皇居と東御苑の桜     2018年3月30日


 皇居乾通りの満開の桜を尋ねて歩く人々の行列

 
 皇居乾通りの桜が見頃との情報で大手町駅へ。  大手町交差点から、永代通りを西に歩き、内堀通りに向かう。  内堀通りの大手門交差点から枝垂れ桜越しに、桔梗濠を望む。  内堀通りを二重橋前交差点迄歩く。 待機中の警視庁の車が並んでいる。  皇居前広場を通って坂下門へ、左手に、正門石橋が見える。  結局、大回りして、坂下門に到着。 坂下門を潜る。 正月の皇居参賀の時と比べて、渋滞が全く無い。  宮内庁の建物の前から、桜越しに、富士見櫓を望む。
 乾通りを、乾門に向って歩く、今年は桜が咲く時期が例年と比べて早い。  満開時期に合わせて、今年の一般公開は3月24日から4月1日になった。  春季皇居乾通り一般公開は、天皇陛下の傘寿を記念して、2014年から開始された。  乾通りから、桜越しに、富士見多聞を望む。  二回目は、2016年に行われ、2017年は樹木更新工事のため未実施であった。
 2018年の今年は、整備が完了し、一般公開が再開された。  参入者は、2014年は5日で、385,060人、2016年は9日で、508,010人であった。  今日(3月30日)の参入者は30,990人で、今年の参入者の最小人数日であった。  今年(2018年)の参入者の合計は398,550人であった。  桜を愛でながら、乾通りを歩く。 今年で2回目の参入である。  乾通りから道灌濠を望む。 太田道灌が築いたとの伝承もあるらしい。
 乾通り一般公開の入口は坂下門、出口は乾門又は東御苑方向の一方通行である。  乾通りは、坂下門から乾門まで、約750mの通りである。  通りには、染井吉野、山桜、枝垂れ桜など、合計76本の桜が植えられている。  桜類76本の内訳は、染井吉野52本、里桜5本、枝垂れ桜3本、山桜系12本、ヒガンザクラ系4本である。  桜以外には、紅葉類59本、松67本、その他広葉樹55本が乾通り沿いにある。  今年も皇居参賀に参加したが、春は継続的に人が流れているのでスムーズである。  前方に、乾門が見えて来た。 右手、前方には、北桔橋も見える。  乾門を潜る。 右手に、皇居警察本部吹上護衛署乾門警備派出所がある。

     皇居乾門 地図の中央の矢印が皇居乾門です      <東京都千代田区千代田1にて>
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     東御苑の二の丸庭園の二の丸池畔に咲く桜

 乾門を出て、東御苑に向かう。 代官通りの桜並木も満開である。  通りの向こうには、北の丸公園の桜が見える。  通り沿いに、籠瀬満夫の笛を吹く乙女の彫刻「森の調べ」が立っている。  北桔橋門を渡りながら、乾濠越しに先ほど歩いた、乾通りを望む。 北桔橋門を潜って、東御苑へ入る。  桃華楽堂の前には、ピンクと白と赤の三色のハナモモが咲いている。  天守台は、昨年末の12月2日に登ったばかりだ。
 天守台の南の、国指定特別史跡江戸城跡の桜を眺めながら歩く。  本丸御殿跡の広場では、桜を楽しむ大勢の人の姿がある。 本丸御殿跡から汐見坂へ向かう。  汐見坂を下りながら、二の丸跡を望む。 二の丸雑木林を通り、二の丸庭園へ。  二の丸庭園の二の丸池を巡る。 二の丸池には、ヒレナガニシキゴイが泳いでいる。  ヒレナガニシキゴイはインドネシアのヒレナガゴイと日本のニシキゴイを交配して生まれた鯉である。  二の丸池には桜の花びらが浮かび、池畔にはシャクナゲが咲いている。  アカボシシャクナゲである。 白いベースに赤が混じっている。  桜に彩られた二の丸庭園を最後に、東御苑の散策を終える。 東御苑の大手渡櫓門を出て、大手門交差点へ。  大手門交差点から、大手門駅迄歩き、帰路に付く。

     東御苑の二の丸庭園 地図の中央の矢印が二の丸庭園です      <東京都千代田区千代田1にて>
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