羽根木公園の梅     2018年3月6日


     毎年「せたがや梅まつり」が行われる羽根木公園の梅

 羽根木公園の梅が満開との情報に、 小田急に乗って、小田原線の梅ヶ丘駅にて下車する。 梅ヶ丘駅の北口を出て、北に向かう。  駅から北に歩き、梅丘駅北口交差点を通り過ぎると、右手に羽根木公園の入口がある。  羽根木公園は世田谷区にある都市公園である。  公園の南斜面には、700本の梅の木が植えられていて、梅の名所となっている。  古くは、一帯に「六郎次」と云う野鍛冶が住んでいたことから「六郎次山」と呼ばれていた。  その後、根津財閥の所有地になったため「根津山」と呼ばれた。  1965年に世田谷区に移管され区立公園となる。
 梅の花が見頃となる、2月には毎年「せたがや梅まつり」が行われる。  2013年4月18日に訪れた、太宰府天満宮にある「飛梅」の分身の梅の木がある。  羽根木公園の梅を観賞しながら歩く。   俳人「中村汀女」の「外にも出よ触るるばかりに春の月」の句碑がある。  せたがや梅まつり三十周年を記念して植樹された枝垂れ梅がある。  今年の「せたがや梅まつり」は2018年2月10日から3月4日である。  「せたがや梅まつり」には、毎年、30万人以上の見物客が訪れる  昨年の見頃は2月25日頃だったとのこと。
 今年は「梅まつり」が終わった今日でも満開に近い。  例年に比べて、冬が長かったのか、梅の開花時期が遅れたのが幸いした。  2014年には、3月10日から3月12日まで梅の名所を訪れた。  3月10日は「湯島聖堂」「神田明神」「湯島天満宮」「亀戸天神社」を訪れたが、未だ見頃であった。  最近は、温暖化の影響なのか、季節の変動が激しい。  3月11日に訪れた水戸の偕楽園は、開花時期には早すぎた。  3月12日に訪れた「池上梅園」「向島百花園」「小石川後楽園」もほぼ満開だった。  今年の桜はどうなるのだろうか。
 花見は、開花の時期を狙って、自力で行くことにしている。  今年は、三春桜をツアーで頼んだが、開花時期が合致するか気になる。   こじんまりと纏まった、羽根木公園の梅を満喫する。  未だ日は高いので、羽根木公園から東御苑に足を伸ばすことにする。  駅に向かう途中で、古事記橋を発見、由来は不明だが川沿いが散歩道になっている。  梅ヶ丘駅は住宅地の中の駅らしく、構内で生活用品などが売らている。

     羽根木公園 地図の中央の矢印が羽根木公園です      <東京都世田谷区代田4丁目38にて>
羽根木公園の梅を、下記の「羽根木公園の梅」のボタンをクリックして34枚のスライド写真でご覧ください。


     東御苑本丸跡に咲く満開の琉球寒緋桜

 大手町駅で降りて、地上に出と、大手町交差点と大手門交差点の中間に出る。  永代通りを大手門交差点へ向かう。 大手町交差点の北東角には「大手門タワーJXビル」がある。  内堀通りを横断して、大手門の前へ。 大手門の入口側にある高麗門が最初の入口である。  大手渡櫓門を潜って、東御苑の苑内へ。 大手渡櫓門を潜ると、目の前に紅梅がある。  ミツマタの黄色い花も見られる。
 二の丸跡に向かうと、右手に、皇居正門石橋に置かれていた「旧飾電燈」が目に付く。  白鳥濠の東側を北上して、東御苑の梅林へ。  天神濠の南側、都道府県の木が並んでいる近くに、東御苑の梅林がある。  僅か、50本ほどの梅の木がある、小さな梅林である。  近くに梅林坂があり、以前、ここに、梅林があったようだ。  梅林から梅林坂を登って、本丸跡に向かう。 梅林坂にも、梅の花が見られる。
 本丸跡に至る、天守台の南に大奥跡が広がり、その西に、「桜の島」なる一画がある。  この季節に、梅でなくて、満開の桜である。 勿論、染井吉野ではなくて、「琉球寒緋桜」である。  最後に天守台を目指す。 天守台から琉球寒緋桜や大奥跡を望む。 天守台を後にして、北桔橋門に向かう。  北桔橋門の前から平川濠を望む。 濠に架かる北桔橋を渡って通りに出る。  平川濠越しに、北桔橋門を望む。 平川濠沿いに、竹橋に向かって歩く。  先方に竹橋が見えて来た。 竹橋の北には、首都高速都心環状線が走っている。  竹橋東詰の公園にて、濠に遊ぶ水鳥を写す。 東京メトロ竹橋駅に到着、帰路に付く。

     東御苑の梅林 地図の中央の矢印が東御苑の梅林です      <東京都千代田区千代田1にて>
早春の東御苑を、下記の早春の東御苑のボタンをクリックして50枚のスライド写真でご覧ください。

次ページへ

最近のウォーキングより