集客率日本第3位と報道されているアンゼルセン公園を訪れるべく、
県道288号夏見小室線を北東に向かう。 南駐車場に車を停めて、南ゲートから入園する。
ゲートを潜ると、デンマークの片田舎の風景が、ミニチュア版で出迎えてくれる。
先ず、イベント広場があるメルヘンの丘ゾーンへ。
最初に、オーデンセ市フュン野外博物館をイメージした、
展示ホールや管理事務所がある赤い建物のコミュニティーセンターが眼に入る。
イベント広場の中央には花壇に囲まれた、白鳥が舞う噴水がある。
噴水の上にある高さ42mある白鳥の像は、童話「みにくいアヒルの子」がモチーフになっている。
広場はデンマーク産出の石が敷き詰められている。
メルヘンの丘ゾーンは1800年代のデンマークの田園風景を再現したものである。
広場に隣接した童話館には、アンゼルセンの部屋を再現したギャラリーやシアターがある。
世界的な童話作家であるハンス・クルスチャン・アンゼルセンは
1800年代のデンマークで活躍した。
童話館の前にあるアンゼルセン像は、船橋市が「第1回オーデンセ市国際アンデルセン賞」を
受賞し、その記念として市から贈られた。
童話館のシアターでアンゼルセンの世界を楽しむことが出来る。
イベント広場に隣接して、企業花壇に囲まれて、
高さが16.4mのデンマーク式粉ひき風車が建っている。
風車の近くに、デンマーク国内外で初めて複製が許可されて作られた、
高さ2.8mのアンゼルセンの立像がある。
ヘルメンの丘にある風車や農家、童話館などの建物は、
オーデンセ市のフュン野外博物館の展示品を 模したものである。
この時期のアンゼルセン公園はポピーの花が美しい。
ヘルメンの丘の北東にある太陽の池の池畔に出る。
太陽の池は、北西から南東に細長く延びた広さ1.6ヘクタールの池である。
池の北西端には、屋根に芝生を貼ったヨーロッパの農家風のボートハウスがある。
太陽の池の南西側の池畔に沿って進むと子ども美術館ゾーンに出で、
各種アトリエが並ぶクラフトゾーンを歩く。
パフォーマンスゾーンの子ども美術館を覗いてからワンパク王国ゾーンへ。
ワンパク王国ゾーンには「ポニーの広場」や「どうぶつふれあい広場」がある。
サービスセンターでアイスクリームを買って、にじの池を見ながら一服する。
池には、虹を演出する噴水が涼しげだ。 夏の季節も間近に迫ってきた。
アルキメデスが考案した各種ポンプが配された学習施設の「アルキメデスの泉」もある。
ワンパク王国ゾーンから太陽の橋を渡ってメルヘンの丘へ。
橋の左手は葦が茂る小さな生物との触れ合い空間になっている。
太陽の橋の上から右手を望むと、先程のボートハウスが見える。
公園内のバラが、見頃を向かえている。 散策の最後に花の城ゾーンへ。
アンゼルセン公園はトリップアドバイザーの国内テーマパークランキングで3位になる。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを抜き、アジア地区別でも10位にランクインした。
刈谷パーキングエリアと同様、アンゼルセン公園がそんなに人気がある場所とは実感できない。
入園無料なので、次回の訪問を考えながらアンゼルセン公園を後にする。
アンゼルセン公園
地図の中央の矢印がアンゼルセン公園です <千葉県船橋市金堀町にて>
アンゼルセン公園を、下記の「アンゼルセン公園」のボタンをクリックして44枚のスライド写真でご覧ください。