東京ゲイトブリッジ   2017年11月02日


   若洲公園の釣り場から東京ゲイトブリッジを望む

 東京ゲイトブリッジ散策のためJR京葉線の新木場駅で下車する。  新木場駅前で、若洲公園行きのバスを探すも、バス停が見つからず、タクシーを拾って若洲公園へ向かう。  若洲公園駐車場出入り口で下車。 帰りのバスを確認するも1時間に1本しかない。  東京ゲイトブリッジ昇降施設に向かって、東京湾臨海道路の下を歩く。  東京湾臨海道路は東京ゲートブリッジから臨海トンネルの西側出口までの8kmである。  東京ゲートブリッジに沿って湾内に、長さ570mの堤防が延びて、釣り施設になっている。  東京ゲートブリッジの右手には、橋の西詰にある中央防波堤内側埋立地が見える。  北側に東京港が広がり、左手に臨海副都心のビル群が見える。  右手に目を移すと、左に出光興産の物流センター、中央に有明興業の建物が見える。  昇降施設で東京ゲイトブリッジの上に行く前に、大勢の人が並んでいる釣り施設の堤防に向かう。  海釣りには、場所も季節も条件的には良いと思うが、魚を釣った姿は見つけれなかった。
 再び、東京ゲイトブリッジ昇降施設へ。 施設は若洲昇降タワーと呼ばれ、橋に登るためのエレベーターである。  最上階の9階には、展望施設があり、8階からゲートブリッジに出れる。  展望台から北を望むと、若洲公園が広がっている。 若洲公園にはキャンプ場がある。  東京ゲートブリッジがある東京湾臨海道路は一般道路で無料である。  道路の東側、若洲海浜公園の南端に電波塔らしき施設が見える。  南東を望むと、東京ゲイトブリッジに平行して釣り施設の堤防が海に延びている。  堤防の向こうに、有明地区のビル群が見える。 中央が東京ビックサイド辺りである。  東京ゲートブリッジの上に出る。 真下に釣り施設の入口が見える。  若洲公園の北に、風力発電所の風車が見える。
 若洲昇降タワーから東京ゲートブリッジの上を中防昇降施設に向かって歩く。  振り返って北を望むと、出光興産の物流センターの建物が遠ざかっていく。  ゲイトブリッジの中央部分が近づいてきた。 東京の表玄関である東京ゲートブリッジは、船の往来が多い。  ゲートブリッジは東京港第三航路を跨ぎ中央防波堤外側埋立地と江東区若洲を結ぶ橋梁である。  建設時は東京港臨海大橋と呼ばれていたが、一般公募の中から「東京ゲートブリッジ」の名称が付けられた。  恐竜が向かい合っているような特異な形状をしている事から恐竜橋とも呼ばれる。  建設の事業期間は2002年度から2011年度で、2012年に開通した。  ゲートブリッジは陸上部のアプローチ橋を含めて、全長が2,618mのトラス橋である。
 若洲昇降口から丁度1,000m歩く。 中央昇降口まで後600mである。  右手前方に、中央防波堤内側埋立地や中央昇降口施設のタワーが見えてきた。  橋の海上を跨ぐ区間の長さが、横浜ベイブリッジやレインボーブリッジの約2倍の1,618mである。  水面から橋梁最上部の高さが87.8mである。  建設地が羽田空港に近く、航空機の飛行ルート上にあるため、航空法により橋の高さが98.1m以下になっている。  ゲートブリッジは東京東航路を通る大型船舶が航行可能なように、桁下の高さ54.6mが確保されている。  中央防波堤内側埋立地では、現在も未だ工事が進行中である。 中央昇降口施設に到着、この施設は現在閉鎖中である。  東京ゲートブリッジのウォーカーは此処で引き返すことになる

     若洲公園 地図の中央の矢印が若洲公園です      <東京都江東区若洲3丁目2にて>
中央昇降口施設までの東京ゲイトブリッジを、下記の「東京ゲイトブリッジ 1」の
ボタンをクリックして51枚のスライド写真でご覧ください。


