レインボーブリッジ        2016年04月24日


   お台場公園の第三台場に設置されている砲台のレプリカ

 今日はレインボーブリッジに挑戦する ということで、りんかい線の東京テレポート駅に降り立つ。  前回はパレットタウンに直通したが、 今日は左折して、有明方面へのセンタープロムナードに入る。  お台場と有明地区を繋いでいる夢の大橋へ。 広い橋の上には人影はない。  前方に、門型の東京ベイコートクラブの建物、後方に、先月の3月12日に乗った大観覧車が見える。
 「夢の大橋」は有明西運河に架かる橋である。   北側には、手前に「青海橋」、その背後に、国道357号の湾岸道路や首都高速の湾岸線が見える。  青海橋は3年しか使われなかった半廃橋で、現在、歩行者と自転車は通行可能になっている。  夢の大橋から有明方面を望む、前方に「つどい橋」が見える。  左手には、東京都水の科学館や武蔵野大学の有明キャンバスがある。  センタープロムナードは東京臨海広域防災公園まで続いている。  プロムナード脇にチューリップを発見、見る人もない時間帯なので、ゆっくり鑑賞する。  「つどい橋」西詰に到着、右手に、有明センタービル、 背後に、ウエストとイーストのタワービルが見える。
 つどい橋から都道484号線に出て、ガードを潜る、道端の躑躅が美しい。  有明テニスの森交差点に出て、有明西運河に架かる「のぞみ橋」へ、左手に有明ジャンクションが見える。  海浜入口交差点まで来て、東京臨海新交通臨海線の下から北西を望むと、先方にお台場海浜公園がある。  お台場海浜公園のお台場ビーチに来て木陰を探し、 レインボーブリッジを見ながら、持って来たお弁当を広げる。  前回、お台場ビーチに来たのは、昨年の7月9日であった。  レンボーブリッジを渡る前に、お台場公園に向かう。
 今年になって、隅田川ウォークを敢行、言問橋から勝鬨橋まで挑戦し、 レインボーブリッジを踏破することで、隅田川ウォークは完結する。  シリーアお台場から海に突き出た台場公園の連結堤の道を歩き、お台場公園第三台場へ。  お台場から南に、昨年の9月22日に訪れたフジテレビ本社ビルが見え。  台場は1853年の黒船来航を切っ掛けに六つの台場が品川沖に造られた。  台場は海上砲台として築かれ、現在、砲台のレプリカが置かれてある。
 台場公園の南西の海の中には、鳥の島と名付けられた二つの堤防が延びている。  レインボーブリッジの南には、第六台場が見られる。  橋を通して、東京湾クルーズや隅田川クルーズに参加した「日の出桟橋」が見える。  台場アンカレイジの横を、東京クルーズの隅田川ラインの黄色い遊覧船「海舟」が通過する。  北側に、石組みの船着場跡があり、「史跡 品川臺場」の石碑がある。  台場の中央の低地に入る。 礎石が並んでいる。 兵舎の跡である。  お台場公園の入口にあるレインボーブリッジお台場口に向かう。

    お台場公園 地図の中央の矢印がお台場公園です      <東京都港区台場1丁目10にて>
お台場公園周辺の風景を、下記の「お台場公園」のボタンをクリックして64枚のスライド写真でご覧ください。



 ノースルートのからレインボーブリッジの台場アンカレイジを望む

 レインボーブリッジに向かう。 ブリッジの入場口はシーリアお台場の北西端にある。  石段を登ると、レインボープロムナードがある。   右手から臨港道路がせり上がって首都高速と一緒になっている。  プロムナードは北と南の2本あるが、今回は隅田川を意識してノースルートを選択する。  橋の下から、左手に、東京タワーや浜松町ビルディング、右手に、 晴海運河の開口部、その左に、高さ180mの三角形の白い塔、東雲運河に架かる富士見橋が見える。
 左手の階段を下りると、道路を潜ってサウスルートに行くことができる。  史跡のお台場や大井コンテナターミナルなどの港湾施設、富士山も望めるが終点までルート変更は出来ない。  ノースルートは東京タワーをはじめ大都市の高層ビル群が一望にでき、 国際都市東京を海上から眺めることが出来る。  レインボーブリッジの上段は首都高速、下段中央がゆりかもめ、 その両側が臨港道路、その更に外側がプロムナードになっている。
 台場アンカレッジが迫ってきた。 ブリッジの全長は1523mで、此処までが580mである。  アンカレイジは吊り橋のロープを支える部分で、此処から吊り橋部分が始まる。  レインボーブリッジのアンカレイジ間の橋長は798mに対し、横浜ベイブリッジは860mである。  2本の主塔間の距離は570mの吊り橋で、海面からの塔高は126m、橋桁は52mである。  晴海運河に架かる豊洲大橋の背後に晴海大橋が見える、東京湾は遊覧船でラッシュである。  東京都観光汽船の松本零士氏がデザインした宇宙船のような観光船「ヒミコ」が橋の下を通過して行く。  レインボーブリッジの正式名称は東京湾連絡線で、1993年8月26日に開通した。
 芝浦埠頭のコンテナ車両置き場、三角の屋根の建物のレインボー・タワー、芝浦アンカレイジが近づいてきた。  芝浦アンカレイジに到着、レインボーブリッジ・ウォークの終点である。 エレベーターで2階のエントランスに下りる。  2階のエントランスを出ると目の前が芝浦埠頭のコンテナ車両置場、前に東京湾が広がる。  7階建ての芝浦アンカレイジの正面は一面ガラス張りで高さは55mある。 サウスルートはこの2階に入口がある。  レインボーブリッジから「ゆりかもめ」芝浦埠頭駅迄歩き帰路に就く。

  台場アンカレイジ 地図の中央の矢印が台場アンカレイジです      <東京都中央区佃2丁目1にて>
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