お台場の観覧車と夜景          2016年03月15日


   有明西運河上に並ぶ、有明ジャンクション、夢の大橋、青海橋、首都高速湾岸線

 お台場にある、パレットタウン大観覧車に挑戦しようと、りんかい線の東京テレポート駅で降車する。  駅を出て、背後に並ぶ、フジテレビ、トレードピアお台場、台場フロンティアビル群を後にして、 パレットタウンの上に建つ大観覧車を目指して歩く。  パレットタウンに入って、トヨタ自動車展示ショールームであるメガウェブを覗く。  メガウェブのライドワンでは、トヨタの市販車のほとんどを試乗する事ができる。
 眼の上に大観覧車が接近する、リング直径は100mある。  大観覧車に隣接している、お台場パレットタウンの大型アミューズメントスポットの東京レジャーランドを覗いてから、 大観覧車の入り口へ。 一人900円の乗車料金を払って、ゴンドラへ。 乗車を待つ観光客の姿は無い。  ゴンドラは全部で64台、上昇すると、北側に、先ず、33階建ての双子のザ・タワーズ台場が眼に入る。  中央に、東京臨海新交通臨海線の青海駅が見える。 海に面した東南には、海が広がり、両側に埠頭が延びている。  埠頭には、全長154mの琉球海運の貨物船「かりゆし」が停泊している。  再び、北西を望むとザ・タワーズ台場の右に有明ジャンクションが見える。  ザ・タワーズ台場の左には、ダイバーガーデンシティビルディング、サントリービル、台場フロンティアビル、 トレードピアお台場、2015年09月22日に見学に訪れたフジテレビ本社ビルが並んでいる。  有明ジャンクションは有明西運河の上で交差する、首都高速11号台場線と首都高速海岸線で形成されている。  運河には、夢の大橋、3年しか使われなかった半廃橋の青海橋、首都高速湾岸線が続いている。
 ゴンドラが115mの最高地点を通過する。 建設当時は世界一を狙ったが、ロンドン・アイにトップの場を奪われた。  世界一を競う観覧車に乗りながら、2010年9月15日に訪れたロンドン・アイを思い出す。  6年前、ロンドン・アイを眺めながらの「ティームズのクルーズ」が、30数回続いた海外旅行の最後の日だった。  夢の大橋の右に、門の形をした東京ベイコート倶楽部が見えてきた、完全会員制ホテルである。  ゴンドラが高度を下げ、フジテレビの建物が間近になってきた。  門の形をした東京ベイコート倶楽部の建物を最後に、空中散歩を終える。  ゴンドラを降りる。 大観覧車への行列待ちかと吃驚したグッズ目当ての列が未だ延びている。  パレットタウンを出て、お台場を西に向かう。

    お台場の観覧車 地図の中央の矢印がお台場の観覧車です      <東京都江東区青海1丁目3にて>
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 南極探検のエピソード満載の初代南極観測船宗谷

 パレットタウンと大観覧車を後にして、センタープロムナードを西に進む。  東に望むとプロムナードが、夢の大橋を経て有明地区まで延びている。  ダイバーシティー東京の前まで来ると、実物大ガンダムの立像がある。  高さ18mの立像は、2012年にオープンしたダイバーシティー東京プラザのシンボルである。  プロムナード公園の中を、ウエストプロムナードまで歩くと、北側に、「自由の炎像」がある。  北西には、ホテル・グラン・パシフィック・メリディアンがある。
 フジテレビ本社ビルを眺めながら、船の科学館へ向かう。  船の科学館入口交差点の、左手に国際研究交流大学村があり、右側に東京臨海新交通臨海線が併走している。  船の科学館本館の向かい側に、宗谷が停泊していて、「宗谷乗船見学入口」が設けられている。  科学館では日本初の南極観測船「宗谷」と旧青函連絡船「羊蹄丸」の二隻が見学できる。  青春時代を襲った、熱狂的冒険談をもう一度思い出すべく入館する。  「強運と奇跡の船宗谷」「初代南極観測船宗谷公開中」の文字が見える。  宗谷では、南極観測船当時そのままの船内が観測できる。
 初の南極観測船宗谷が南極に向かったのは1956年だった。  船内で見学中の二人の大学生に会い言葉を交わす。 宗谷が南極に向かった年が私が大学生になった年であった。  宗谷が還暦を迎えた今年までの60年間を、宗谷と共に、南極探検の思い出を育んできた。  宗谷の南極の氷の中の立ち往生、タロウとジロウの生還、全国民が固唾を呑んだ瞬間が昨日のように思い出される。  思い出だけが財産の、人生の終末を向かえ、久しぶりに思い出に浸りながら船内を歩く。
 宗谷から離れ、東八瀬緑道公園から南コーストデッキを北上し、噴水広場へ。  噴水広場に立って、東京港を西に望む、左手の大井埠頭には、クレーン機が群立している。  噴水広場から、潮風橋を渡って、北にある潮風公園に行こうと思ったが、工事中で通行禁止だった。