 若洲海浜公園の人工磯から東京ゲイトブリッジを望む

 東京港の玄関口である「東京ゲートブリッジ」の中央昇降施設は、 西詰めの中央防波堤内側埋立地にあるが、此処には降りることができない。  北側の埋立地は、海の森公園になっている。 海の森公園の東側にはクレーンが何台も並んでいる。  中央昇降施設から東詰の若洲昇降タワーへ引き返す。  東京ゲイトブリッジは、制約条件が厳しい中で吊り橋や斜張橋ではなく、 三角形に繋いだ鋼材を組み合わせて橋桁の荷重を分散するトラス構造が採用された。  支間長は440mで、日本国内のトラス橋としては生月大橋を上回り、港大橋に次ぐ規模である。  照明機器には太陽光発電システムを導入し、低炭素社会への貢献を目指している。  省エネルギー性に優れたLED照明により、夜間のライトアップを行っている。  夜間景観照明は照明デザイナーの石井幹子が担当した。
 ゲートブリッジの中央部まで引き返す。 この地点は海面から61mである。  橋は海の森公園開園後には、公園に通じるアクセス路としての活用も期待される。  歩道の通行時間は10時 から17時、夏期の金曜日・土曜日は10時から20時である。  右手前方に、ディズニーランドのホテル群が見えてきた。  橋のコンセプトは「耐用年数100年を目指す橋梁」であり、様々な最新技術が導入されている。  橋の幅は24mで、往復4車線、都心側に歩道が設置されている。  若洲公園の北側にある風力発電所の風車が見えてきた。
 右端に、東京スカイツリーが立っている。 左端に建つのが、フジテレビの本社ビル、 右手に、ディズニーランドのホテル群が目の前に迫る。  2015年09月21日に搭乗したダイヤと花の大観覧車が見える。  東京ゲートブリッジから降りて、ゲートブリッジの下へ向かう。  橋桁の下から、恐竜を思わせるゲートブリッジを望む。 ゲートブリッジを潜り、若洲海浜公園の南端に向かう。  若洲海浜公園の南端は10トンの石を配置した人工磯になっている。  人工磯から恐竜橋を望む。 若洲海浜公園は、海岸に造られたサイクリングロードが周りが囲んでいる。  恐竜橋をたっぷり眺めてから、若洲海浜公園を歩くことにする。

  中央昇降口施設から若洲昇降タワーまでの風景を、下記の「東京ゲイトブリッジ 2」の
ボタンをクリックして39枚のスライド写真でご覧ください。  


   葛西臨海公園の展望休憩所から東京ディズニーリゾートのホテル群を望む

 東京ゲイトブリッジを離れて、若洲海浜公園を散策する。  東を望むと、東京湾に突き出た千鳥地区と、クリーンセンターが見える。  東京ディスニーシーの左に、東京ディズニーリゾートのホテル群が見える。  右がヒルトン東京ベイ、中央がオークラ東京ベイだろう。  公園の海岸沿いに、東海道53次の宿場の紹介パネルがある。  公園は南北に若洲ゴルフリンクスが広がっていて、海浜にサイクリングロードが続いている。  左手前方に、荒川河口、その左に葛西臨海公園が広がっている。 左端に、葛西臨海公園の大観覧車が見える。  葛西臨海公園の西なぎさが広がる。 右手に、旧江戸川に架かる舞浜大橋が見える
 南北に長々と続く、サイクリングロードを歩くのは私共だけである。  公園の南端近くに来ると、閉鎖中の展望台や展望休憩所に続く青いアプローチがある。  洒落た形の展望休憩所に上がってみる。 東を望むと、葛西臨海公園から東京ディズニーリゾートまでが一目で見える。  左から、サンルートプラザ東京、東京ベイ舞浜ホテル、東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾート、ヒルトン東京ベイが並んでいる。  右手に、2015年9月21日に搭乗した、葛西臨海公園にある「ダイヤと花の大観覧車」が見える。  西なぎさに渡る帆柱を思わせる葛西渚橋も見える。
 砂町南運河越しに、荒川右岸に位置する東京消防庁航空隊の基地が見える。  西に眼を移すと、砂浜南運河に架かる若洲橋が見える。  砂町南運河を見ながら、若洲公園の中を若洲橋に向かう。  若洲臨海公園の入口に来る。 右手に、若洲ゴルフリンクスが広がっている。  若洲橋の南詰から、東に、若洲海浜公園の展望休憩所を望む。  前方に、葛西臨海公園と東京ディズニーリゾートが見える。  若洲橋を渡りながら、西を望む、お台場辺りのビル群が見える。  若洲橋から、新木場駅に向かって北に歩く。  交差点名も、通り名も、表示が無い道を湾岸道路を目指して歩き、手前で左折する。  大通りを西に向かって歩いていたら、右手に新木場駅が見えてきた

   葛西臨海公園の展望休憩所 地図の中央の矢印が展望休憩所です      <東京都江東区若洲3丁目1にて>
若洲海浜公園を、下記の若洲海浜公園のボタンをクリックして36枚のスライド写真でご覧ください。

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