金閣寺と東寺      2017年4月11日


   雨が本降りにも拘らず、多くの観光客が訪れる金閣寺

 関東在住の高校の同窓生が、長年関西旅行を続けているが、 今回関東移住を契機に初参加させて貰う事になった。  4月10日京都駅に集合という指示で、豊橋の同級生と新幹線に乗って、5年ぶりに京都の土を踏む。  京都駅から烏丸駅に至り、四条通りと東に歩き、堺町通りとの交差点に至る。  堺町通りを北上すると、錦市場の「錦」の看板が見える。  看板に釣られて、錦小路の商店街を覗いてみる。 錦小路通りは壬生川通りから錦天満宮まで続いている。  錦小路通りを横切って更に北に進むと、右手に「京都一の傳」がある。  「京都一の傳」は京都の代表的な伝統料理「西京漬け」のお店である。  「西京漬け」とは、新鮮な海の幸を、京都名産のまろやかな西京味噌床に漬け込んだものである。  本店の1階は、西京漬けのお買物フロアで、ご贈答用やご自宅用の西京みそ漬を売っている。  2階に上がって、焼きたての西京漬けをメインとした京懐石料理を頂く。  今日は、京都は食事だけで、茨木市に向かう。  大阪モノレール「宇野辺駅」で下車すると目の前が「下穂積2丁目交差点」である。  宇野辺駅から坂を登り、今夜の宿である「パナソニックリゾート大阪」へ。  周りの桜が満開であるので、曇り空が誠に残念である。 「パナソニックリゾート大阪」に到着する。
 4月11日、パナソニックリゾート大阪にて同窓生と一緒の京都旅行二日目の朝を迎える。  今日も天気が望めず、満開の桜の下を元気なく歩く。 貸し切りバスで、京都の金閣寺に向かう。  桜の時期の金閣寺は訪れたことがなく、楽しみにしていたが、雨に降られて残念である。  金閣寺に到着した頃から雨が強くなりだした。  前回、金閣寺を訪れたのは紅葉の季節の2012年11月28日だった。  鏡湖池越しの金閣寺は代表的な景観であるが、桜も紅葉も景色に参加しないのが残念である。  本降りにも拘らず、観光客が多いのには驚かされる。  雨傘の集団の中から、最後の一瞥を終え、金閣寺を後にする。  昼食は、金閣寺の近くにある美味しいうどんの権太呂金閣寺店。 この店は「黄金の一汁」が売り物である。  権太呂の「桜切り天ざる御膳」で腹を満たし、バスで東寺へ向かう。
 東寺に到着したら、再び雨が降り出した。 先ず、御影堂に行くも現在修理中で建物は姿を見せず。  東寺の代表的な建築物である、五重塔、講堂、金堂の拝観受付へ。  東寺の五重塔は高さ55m、木造の建築物としては日本一の高さである。  現在の五重塔は5代目で、1644年に家光の寄進で建てられた。  30年前、息子が6年間の下宿生活をしていた頃、京都に入って、先ず、目に付くのがこの五重塔だった。  現在の国宝である金堂は、1603年に秀頼の寄進により再建されたものである。  京都見物は天気予報を見て計画した個人旅行しか経験が無く、雨の中の参拝は始めてである。  2006年の空海帰朝1200年記念として移植された「不二桜」も雨の中では精彩を欠いている。  前回、東寺を訪れたのは、1989年10月8日の28年前の秋だった。  次回と云う文字が見当たらない者にとっては、再び、東寺を訪れることはないだろうと思うとこの雨が無念である。  東寺を離れ、再びバスで、今晩も宿泊するパナソニックリゾート大阪に向かう。

     金閣寺 地図の中央の矢印が金閣寺です      <京都府京都市北区金閣寺町にて>
「京都一の傳」の周辺を、下記の京都一の傳のボタンをクリックして13枚のスライド写真でご覧ください。
金閣寺と東寺を、下記の金閣寺と東寺のボタンをクリックして27枚のスライド写真でご覧ください。

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