大町公園の紅葉     2017年12月07日


 大町自然公園のもじみの里にある「もみじ山の紅葉」

 
 市川市動植物園に隣接した、大町自然公園の紅葉が見頃との情報を得て、 市川動植物園の駐車場へ来る。  駐車場から、動植物園に向かう道から逸れて、右の林に入ると紅葉の木々に囲まれる。  紅葉のトンネルを北に歩いて行くと、前方に、市川市動植物園の入口が見えて来た。  今日は左手にある、動植物園を通り過ぎて、大町自然公園に向かう。  遊歩道の左手(南東側)が丘になっていて、斜面に光が差し込んでくる。  丘の斜面には、紅葉の林が続いている。 遊歩道から丘の斜面に上がって、林の中を歩く。  午前の明るい光が林を輝かせている。 大町自然公園の南端の入口に到着する。
 左手の階段を昇ると、「もみじの里」と呼ばれる「もみじ山」がある。  目の前の遊歩道である「大町自然公園歩行道路」をそのまま進めば、「自然観察園」に至る。  もみじ山一帯に、紅葉狩りのための散策路があるので、もみじ山の中を歩く。  自然観察園の方向に下ると、目の前に池が現れる。 池に映える紅葉が美しい。  池の東側には、湿地帯が広がっている。 湿地帯は、大町自然観察園と呼ばれ、四季折々の自然が楽しめる。  もみじ山は、今年初めて訪れたが、今年の紅葉は特に鮮やか、素晴らしい色合いである。
 大町自然観察園の中の遊歩道を北に向かって歩く。 せせらぎが流れる谷あいは、長田谷津と呼ばれている。  フナッシーで全国的に知られるこの辺りは梨畑が広がり、せせらぎの水元になっている。  せせらぎには、湧水も見られ、綺麗な水が流れている。  昔から大町自然公園と呼ばれていたこの地は、東山魁夷画伯も好んで訪れたと云う。  長田谷津は市川市の北部、大町地区から大野地区に渡っている。   長田谷津の遊歩道を更に北に進むと、大町自然公園の北口がある。  大町自然公園の北口から一般道に出る。 右に行くと北総鉄道の大町駅がある。  北口から再び、大町自然公園に戻る。

  大町公園の紅葉山周辺の紅葉を、下記の「大町公園の紅葉 1」の ボタンをクリックして39枚のスライド写真でご覧ください。


    水生植物園から動植物園の入口への紅葉

 長田谷津の流れは水量が豊富で錦鯉も見られる。  長田谷津の遊歩道を南に向かって歩く。  右手の木道へ進むと、フィールド・アスレチックがある。 紅葉の中の長田谷津を、更に、南に歩く。  自然観察園に到着。 この辺りでは夏には蛍が見られる。 水場には鯉の群れも見られる。  自然観察園は水生昆虫の宝庫でもある。 先ほどのもみじ山の山麓の池に到着。  自然観察園からバラ園に向かう。  バラ園の花は既に見頃を過ぎていたのが残念。 それでも、見応えのある赤いバラを見つける。  池に浮かぶ小枝に留まる小鳥を発見。鮮やかな青色はカワセミだろうか。  バラ園の南には、水生植物園がある。  水生植物園から動物園と反対の方向に行くと、せせらぎ園があり一般道に出る。  再び、水生植物園に戻る。水生植物園の池上に架かる木道を歩く。  水生植物園の紅葉を眺めた後、動植物園の入口へ向かう。  午後の光の中で、朝と違う輝きを放っている。  紅葉を十分堪能した後、駐車場へ。  近場にしては見事な紅葉に出会い、大いに満足して帰る。

   大町公園 地図の中央の矢印が大町公園です      <千葉県市川市大野町4丁目にて>

大町公園の長田谷津の紅葉を、下記の「大町公園の紅葉 2」 ボタンをクリックして39枚のスライド写真でご覧ください。

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