東京ドイツ村の芝桜が見頃を迎えたとのことで、館山自動車道の木更津北ICからドイツ村へ向かう。
東京が頭に付いているのは、東京湾アクアライン開通により首都圏から近くなったからという。
カントリーファーム東京ドイツ村はドイツの田園風景をイメージして造られた。
芝桜は毎年3月下旬から咲き始め、今が見頃である。 芝桜の丘は、村内の中央、芝生広場の北にある。
芝桜の丘の下の道路沿いの駐車場に車を置き見晴台を目指す。
東京ドイツ村では、関東最大級の25万株の芝桜が植えられている。 芝桜は5万平方米の地面を覆い尽くすように咲いている。
芝桜の例年の見頃は、3月下旬から4月下旬までである。
下から、丘の上の見晴台を目指して、人々が、続々と登って来る。 見晴展望台までは、後、一息だ。
最近、芝桜を見に行ったのは、愛知県の茶臼山高原で、7年前の2011年5月25日であった。
茶臼山高原の芝桜は、7年前の当時で33万株が植えられていた。
2007年から5ヶ年計画で始められ、最終年では40万株の目標であった。
芝桜の丘の上の見晴台に登って、全体を見渡す。 芝桜が地面を絨毯のように覆い尽くすのはなかなか大変らしい。
それでも、茶臼山高原に比べて、ドイツ村の方が疎らな個所が多い。
茶臼山高原の芝桜は、豊根村の村民が村興しの一環としてやっている。 従って、入園料も駐車料金も無料なのが嬉しい。
そのような訳で、我々の帰路の道には、駐車待ちの車の列が7.5kmも続いていた。
丘の下まで降りて、見晴台を見上げる。 見晴台は芝桜の丘の中腹にもある。
至る所で斑な所が目立つのが気になる。 背後に観覧車が見える、次回は是非乗って見よう。 村内には循環バスが走っている。
芝桜の丘は「フラワーガーデンエリア」で、バスで、レストランがある「マルクトプラッツエリア」に行ける。
エリアとしては、もう一つ「アミューズメントエリア」がある。
ピンクの芝桜の向こうに、ボート池が見えて来た。 芝桜の丘からボート池までの散策路にも、芝桜が植えられている。
右手には、フラワーガーデンエリアの無料休憩所がある。
無料休憩場の他に、しいたけハウスやピザ&カフェテリアがある。 ボート池には、スワンボートが犇めいている。
ボート池から今歩いて来た道を振り返ると、背後に、マルクトプラッツエリアが見える。
今日は出校日なので、スワンボートに乗るような親子連れの姿は無い。
ボート池の池畔にも、芝桜が植えられている。 池の水面に映る芝桜は別の一面を見せる。
水辺と花のコラボレーションは一段と魅力を増す。 紅葉では、巴川に、紅葉が映える「香嵐渓」が最高だ。
チューリップは、オランダのキューケンホフ公園が忘れられない。
その風景は、まるで上高地の新緑の中に、チューリップが咲いているような錯覚を覚えた。
東京ドイツ村では、春の芝桜の他、5月中旬から6月中旬には金魚草、
5月上旬から6月上旬と10月下旬から11月中旬にはバラが咲き、9月から10月にはコキアの谷にコキアが色付く。
ボート池の堤の上から、池畔の芝桜を望む。 ボート池の池畔に咲く芝桜を十分観賞した後、マルクトプラッツエリアに向かう。
マルクトプラッツエリアから芝桜の丘が見える。 マルクトプラッツエリアにはパン工房の建物がある。
バームクーヘン専門店でお土産を買い、芝桜を十分堪能して、東京ドイツ村を後にする。
東京ドイツ村
地図の中央の矢印が東京ドイツ村です <千葉県袖ケ浦市永吉にて>
ドイツ村の芝桜を、下記の「ドイツ村の芝桜」の
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