上野公園の桜     2018年3月25日


 人で埋まっている、上野公園の桜の並木道

 
 上野公園の桜が満開との情報に、早速、上野駅へ出かける。  上野駅公園口から、どっと人が溢れ出す。 上野恩賜公園噴水広場へ。  桜の時期は、ここが上野公園の中心である。  人の流れが、噴水公園広場から、南の桜の並木道に向かっている。  我々も、桜の並木道に入り、桜の並木道を南に向かって歩く。  桜の並木道の両側には、ブルーシートが敷かれ、宴会をする人の姿が見られる。  大行列の人混みの中で、態々、宴席を設ける人の気持ちが理解できない。  余程、自分の存在を主張したいのだろうか。 最近は、承認欲求を満たされない人が多いかも。
 上野恩賜公園は桜の名所として、全国9位、東京都内5位である。  桜並木の下を、京成本線が走っている。 清水観音堂の前迄来たので、舞台に上がって見る。  清水観音堂の月の松から、不忍池の弁天堂を覗く。 桜の並木道に続く、清水観音堂の前は大混雑である。  石段を降りて、京都の清水寺を模した、清水観音堂をを見上げる。  公園内には、雪洞が連なっている。 その数は800個もあると云う。  動物園通りまで下りて、弁天堂へ向かう。 天龍橋を渡って、不忍池弁天堂に向かう。  弁天堂は江戸初期の寛永年間に創建された。  弁天堂は、寛永寺を開山した、慈眼大師天海大僧正によって建立された。
 現在の弁天堂は、1958年に再建されたものである。  不忍池の西岸には、タワーマンションが聳えている。  右端に見えるのが、地上38階建てのルネッサンスタワー上野池之端である。  左端が、地上14階のウェリス上野池之端である。  弁天島から、ボート池と蓮池に挟まれた遊歩のための堤を進む。  石碑によると、不忍池は地名の忍ヶ丘に由来するとある。  15世紀頃には、既に、不忍池と云う名で呼ばれていた。  ボート池には、花見を楽しんでいるボートが満杯である。  上野公園に、前回、花見に来たのは2005年3月30日で13年ぶりのお花見である。  桜並木に彩られた、不忍池の中の遊歩のための堤を歩く。  蓮池越し、桜並木の背後に、東京スカイツリーが見える。

     不忍池弁天堂 地図の中央の矢印が不忍池弁天堂です      <東京都台東区上野公園2にて>
噴水広場から不忍池間での桜並木を、下記の「噴水広場から不忍池間での桜並木」の
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     陽光桜の花弁を蝕んでいる野生化したワカケホンセイインコ

 遊歩堤から不忍池の西岸に出る。 遊歩堤から左折すると、左手に蓮池が広がる。  紅白の桜と背景の柳の緑が美しいスポットに来る。 ピンクの桜は陽光桜らしい。  紅い桜を人々が見上げている、良く見ると何かが動いている。 緑の羽根はインコのようだ。  ネットによると、ワカケホンセイインコというインコで、都内で800羽超が野生化していると云う。  インド南部スリランカに生息している緑色の鳥で、桜の花密への依存性が強いことが分かっている。  良く見ると、陽光桜にワカケホンセイインコが群がっている。  外国旅行者には絶景と見えるかもしれないが、食害も心配だ。  蓮池の向こう、左から、ウェリス上野池之端、パークタワー上野池之端、 右にルネッサンスタワー上野池之端が見える。  蓮池の蓮越しに、遊歩堤の桜並木を望むと人で溢れている。 右端に弁天堂が見える。  水上音楽堂の前から、蓮池の花見台を望む、ここも、人で溢れている。  蓮池周辺の桜並木を十分楽しんだ後、再び、上野公園の南口に戻る。  上野公園前交差点から、上野恩賜公園へ。 再び、桜の並木道を北に歩く。  上野恩賜公園噴水広場から上野駅へ。 今年のお花見の第1日目は無事終了する。

  不忍池の桜並木を、下記の「不忍池の桜並木」の
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