飛鳥山の桜     2018年3月28日


 飛鳥山公園の桜の下で、花見を楽しむ人々

 
 今日この頃は、日本中が桜の花で満ち溢れている。  我が家でも、一歩通りに出ると車道が桜並木になっている。  桜のトンネルを潜って、西船橋駅から、都内の桜の名所である飛鳥山へ向かう。  京浜東北線の王寺駅に到着、線路越しに飛鳥山を眺める。  飛鳥山は、満開の桜に包まれている。 王寺駅の中央口を出て、明治通りを飛鳥山に向かう。  モノレールは長い列が出来ているので、公園入口駅南の階段を登る。
 桜に覆われた、線路沿いの歩道を南東に向かって歩く。 飛鳥山の桜は、今や、満開である。  桜の下では、人々がブルーシートを敷いて宴会中である。  飛鳥山公園は桜の名所として、全国17位、東京都内8位である。  園内には、ソメイヨシノ、サトザクラ、カンヒザクラなど、約600本の桜の木がある。  旧渋沢家飛鳥山邸の青淵文庫の前に来る。  青淵文庫は、昨年の2017年2月4日に来園した時に入館した。  旧渋沢庭園内には、兜稲荷社の本殿がある。 晩香盧も、同じく、昨年館内を拝観した。
 飛鳥山公園の南西側にある本郷通りに出て、本郷通りの桜並木を南東に歩く。  駐車場を枝垂れ桜が囲んでいる。 飛鳥山公園の最南端に到着する。  見事な枝垂れ桜を見てから、更に東の住宅地に入る。 昨年の冬に訪れた「七社神社」がある。  七社神社境内には、御神木の願掛公孫樹がある。  再び、飛鳥山公園に戻るり、渋沢資料館や北村西望の平和の女神像の前を通る。  北区飛鳥山博物館の前の広場も、ブルーシート一色である。 紙の博物館の前の児童エリアは親子連れで溢れている。
 飛鳥山が行楽地になったのは、300年前の吉宗の時代に遡る。  吉宗が享保の改革の施策の一つとして、飛鳥山を桜の名所に仕立てた。  飛鳥山は、当時桜の名所で禁止されていた「酒宴」や「仮装」が容認された。  多目的広場の周りを桜が囲んでいる。 飛鳥舞台から飛鳥山へ。  飛鳥山から音無橋交差点と明治通りを眺めながら、王子駅へ。  飛鳥山公園のあとは、次の目的地である日比谷公園に向かう。

     飛鳥山公園 地図の中央の矢印が飛鳥山公園です      <東京都北区王子1丁目1にて>
飛鳥山公園の桜を、下記の「飛鳥山公園の桜」の
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 鶴の噴水がある、雲形池の水面に広がる桜の花弁

 東京駅から、馬場先門交差点を経由して、日比谷公園の北側の晴海通りを横断し、 日比谷公園に入り、の日比谷目附跡の前を通って、心字池へ至る。  日比谷公園の桜を求めて日比谷公園庭球場沿いの歩道へ向かう。  庭球場を囲む柵の前では、ブルーシートを敷いて、人々が、宴を繰り広げている。  日比谷公園の桜は、庭球場と雲形池の周りにあるだけで、都内の公園としては少ない。
 雲形池の周りには、桜のスケッチを楽しむ人が多数見られる。  雲形池の水面に広がる桜の花弁が、もう、春の終わりを告げている。  雲形池の中央に、鶴の噴水がある。 鶴の噴水は、明治38年に津田信夫と岡崎雪声両氏が製作した。  鶴の噴水は、公園等での装飾用噴水としては、日本で三番目に古い。  水面に薄氷が張り、鶴の像に氷柱が下がる景色は、日比谷公園の冬の風物詩となっている。  日比谷公園を出て、霞門交差点へ。 東京メトロ丸の内線の霞ヶ関駅から乗車して帰路に付く。

     日比谷公園 地図の中央の矢印が日比谷公園です      <東京都千代田区日比谷公園1にて>
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