浜離宮恩賜公園      2016年12月06日


   浜離宮恩賜公園内を彩る紅葉は只今盛りである

 秋の浜離宮恩賜公園を訪れるために、JR新橋駅で下車する。  ゆりかもめの新橋駅から第一京浜を望む。 道路脇の 銀杏は黄色に色付いている。  汐留北交差点まで来ると、今話題の48階建て高さ213.3mの電通本社ビルが聳えている。  右手に、三菱地所グループが展開する38階のロイヤルパーク汐留タワーがある。  汐留交差点の環二通りに架かる歩道橋を渡る。 環二通りの突き当たりにベルサール汐留のビルが見える。  汐留交差点の歩道橋から、環二通りを東に望む、左が電通本社、中央がベルサール汐留、  南から西を望むと、左に高さ124m、地上37階の東京汐留ビルディング、中央に172m地上34階のメディアタワー、 右にロイヤルパーク汐留タワーが見える。  汐先橋交差点を渡る、左に見えるのが電通本社ビル、前が汐先橋交差点と首都高都心環状線がある。  新大橋通りから西を望むと、左手がロイヤルパーク汐留タワー、右手が電通本社ビルが見える。  汐先橋交差点から浜離宮恩賜公園へ向かう。 左手に、ベルサール汐留のビルが見える。
   大手門橋を渡って浜離宮恩賜公園大手門出入口に到着。  大手門口から浜離宮恩賜公園へ。 振り返ると電通本社ビルが覆い被さるかのように見える。  12月に入っても、浜離宮恩賜公園の紅葉は見応えがある。  前回浜離宮恩賜庭園を訪れたのは、2007年6月22日の9年前の夏だった。  浜離宮恩賜庭園の北側には、高層ビルが並ぶ。 右が東京汐留ビルディング、左端が地上28階建ての日通本社ビルである。  内堀に架かる橋の左に三百年の松がある。 橋の背後に地上13階の浜離宮三井ビルディングが見える。  浜離宮恩賜庭園は徳川将軍家の庭園であった。 庭園は江戸城の出城としての機能も果たしていた。  東を望むと、中央が東京汐留ビルディング、その左に地上27階建ての青い窓の汐留住友ビルが見える。  浜離宮恩賜庭園は海水を引き入れた池と2つの鴨場がある。  旧稲生神社がある。 庭園内に稲荷社が古くから祭られていて、現在の社殿は1895年に再建されたものである。  この辺りは、1654年徳川将軍家の鷹狩り場であった。
 家宣が六代将軍になったのを契機に、屋敷が将軍家の別邸になり「浜御殿」と呼ばれた。  十一代将軍家斉の時代にほぼ現在の姿の庭園に完成した。 浜離宮庭園の東の端に、水上バス発着場がある。  発着場からは、浅草、両国、お台場海浜公園、葛西臨海公園行きの水上バスが出ている。  水上バス発着場から南に回って将軍お上がり場へ。 左手に隅田川に架かる築地大橋が見える。  正面左手には、最近建設された地上53階建ての「勝どき ザ・タワー」が見える。  将軍お上がり場は将軍が船に乗降するところだった。  更に進むと、三重県の安乗崎にあった様式灯台が移設されていた跡がある。  潮入の池への海水の出入りを調整している横堀水門へ。
 東京湾に面した遊歩道を歩く。 築地大橋の後ろに「ブラザタワー勝どき」と52階建ての「ビュータワー勝どき」が見える。  左手正面には、前から、「勝どき ザ・タワー」、ツインタワーの「ザ・トウキョウ・タワー」が並ぶ。  南の方向を望むと、汐留川水門の上にレインボーブリッジが見える。  築地川水門からは、東京都観光汽船の「竜馬」が隅田川に出て行く。 東京湾に面した海岸から、庭園の中に向かう。  潮入の池に架かる「海手お伝い橋」の前に出る。 橋の上から、潮入の池を北に望む、右手奥に横堀水門がある。  海手お手伝い橋の上から、潮入の池を南に望むと、高さ190m、56階建てのアクティ汐留が見える。  海手お手伝い橋を渡って、潮入の池(横堀)を北に望む。 右手に勝どき ザ・タワー、左手に築地大橋が見える。  潮入の池は都内にある江戸の庭園では唯一現存する海水の池である。
 橋を渡ると、庚申堂鴨場の小覗があり、狩の時、鴨の様子を伺っていた。  小覗の向こう側には引堀があり、餌と囮で鴨を引き寄せていた。  横堀(潮入の池)の西岸を北に歩く、正面にアクティ汐留が聳えている。  御亭山に到着、山頂は園内を一望できる絶景ポイントとして知られている。  御亭山に登り南を望むと、レインボーブリッジの向こうにフジテレビの本社ビルが見える。  潮入の池の向こうに、左手にアクティ汐留、右手に高さ165m、地上47階建ての東京ツインパークスが見える。  潮入の池に架かる中の橋へ。 左が潮入りの池の大泉水、右が横堀である。

