湯河原の「ホテル ラ シェネガ」で富士を眺める旅の3日目の朝を迎える.
右手には朝日を浴びた伊豆半島の山々が見えるが、残念ながら、山に遮られ、富士山は見えない。
真鶴道路の向こうに、湯河原の街並みが見える。 中央、茶色のビルがエクセレントプラザ湯河原八番館である。
大黒崎の後辺りが熱海で、左に、伊豆半島が延びている。 正面には、遮るものが無い駿河湾が広がっている。
上から眺めるプールの蒼さが一層際立つ。
ホテルの外に出て、南側から、丘の上のホテルを眺める。
中央の部屋のベランダに、お連れの姿が見える。 海の中には、初島がぽつんと見える。
海岸の前には舞鶴道路が通っていて、海岸には出れない。 ホテルの前の桜は、既に、開花している。
ホテルに戻って、前庭に出る。 プールの向こうに、食堂が見える、もう直ぐ、朝食の時間だ。
部屋に戻って、ベランダに出る。 大海原を小舟が走る。 出発前の間、ロビーでゆったりとした時間を過ごす。
中国人旅行者で喧騒になった今日この頃、静かな宿の時間は貴重だ。
長期天気予報通り、今日も晴天が続き、富士山が見られそうだ。
ホテルのパンフレッドには「気ままに過ごす、だた、それだけのために。」とある。
ホテルを出て、石橋インターから西相バイパスに入り、更に、国道134号線を走って江の島へ。
ラ シェネガ
地図の中央の矢印がラ シェネガです <神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜にて>
湯河原の海岸の風景を、下記の湯河原の海岸のボタンをクリックして31枚のスライド写真でご覧ください。
片瀬江の島駅入口交差点から南の駐車場に入り、境川の右岸を歩き、江ノ島を望む。
江ノ島片瀬漁協の前から、江ノ島の参道を望むと、遊覧船乗り場が見える。
巨大マリア像で話題になった親松英治の「海の詩」がある。
江ノ島片瀬漁協前から境川に架かる片瀬橋を望む。
境川に架かる、片瀬橋を渡って、江ノ島入口交差点から参道へ。
先回、江ノ島を訪れた時は、車で島へ渡ったので、今回は参道を歩く。
「名勝及史蹟江ノ島」の石碑の前から、歩行者・自転車道の江ノ島弁天橋を進む。
江ノ島弁天橋から西を見ると、片瀬漁港の彼方に富士が見える。
江ノ島へは、歩行者・自転車専用の江ノ島弁天橋と自動車専用の江ノ島大橋がある。
江ノ島に入り、参道を進むと、最初の青い鳥居が現れる。
狭い参道を進むと、赤い鳥居の背後に、瑞心門が見える。 瑞心門の奥には、弁天様と児童像が並んでいる。
更に石段を登る辺津宮がある。 江島神社辺津宮は、下の宮とも呼ばれ、島の玄関口にあたる。
辺津宮は1206年に、源実朝が創建し、1675年に再建された。
辺津宮境内の奉安殿には、八臂弁財天と妙音弁財天が安置されている。
江ノ島は、2003年1月29日以来、15年ぶりの訪問である。
中津宮に行く途中で、江の島ヨットハーバーを望む。 湘南港には、隙間も無く舟が係留されている。
湘南港灯台が立っている。 手前に江ノ島ヨットクラブの舟が陸揚げされている。
石段を登る。 対岸に、腰越漁港が見える。 中津宮に到着。
中津宮は853年、慈覚大師が創建し、1689年に徳川家綱が再建した。
中津宮は市寸島比賣命をお祀りしている。
島の上迄登ると、右に江の島展望灯台、左に富士山が見える。
西に向かって、奥津宮に下ると、途中に「山二つ」がある。
