関東在住の高校の同窓生が、長年関西旅行を続けているが、
今回関東移住を契機に初参加させて貰う事になった。
4月10日京都駅に集合という指示で、豊橋の同級生と新幹線に乗って、5年ぶりに京都の土を踏む。
京都駅から烏丸駅に至り、四条通りと東に歩き、堺町通りとの交差点に至る。
堺町通りを北上すると、錦市場の「錦」の看板が見える。
看板に釣られて、錦小路の商店街を覗いてみる。 錦小路通りは壬生川通りから錦天満宮まで続いている。
錦小路通りを横切って更に北に進むと、右手に「京都一の傳」がある。
「京都一の傳」は京都の代表的な伝統料理「西京漬け」のお店である。
「西京漬け」とは、新鮮な海の幸を、京都名産のまろやかな西京味噌床に漬け込んだものである。
本店の1階は、西京漬けのお買物フロアで、ご贈答用やご自宅用の西京みそ漬を売っている。
2階に上がって、焼きたての西京漬けをメインとした京懐石料理を頂く。
今日は、京都は食事だけで、茨木市に向かう。
大阪モノレール「宇野辺駅」で下車すると目の前が「下穂積2丁目交差点」である。
宇野辺駅から坂を登り、今夜の宿である「パナソニックリゾート大阪」へ。
周りの桜が満開であるので、曇り空が誠に残念である。 「パナソニックリゾート大阪」に到着する。
4月11日、パナソニックリゾート大阪にて同窓生と一緒の京都旅行二日目の朝を迎える。
今日も天気が望めず、満開の桜の下を元気なく歩く。 貸し切りバスで、京都の金閣寺に向かう。
桜の時期の金閣寺は訪れたことがなく、楽しみにしていたが、雨に降られて残念である。
金閣寺に到着した頃から雨が強くなりだした。
前回、金閣寺を訪れたのは紅葉の季節の2012年11月28日だった。
鏡湖池越しの金閣寺は代表的な景観であるが、桜も紅葉も景色に参加しないのが残念である。
本降りにも拘らず、観光客が多いのには驚かされる。
雨傘の集団の中から、最後の一瞥を終え、金閣寺を後にする。
昼食は、金閣寺の近くにある美味しいうどんの権太呂金閣寺店。 この店は「黄金の一汁」が売り物である。
権太呂の「桜切り天ざる御膳」で腹を満たし、バスで東寺へ向かう。
東寺に到着したら、再び雨が降り出した。 先ず、御影堂に行くも現在修理中で建物は姿を見せず。
東寺の代表的な建築物である、五重塔、講堂、金堂の拝観受付へ。
東寺の五重塔は高さ55m、木造の建築物としては日本一の高さである。
現在の五重塔は5代目で、1644年に家光の寄進で建てられた。
30年前、息子が6年間の下宿生活をしていた頃、京都に入って、先ず、目に付くのがこの五重塔だった。
現在の国宝である金堂は、1603年に秀頼の寄進により再建されたものである。
京都見物は天気予報を見て計画した個人旅行しか経験が無く、雨の中の参拝は始めてである。
2006年の空海帰朝1200年記念として移植された「不二桜」も雨の中では精彩を欠いている。
前回、東寺を訪れたのは、1989年10月8日の28年前の秋だった。
次回と云う文字が見当たらない者にとっては、再び、東寺を訪れることはないだろうと思うとこの雨が無念である。
東寺を離れ、再びバスで、今晩も宿泊するパナソニックリゾート大阪に向かう。
金閣寺
地図の中央の矢印が金閣寺です <京都府京都市北区金閣寺町にて>
「京都一の傳」の周辺を、下記の京都一の傳のボタンをクリックして13枚のスライド写真でご覧ください。
金閣寺と東寺を、下記の金閣寺と東寺のボタンをクリックして27枚のスライド写真でご覧ください。