中之島散策      2017年4月12日


   ネオ・ルネッサンス様式の建物で重文の中之島中央公会堂

 パナリゾート大阪で、今回の旅の三日目の朝を迎える。  この旅行は、同級生の好意と努力により毎回この宿を使っているようだ。  三日目になって、やっと雨の心配が無くなった。 満開の桜の下をモノレール宇野辺駅まで歩く。  今日の予定は、大阪の美術館を観賞し、昼に鯛めしを食べる。 モノレール宇野辺駅に到着、大阪空港行きに乗車する。  「まなか」が首都圏同様大阪でも大活躍。 千里中央駅までの切符を購入する人もいる。  プラットホームから桜を眺める。 次の駅が万博記念公園である。  47年前に訪れた万博記念公園を通過。 親子で撮影した8mmビデオが今や家宝になっている。
 モノレールの千里中央駅で下車、出入口2から外に出る。  モノレール千里中央駅から、ダイエー千里中央店のセルシー広場へ入る。  タイル床張りのセルシー広場を横切ると、前方に地下鉄の千里中央駅がある。  地下鉄新御堂筋線千里中央駅で北大阪急行に乗車する。  地下鉄淀屋橋駅にて下車、駅を出ると御堂筋である。 大阪市立東洋陶磁美術館を目指す。  淀屋橋駅を出ると、直ぐ右手に土佐堀川に架かる淀屋橋がある。  淀屋橋の上から東を望む、右手が淀屋橋港、左に大阪市役所が見える。  淀屋橋を渡り、淀屋橋北詰交差点に出て、右岸に右折する。  土佐堀川右岸、大阪市役所の前から淀屋橋を望むと、正面に京阪本線淀屋橋駅がある。  市役所前の土佐堀川右岸は、車両通行止めで、遊歩道になっている。  市役所の東に中之島図書館があり、その東に重文の中之島中央公会堂がある。  赤レンガの公会堂は1918年に建てられたネオ・ルネッサンス様式の建物で、正面玄関が見所である。
 公会堂の東に東洋陶磁美術館がある。 大阪市立東洋陶磁美術館は国宝2点を含む「安宅コレクション」が中心である。  お目当ての国宝2点の内、「飛青磁花生」は拝観できたが、今話題の「油滴天目茶碗」は東京に出張中であった。  東洋陶磁美術館を出て、中之島を西に向かって歩く。 今日の中之島の桜は満開である。  先ず、中央公会堂前交差点を経由して、堂島川左岸の中之島通りへ、右手に鉾流橋が見える。  堂島川に架かる水晶橋や大江橋、川の上を走る阪神高速1号環状線を眺めながら歩く。  やっと青空が姿を見せ、中之島通り沿いのツツジが輝きだした。  大江橋の背後に、大阪三菱ビルディングや新ダイビルが見える。  大江橋から広い御堂筋を南に望む。 58年前に初めて大阪市内を走行した時は道路の狭さに閉口した記憶がある。
 大江橋を横切って、堂島川左岸を進むと、下流に、歩道橋の中之島ガーデンブリッジが見えてきた。  堂島川には、一本松海運の「落語家と行くなにわ探検クルーズ」の観光遊覧船「きらり号」が見える。  中之島ガーデンブリッジを渡ると、橋の中央に松岡阜の彫刻「そよかせ」がある。  北詰の石段を降りて堂島川の右岸の通りへ、右に新ダイビルがある。  アクア堂島浜NBFタワーの手前で北への路地に入り、交差点を左折すると四ッ橋筋の通りへの路地になる。  今日の昼食場所である魚匠「銀平」がある、はつ根ビルの前に来る。 「銀平」の名物は鯛めしを盛り込んだ会席コースである。  「銀平」は完全予約制で、和歌山県の簑島漁港から厳選した魚介類が堪能できる日本料理店である。  「銀平」の前の通りを西に歩き、四つ橋筋に出て、堂島グランドビルの前でタクシーを拾って新大阪駅へ。

     中之島中央公会堂 地図の中央の矢印が中央公会堂です      <大阪府大阪市北区中之島1丁目1にて>
中之島の風景を、下記の中之島のボタンをクリックして58枚のスライド写真でご覧ください。

次ページへ

最近のウォーキングより