東洋陶器美術館     2018年3月24日


     東洋の磁器の最高峰が展示されている東洋陶器美術館

 
 宿のパナソニックリゾート大阪から大阪モノレール宇野辺駅へ向かう。  駅の構内から周りを見渡すと、大阪トヨペットの駐車場には車が並んでいる。  西を望むと、右手に、大阪モノレールの高架が見える。  西に行くと、名神高速道路の吹田インター、東にに行くと近畿自動車道の摂津北インターになる。  宇野辺駅から大阪モノレールに乗車、千里中央駅で地下鉄北大阪線の御堂筋線に乗換えて淀屋橋駅へ。  駅を出て、御堂筋を北に歩き、土佐堀川に架かる淀屋橋へ至り、 橋の上から、土佐堀川の右岸に建つ大阪市役所を望む。
 右手前方に、目的の、大阪市立東洋磁気美術館が見えて来た。  東洋陶器美術館は、現在特別展の唐代胡人俑展を開催中である。  胡人俑展は、日本初公開の唐代胡人俑の最高傑作を展示して、シルクロードを駆けた夢を実感させる。  20年前の1998年に、パキスタン国境のクンジュラブ峠から西安までの旅を思い出した。  胡人俑展では、慶城県博物館蔵の加彩馬や加彩駱駝、あごひげ&太鼓腹、豹皮パンツを付けた加彩胡人俑 加彩跪拝俑、瑞鳥昆虫史八稜鏡、正倉院伝来の「鳥毛立女屏風」の唐風天平美人像の源流とも云える加彩女俑どが展示されていた。

     東洋陶器美術館 地図の中央の矢印が東洋陶器美術館です      <大阪府大阪市北区中之島1丁目1にて>
宇野辺駅から東洋磁気美術館までの風景を、下記の「宇野辺駅から東洋磁気美術館」の
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     南宗時代に福建省の建窯で焼かれた国宝の「油滴天目茶碗」

 東洋陶器美術館の常設展では、南宗時代に福建省の建窯で焼かれた国宝の「油滴天目茶碗」、 同じく国宝の元時代の龍泉窯青磁である、「飛青磁花生」が展示してあった。  重要文化財としては、龍泉窯青磁の「青磁鳳凰耳」、景徳鎮窯製の「瑠璃地白花牡丹文盤」「青花枇杷鳥文盤」 「青花蓮池魚藻文壺」、耀州窯製の「青磁刻花牡丹唐草文瓶」、定窯の白磁の「白磁銹花牡丹唐草文瓶」 「白磁刻花蓮花文洗」、磁州窯製の「緑釉黒花牡丹文瓶」「三彩貼花宝相華文壺」、奈良三彩と呼ばれる「三彩壺」 朝鮮時代の粉青の代表作の一つ「粉青象嵌蓮花文角杯」、高麗時代の「青磁象嵌鳳凰文方盒」 「青磁陰刻蓮花文三耳壺」「青磁象嵌童子宝相華唐草文水注」「青磁白堆草花文水注」などを見ることが出来た。
 東洋の磁器の最高峰を観賞した後は、タクシーを拾って堂島プラザビルへ。  タクシーの運転手さんが堂島プラザビルが分からないと云うので、2回目の訪問ながら道案内をする。  運転手さんがもたもたし、堂島アバンザなら知っているとのことでやっと辿りつく。  堂島プラザビルの「銀平はなれ」で鯛飯を食べた後、新大阪駅から新幹線で帰路に就く

  東洋陶器美術館を、下記の「東洋陶器美術館」の
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