駿府城   2017年10月4日


   50階で毎年春にクラス会が行われるJRセントラルタワーズ

 ホテルセレクトイン名古屋岩倉駅前で、10月10日の朝を迎える。  ホテルセレクトイン から県道167号線の駅前通りに出る。  名鉄岩倉駅へ向かう。  振り返るとホテルセレクトインが見える。 名鉄岩倉駅から乗車して名古屋へ。  東海道新幹線に乗車する前に、地下街から外に出る。 目の前に大名古屋ビルヂングが聳える。
 駅前には、53階建て、高さ226mのJRセントラルタワーズが聳える。  JRセントラルタワーズの50階で毎年春に、クラス会をするのが慣例になっているが、何時まで続くだろうか。  前に、地上34階、高さ174.7mの大名古屋ビルヂングがある。  屋上のビヤホールは、60年前の思い出でがある。  名古屋駅前から、市電で東山動物園に連れて行って貰ったのも、70年前の思い出である。  今回も、JRセントラルタワーズの15階に昇って市街地を眺める。  ロータリーの中央に、モニュメント「飛翔」が見える。
 大名古屋ビルヂングと名古屋ビルディングの間を東に桜通りが延びている。  大名古屋ビルヂングの左に、「ブリリアタワー名古屋グランスイート」と「名古屋プライムセントラルタワー」が見える。  地上28階建ての「ブリリアタワー名古屋グランスイート」の右に見えるのは、43階建てのアストロタワーか。  駅前の右手には、地上47階、高さ237mのミッドランドスクエアが見える。  通学、通勤でお世話になった東海道本線を眺めてから、新幹線に乗車する。  掛川城の前を通過、次の目的地である駿府城に向かう。

     JRセントラルタワーズ 地図の中央の矢印がJRセントラルタワーズです      <愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1にて>
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 駿府城二の丸の東南に設けられた2重3階の隅櫓

 新幹線で静岡駅に来て駅前に出る。 駅前には、東海道の国道1号線を挟んで松坂屋がある。  静岡駅前のタクシー乗り場から、静岡駅前交差点を北西に望む。  駅前の国道1号線を始めて車で走ったのは60年前だった。  岡崎から小田原までの走った時に、この辺りが一番混雑していた。  60年前同乗した和ちゃんは既に鬼籍に入っている。   静岡駅前交差点の北東に、地上25階建ての葵タワーがあり、3階に静岡市美術館がある。  御幸通りに入り、駅前交差点から江川町交差点に向かって歩く。  江川町交差点に到着し、北に安藤ハザマビルを望む、右手が県道67号線の北街道である。  北街道を北東に進むと、右手に静岡県教育会館があり、その前にお堀がある。
 お堀の北に、静岡県庁の東館、その右に静岡県警察本部が設置されている静岡県庁舎別館が見える。  外堀に沿って城代橋まで歩く。 右手に進むと駿府公園がある。  城代橋を渡って北に進むと、左手に駿府城の巽櫓が見えてきた。  巽櫓は、駿府城二の丸の東南に設けられた2重3階の隅櫓である。  この巽櫓は、全国にある城の櫓建築でもほかに例の少ないL字型の平面をもち、 駿府城の櫓の中ではもっとも高い櫓であった。  1854年の安政大地震によって全壊したが、1989年に復元され、現在は資料館として公開されている。  巽櫓の南、堀の外に弥次喜多像がある。 作者の十返舎一九は駿府町奉行の息子であった。
 東御門橋の前に到着。 正面が東御門で入城門になっている。  東御門は、駿府城二ノ丸の東に位置する主要な出入口であった。  東御門は、二ノ丸堀に架かる東御門橋と高麗門、櫓門、南および西の多聞櫓で構成される桝形門である。  門は1996年に日本古来の伝統工法にのっとって復元され、資料館として公開されていて、 櫓門および多聞櫓からなる、一重入母屋造、木造本瓦葺き、外壁白漆喰仕上げの建物である  東御門を出ると、目の前に東御門前広場が広がる。 東御門前広場の西側に、内堀がある。  内堀は殆どが埋められて、一部が池のように残っているに過ぎない。  城内には、母子像「とこしえ」と戦争犠牲者追悼碑の「やすらぎの塔」が立っている。

   駿府城 地図の中央の矢印が駿府城です      <静岡県静岡市葵区駿府城公園にて>
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   駿府城二の丸の南西の角に位置する二層三階建築構造の坤櫓

 城内の一画が柵で囲ってあり、「見学無料 駿府城跡天守台発掘調査現場」の文字が見える。  駿府城公園再整備の一環として、2016年8月より天守台があった跡地を発掘調査を実施中である。  駿府城跡天守台発掘調査現場見学ゾーンと発掘情報館「きゃっしる」の会場へ向かう。  先ず、発掘情報館「きゃっしる」で、係員の説明とパンフレットを頂き現場へ。  明治29年に埋められた、天守台の石垣や堀が120年ぶりに姿を現している。  石垣西辺に続き、今年は北辺、南辺が姿を見せてきた。
 発掘調査は、初めの3ヶ年で天守台と本丸掘、4年目に室町時代の今川期の遺構を調査する。  石垣の石は、一つ一つ位置を確認して集められ、再び元に戻される。  発掘情報館「きゃっしる」の担当員の方に、非常に丁寧に説明して戴き、見学に1時間余りかかった。  天守台発掘調査現場の見学を終え、西門橋に出て中堀を南に望む。  中堀沿いに右回りに歩くと、左手に静岡地方裁判所がある。  中堀の北西の角を右折すると、前方に北御門橋が見えてきた。  中堀の北側に、中堀ポケットパークがあり、静南ゆかりの地の碑や杉村孝の「石曳の詩」の彫刻がある。  北側から城内に入る北御門橋が目の前に。 二の丸堀に架かる北御門橋を渡って城内へ。
 紅葉山庭園前広場を通過すると、右手に、徳川家康公の像がある。  家康公の像の隣には、家康公お手植えの蜜柑の木がある。  駿府城見学の仕上げとして、駿府城二の丸の坤櫓に向かう。  坤櫓は駿府城二の丸の南西の角に位置する櫓で、 854年の安政大地震で崩壊し、160年ぶりに復元された。  坤櫓からは、静岡地方検察庁や静岡県庁の建物が見える。  櫓の内部は2014年から公開され二層三階建築構造を見通すことが出来る。  説明員が特に強調したのは、太い木材を使った梁や柱で、木造の城は掛川城など少ないのは確かだ。  徳川家康の城は、地元の岡崎城と思っていたが、人質時代も加えれば、駿河での生活ほ方が遥かに長い訳だ。
 駿府城の見学を終わって、二の丸堀に架かる二の丸橋を渡って場外へ。  中堀の南、静岡県庁前に、「わさび漬発祥の地」の碑と「わさびの像」がある。  わさび漬は今から二百余年前、駿府のわさび商人によって始めて考案されたとのこと。  中堀から外堀へと移動し、城代橋を渡って御幸通りへ。  江川町交差点に来れば、静岡駅は目の前だ。 新幹線で東京に帰る。

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