     浜離宮恩賜公園 地図の中央の矢印が浜離宮恩賜公園です      <東京都中央区浜離宮庭園1にて>
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 高層ビル群を背景に映える吉宗ゆかりの「トウカエデ」

 横堀の南岸から横堀を北に望む、奥に海手お伝い橋がある。  潮入の池の大泉水を右回りに歩く。 池の中にお伝い橋が見える。 潮入の池の向こうに、東京ツインパークスが見える。  池の水面に映る東京汐留ビルディングと紅葉のコントラストは見応えがある。  富士見山辺りから築地大橋辺りの高層ビル群を望む。  左から、東京ツインパーク、日通本社、東京汐留ビルディング、電通本社の高層ビル群が見える。  汐入の池の大泉水の池の中に、中島と子の字島の2つの島と、それを結ぶお手伝い橋が見えてきた。  お手伝い橋を渡る。 橋は中島と子の字島を繋いでいる。  中島には休憩所になっている「中島の御茶屋」がある。   中島から中島橋を渡ると、吉宗ゆかりのがある「トウカエデ」がある。   背後の汐留シオサイトのビル群が無かったら、大都会の中とは思えない風景だ。
 お手伝い橋は総延長が118mある。   お手伝い橋は総檜造りで、2012年に改修されている。  中島から馬場跡に行く中島橋は現在通行止めであるので、橋を渡って、吉宗ゆかりの「トウカエデ」には近づけない。  中島の御茶屋から潮入の池越しに勝どき地区の高層ビル群を望む。  お伝いの橋は中島から小の字島を経て燕の御茶屋へと続いている。 中島から馬場跡の東にある吉宗ゆかりの「トウカエデ」を眺める。  背景が、右端が高さ116m、地上25階建ての浜離宮インターシティのビル、左端が地上24階建てのニューピア竹芝ノースタワーである。  水の中に何か発見、周りに人が集まりだした。 近づいてみると、水面が無数の小魚に覆い尽くされているのには驚いた。  対岸の松の御茶屋は11代将軍徳川家斉によって建てられたものが平成22年に再建された。  三間橋を渡って中島橋へ、汐留川に面した北岸まで歩き、中島橋を望む 中島橋の東詰に中島の御茶屋がある。  お伝え橋で結ばれた「この字島」と「中島」を通過し、1億4千万円かけて復元された松の御茶屋へ。  出口に向かう。 神武天皇の東方遠征に従った軍神「可美真手命」の銅像がある。  1709年に、6代将軍家宣が植えた「三百年の松」がある。 都内では最大級の黒松である。
   大手門橋を渡り、新大橋通りに出て、西を望むと正面に電通本社ビルが建つ。  新大橋通りを西に望むと、左に浜離宮三井ビル、汐先橋交差点が見える。  新大橋通りを北東に歩くと、中央市場前交差点の手前左に朝日新聞の東京本社がある。  昨年の3月25日に訪れた築地市場の前に出る。  中央市場前交差点から、新大橋通りを北東に望む。 右手の建物に地下鉄の築地市場駅がある。  交差点の南にある築地市場は仲卸業者売り場で観光客が出入りする所ではない。  交差点を左折すると、朝日新聞社の横にある東京国税局の前に「日本国海図及び海洋調査発祥之地」の碑がある。  東京国税局を過ぎると千代橋がある。 今や殆ど姿を消した、築地川に架かる橋である。  千代橋から中央市場通りを北西に望む。 赤いビルが銀座川岐ビルである。  東京国税局と銀座中学校がある。 銀座東五丁目交差点で左折し、銀座東七丁目交差点の歩道橋から昭和通りを望む。  正面に24階建てのパナソニック東京汐留ビルが見える。  東銀座七丁目交差点の歩道橋は男女逢瀬の橋として「銀座ときめき橋」が愛称になっている。  橋の北西の下に、龍野藩脇坂家上屋敷内で出土した「手水鉢」が汐留遺跡の一つとして置かれている。  蓬莱橋交差点から、新橋交差点へ。 黄葉した銀杏が眩しい。 新橋交差点に到着、右手が銀座通りである。  新橋交差点から第一京浜に右折し、ゆりかもめの新橋駅へ。 間もなく新橋駅である。

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築地から新橋までの風景を、下記の築地から新橋までのボタンをクリックして26枚のスライド写真でご覧ください。

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