江の島を二分する境で、海食洞が崩落し、山が二つ出来たと云われている。
江島神社奥津宮に到着する。 奥津宮は、三姉妹の一番上の姉神の多紀理比賣命をお祀りしている。
奥津宮の拝殿天井には、酒井抱一が描いた「八方睨みの亀」がある。
奥津宮の横には、龍宮がある。
石段を降りると、目の前に海が開け、脇に、「潮墳」の碑と称されて観光客に親しまれている、芭蕉の句碑がある。
芭蕉の句碑の前から、西を望むと、箱根の山の向こうに富士山が見える。
春霞に覆われながらも、うっすらと優美な姿を現している。
江島神社中津宮
地図の中央の矢印が中津宮です <神奈川県藤沢市江の島2丁目3にて>
江島神社を、下記の江島神社のボタンをクリックして44枚のスライド写真でご覧ください。
江島神社中津宮下の石段を降りると、「江の島稚児ヶ淵」の石碑がある。
眼下に青い海と岩場が広がる、この辺りから東側が稚児ヶ淵らしい。
右側は、岸壁と岩場が続く、この辺りが、江ノ島の最西端になる。
岩場の先端に、幟が見える、遊覧船「べんてん丸」の船乗り場である。
石段を下って、稚児ヶ淵に降りる。 潮風を感じながら、岩場を歩く。 沖には小舟も見える。
左手、海に突き出ているのは三浦半島だろう。
東側の岩場へは、遊歩道が続いているが、現在は通行止めである。
江の島岩屋洞窟も閉鎖中である。 強い風に、岩場も波立っている。
稚児ヶ淵から西を望むと、駿河湾の彼方に富士の姿がある。
時間がたつにつれて、薄くなったが、雄姿には間違いない。
稚児ヶ淵にて、北を望むと、先に遊覧船乗場がある。 岩場を歩いて船乗場へ向かう。
岩場の向こうに、片瀬海岸西浜海水浴場の浜辺が見えて来た。 遊覧船乗場らしき赤い旗が見える。
遊覧船乗場から江の島弁天橋を望む、後期高齢者カップルにとっては有りがたい帰路だ。
境川の遊覧船乗り場から、弁天丸が迎えにやってきた。 定員30名ほどの小舟が、裏磯の乗り場に到着。
ここから弁天橋の乗り場まで7〜8分で到着す。 遊覧船は稚児ヶ淵から江の島弁天橋を目指して出航する。
右手に、江の島展望灯台が見えて来た。
江の島は引き潮の時のみ州鼻という砂嘴が現れ渡ることが出来る。
日本初の民間灯台の江の島灯台が目の前に、塔高60m、灯火標高107mである。
江の島灯台は1951年に初点灯され、実効光度39万カンデラ、光達距離23海里である。
左手前方に、片瀬西浜海水浴場が見えて来た。 右手に見えるのが、岩本楼本館が見える。
続いて、江の島アイランドスパやアイランドスパの別館が目の前に。
片瀬漁港の白灯台と赤灯台が見える。
新江ノ島水族館の左に、片瀬海岸西浜海水浴場と湘南海岸公園が続く。
境川右岸の堤防が近づいてきた。 片瀬橋の左に見えるのが湘南江ノ島パーク・ホームズである。
今、弁天橋乗り場から出航してきた第十八べんてん丸と擦れ違う。 乗客は一人だけみたい。
境川に架かる片瀬橋が目の前に。 参道と江の島弁天橋を歩く人々がはっきりと見えてきた。
乗船した第十五べんてん丸は弁天橋乗り場にやっと到着する。
第十五べんてん丸は、再び乗客を乗せて弁天島へ向かう。
二泊三日の富士を仰ぐ旅は上首尾に終わり、江の島から帰宅の途に就く。
江の島稚児ヶ淵
地図の中央の矢印が稚児ヶ淵です <神奈川県藤沢市江の島2丁目5にて>
江ノ島ノ海岸の風景を、下記の江ノ島ノ海岸のボタンをクリックして49枚のスライド写真でご覧ください。