラワーガーデン」に向かう。
ひたち海浜公園の見晴しの丘
地図の中央の矢印が見晴しの丘です <茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町にて>
ネモフィラの群花を、下記の「ネモフィラハーモニー 2」の
ボタンをクリックして30枚のスライド写真でご覧ください。
たまごの森フラワーガーデンでは、現在、「チューリップワールド」のイベントを開催中で、
風車や卵型のオブジェとともに、ヘルメンな世界を造り出している
たまごの森での「チューリップワールド」の開催期間は4月7日から20日である。
チューリップの例年の見頃は、4月中旬から下旬である。
今年の開花は、どの花も早いが、ネモフィラに加えて、チューリップの開花にも辛うじて間にあった。
たまごの森フラワーガーデンには約240品種、約25万本が植えられている。
先日の4月4日に、お台場の「臨海副都心チューリップ・フェスティバル」にも行ってきた。
お台場のチュ―リップは、400品種、20万本であった。
此方の方が、5万本ほど多いが、それ以上に見応えがあった。
お台場のウエストプロムナードに比べて、「たまごの森」の会場が魅力を一段と引き出したようだ。
2003年5月5日に訪れた、キューケンホフ公園を思い出した。
キューケンホフ公園は、メルヘンなたまごの森に加えて、小川が縦横に流れている。
上高地を会場にしたような、キューケンホフ公園はやっぱり一端の長がある。
チューリップワールドのヘルメンな世界で、チューリップを十分満喫して、たまごの森を出る。
たまごの森には、チュ―リップの中を歩いている多数の人の姿が見られる。
西口・翼ゲートの前に到着。 会場に広がる、西池や、テラスハウス、記念の森をなどを望む。
西口・翼ゲートを出て、再び、常陸那珂・東水戸道路、北関東・東北自動車道を走る。
佐野サービスエリアに寄ってから、佐野藤岡インターで降りて佐野市へ。
今夜の宿のカンデオホテルズ佐野に到着。
部屋の窓から見える、国道50号線佐野バイパスを左に走れば、明日の訪問地の「あしかがパーク」がある。
チューリップワールドの世界を、下記の「チューリップワールド」の
ボタンをクリックして59枚のスライド写真でご覧ください。