隅田川テラスと花火大会      2016年3月30日


   聖路加国際大学構内にある、アメリカ公使館跡に残された石標

 隅田川散策のため、都営大江戸線の勝どき駅で下車、晴海通りへ。  晴海通りと清澄通りが交わる勝どき駅前交差点に出て、晴海通りを北西に歩き、 勝どきビュータワーの前を過ぎると勝鬨橋に至る。  勝鬨橋の上から隅田川の上流に望むと、左手に聖路加タワーが見える。  花で飾られた、右岸の隅田川テラスを上流に向かって歩く。  隅田川の対岸には、もんじゃ焼きで知られている月島が見える。  勝鬨橋の南東詰には、左から、「アパートメンツタワー勝どき」、 「勝どきビュータワー」、「プラザタワー勝どき」の三つのタワーが見える。
 上流に、佃大橋を望む。 背後に、佃島のタワー群が並ぶ。 左手に進路を変え、あかつき公園に向かう。  公園に入ると、シーボルトの胸像がある。 この地が江戸蘭学発祥の地であることから建てられた。  公園の北にある聖ルカ通りへ。 通りに面した、聖路加国際大学の構内に、「立教学院発祥の地」の黒い石碑が建っている。  構内には、昭和8年に、聖路加国際病院の宣教師館として建設された聖路加国際病院トイスラー記念館もある。  記念館脇にある「せせらぎ」は災害発生の断水時に透析用の医療用として利用される。  その他に、外国人居留地内のこの地に設置されたアメリカ公使館跡に残された「星、白頭鷲、星条旗」の3つの石標がある。  聖路加国際大学は日本聖公会系のキリスト教主義ミッションスクールで、学名はルカ福音書に由来する。
 聖路加国際大学の西、築地川公園との間には、「芥川龍之介生誕の地」の解説版がある。  生誕の地の隣には、浅野内匠頭邸跡の解説版もある。 この地には、赤穂藩主浅野家の江戸上屋敷があった。  聖ルカ通りに戻ると、北側に、「女子学院発祥の地」の石碑がある。  聖ルカ通りを、聖路加国際大学と聖路加国際病院との間の交差点まで来ると、南側に「慶応義塾発祥の地」の石碑がある。  交差点の南側の建物には、入口に、「都市型保健所発祥の地」との説明版もある。  再び隅田川まで戻り、佃大橋の北詰を通過すると、正面に中央大橋が見えてきた。  左に曲がる河岸遊歩道を進むと、正面に亀島川水門が見えてきた。  南高橋を渡ると、東詰北側に、この地にあった越前松平家の下屋敷に祀られてい、た徳船稲荷神社がある。   亀島川に併走するリバー通りを進み、鍛冶橋通りへ左折して、亀島川に架かる高橋を渡る。  京葉線八丁堀駅から乗車して帰宅する。

     聖路加国際大学 地図の中央の矢印が聖路加国際大学です      <東京都中央区明石町10にて>
隅田川テラスの散策風景を、下記の「隅田川テラス」のボタンをクリックして46枚のスライド写真でご覧ください。



 浅草寺の境内で、花火が打ちあがるのを待っている人々

 隅田川の花火大会を見物するために、総武線の浅草橋駅で下車したが人影は少ない。  総武本線の北側の道を東に進み、江戸通りの浅草橋駅前交差点に出る。  総武線の浅草橋駅東口があり、人の塊が勢い良く吐き出されている。  江戸通りを北に向かって歩く。 柳橋二丁目交差点を過ぎて、須賀神社の前に来る。 東側の建物が西日を浴びて輝く。  蔵前一丁目交差点に来る。 隅田川に架かる蔵前橋は西への一方通行になっていて行けない。  警察の姿が見立つようになってきた。 道路封鎖の準備をしている。
 遊歩道になった江戸通りを北に進む、前方に蔵前三丁目交差点が見える。 この先に、花火打ち上げ場所の第2会場がある。  この辺りは、花火見物が出来る場所らしく、江戸通りの一部が開放されている。  未だ、シートを敷けるような空き地がある。 江戸通りは高いビルが並んでいて花火の全景を見るのは無理だろう。  厩橋交差点に到着。 春日通りは封鎖されていて向こうからの一方通行である。  太陽が西の空で沈みかけている、間もなく、花火大会の開始である。  江戸通りの駒形二丁目交差点に到着、道路西側の歩道には、地元の人がシートを敷いて準備万端である。  駒形橋西詰交差点まで来ると、左手に、東京スカイツリーが見えてきた。
 左手に雷門がある、賑やかそうなのでそちらに向かう。 雷門通りに到着、雷門の前は大渋滞でパトカーも身動きできず。  雷門交差点は身動きも出来ない。 道が全て人で埋まっている。 花火は二の次で、雑踏に揉まれながら浅草寺へ参拝に向かう。  人で埋まった仲見世を、人混みを泳ぎながら歩く。 浴衣を着た若者の姿が多く見られ、高齢者のカップルは見当たらない。  正月よりは人の数が多い。 本殿の前の広場で、花火が見えそうな場所には、既に陣取った人々で満載である。  いよいよ、打ち上げ開始、本殿に参拝の通路も殆どない状態だ。  折角だから参拝だけはしようと本殿へ、宝蔵門の周りは益々混雑してくる。 人混みを掻き分け、やっと参拝完了。  打ち上げ花火の音は景気良く聞こえるが、花火は全く見えず。  花火の代わりに、鮨詰め状態の人の群れを見て、浅草寺を出ることにする。  浅草寺を出て、一方通行の道を花火の音だけを聞きながら、今戸神社辺りまで歩かされる。  やっとのことで浅草まで戻り、都営浅草線の浅草駅まで辿り着く。

   浅草寺 地図の中央の矢印が浅草寺です      <東京都台東区浅草2丁目3にて>
隅田川花火大会を、下記の「隅田川花火大会」のボタンをクリックして44枚のスライド写真でご覧ください。  


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