羽根木公園の梅が満開との情報に、
小田急に乗って、小田原線の梅ヶ丘駅にて下車する。 梅ヶ丘駅の北口を出て、北に向かう。
駅から北に歩き、梅丘駅北口交差点を通り過ぎると、右手に羽根木公園の入口がある。
羽根木公園は世田谷区にある都市公園である。
公園の南斜面には、700本の梅の木が植えられていて、梅の名所となっている。
古くは、一帯に「六郎次」と云う野鍛冶が住んでいたことから「六郎次山」と呼ばれていた。
その後、根津財閥の所有地になったため「根津山」と呼ばれた。
1965年に世田谷区に移管され区立公園となる。
梅の花が見頃となる、2月には毎年「せたがや梅まつり」が行われる。
2013年4月18日に訪れた、太宰府天満宮にある「飛梅」の分身の梅の木がある。
羽根木公園の梅を観賞しながら歩く。
俳人「中村汀女」の「外にも出よ触るるばかりに春の月」の句碑がある。
せたがや梅まつり三十周年を記念して植樹された枝垂れ梅がある。
今年の「せたがや梅まつり」は2018年2月10日から3月4日である。
「せたがや梅まつり」には、毎年、30万人以上の見物客が訪れる
昨年の見頃は2月25日頃だったとのこと。
今年は「梅まつり」が終わった今日でも満開に近い。
例年に比べて、冬が長かったのか、梅の開花時期が遅れたのが幸いした。
2014年には、3月10日から3月12日まで梅の名所を訪れた。
3月10日は「湯島聖堂」「神田明神」「湯島天満宮」「亀戸天神社」を訪れたが、未だ見頃であった。
最近は、温暖化の影響なのか、季節の変動が激しい。
3月11日に訪れた水戸の偕楽園は、開花時期には早すぎた。
3月12日に訪れた「池上梅園」「向島百花園」「小石川後楽園」もほぼ満開だった。
今年の桜はどうなるのだろうか。
花見は、開花の時期を狙って、自力で行くことにしている。
今年は、三春桜をツアーで頼んだが、開花時期が合致するか気になる。
こじんまりと纏まった、羽根木公園の梅を満喫する。
未だ日は高いので、羽根木公園から東御苑に足を伸ばすことにする。
駅に向かう途中で、古事記橋を発見、由来は不明だが川沿いが散歩道になっている。
梅ヶ丘駅は住宅地の中の駅らしく、構内で生活用品などが売らている。
羽根木公園
地図の中央の矢印が羽根木公園です <東京都世田谷区代田4丁目38にて>
羽根木公園の梅を、下記の「羽根木公園の梅」のボタンをクリックして34枚のスライド写真でご覧ください。
大手町駅で降りて、地上に出と、大手町交差点と大手門交差点の中間に出る。
永代通りを大手門交差点へ向かう。 大手町交差点の北東角には「大手門タワーJXビル」がある。
内堀通りを横断して、大手門の前へ。 大手門の入口側にある高麗門が最初の入口である。
大手渡櫓門を潜って、東御苑の苑内へ。 大手渡櫓門を潜ると、目の前に紅梅がある。
ミツマタの黄色い花も見られる。
二の丸跡に向かうと、右手に、皇居正門石橋に置かれていた「旧飾電燈」が目に付く。
白鳥濠の東側を北上して、東御苑の梅林へ。
天神濠の南側、都道府県の木が並んでいる近くに、東御苑の梅林がある。
僅か、50本ほどの梅の木がある、小さな梅林である。
近くに梅林坂があり、以前、ここに、梅林があったようだ。
梅林から梅林坂を登って、本丸跡に向かう。 梅林坂にも、梅の花が見られる。
本丸跡に至る、天守台の南に大奥跡が広がり、その西に、「桜の島」なる一画がある。
この季節に、梅でなくて、満開の桜である。 勿論、染井吉野ではなくて、「琉球寒緋桜」である。
最後に天守台を目指す。 天守台から琉球寒緋桜や大奥跡を望む。 天守台を後にして、北桔橋門に向かう。
北桔橋門の前から平川濠を望む。 濠に架かる北桔橋を渡って通りに出る。
平川濠越しに、北桔橋門を望む。 平川濠沿いに、竹橋に向かって歩く。
先方に竹橋が見えて来た。 竹橋の北には、首都高速都心環状線が走っている。
竹橋東詰の公園にて、濠に遊ぶ水鳥を写す。 東京メトロ竹橋駅に到着、帰路に付く。
東御苑の梅林
地図の中央の矢印が東御苑の梅林です <東京都千代田区千代田1にて>
早春の東御苑を、下記の早春の東御苑のボタンをクリックして50枚のスライド写真でご覧ください。