  南極観測船宗谷 地図の中央の矢印が南極観測船宗谷です      <東京都品川区東八潮3にて>
南極観測船宗谷を、下記の「南極観測船宗谷」のボタンをクリックして43枚のスライド写真でご覧ください。  


   マリアナ海溝などの水深も測定する海上保安庁の海上情報業務用船「拓洋」

 噴水広場の北には、首都高速湾岸線換気塔が見える。 正面にある潮風橋は工事中で渡れない。  噴水広場の東側には、南中央口と広場を結ぶメイン園路の「水と緑のプロムナード」がある。  左手に三井生命保険本社ビルが見える。  北に進むと、首都高速湾岸線の東京湾トンネルのお台場側の換気塔が目の前にそそり立つ。
 潮風公園には、アスレチック要素が盛り込まれた木でできた大型遊具である「しおかぜ丸」がある。  潮風公園南交差点まで戻り、北にグランパシフィック・ル・ダイバを見ながら進む。  首都高速湾岸道路の上を通過、正面に東京湾トンネルの換気塔が見える。  ゆりかもめの高架線が右にカーブする。 背後にヒルトン東京お台場の建物が見えて来た。  このホテルは、テレビドラマの舞台になり、人に知られるようになった。  潮風公園の展望広場に、日時計として造られた「夕陽の塔」がある。
 展望広場の右手には海上保安庁の艦艇専用の桟橋があり、海上保安庁の海上情報業務用船のHL-02拓洋が 停泊している。 この船は測量船で、マリアナ海溝などの水深も測定する。  お台場の北側に出ると、桟橋の背後にレインボーブリッジが見えてきた。  海岸沿いのテラスを、自由の女神に向かって歩く、この先にお台場海浜公園がある。  ホテル「ヒルトン東京お台場」の前を通過。 海岸沿いに、ここは海抜2.3m、津波に注意の標識が見える。  展望デッキの向こうに、自由の女神像が見えてきた。
 展望デッキへ上がる、前がアクアシティお台場、後ろが、フジテレビ本社ビルである。  この前、自由の女神を背景に記念写真を撮ったのは、昨年の9月22日で、もう、半年も過ぎている。  ニューヨークで自由の女神を見たのは、1989年7月1日で、もう、27年も過ぎてしまった。  アクアシティお台場の前を、台場交差点に向かい、りんかい線東京テレポート駅に到着して、帰路に就く。

    お台場の潮風公園 地図の中央の矢印が潮風公園の桟橋です      <東京都港区台場1丁目4にて>
潮風公園の風景を、下記の「潮風公園」のボタンをクリックして38枚のスライド写真でご覧ください。


 シンボルプロムナード公園に飾り付けられたお台場イルミネーション

 2016年8月11日 の盛夏の最中に、涼を求めて、夜のお台場を訪れる。  ぶらぶらと散歩するために、りんかい線の東京テレポート駅で下車し、センタープロムナードを東に進む。  ダイバーシティ東京プラザ前の実物大ガンダム立像の前は人だかり、潮風公園ではイベントが開催中で人が溢れていた。  潮風公園からお台場海浜公園に出ると、薄暮の中、右手に、シーリアお台場の双子タワー、 台場公園の前には明かりを灯した遊覧船、左手に、レインボーブリッジが見える。
 辺りが暗くなってきた。 ホテルのヒルトン東京お台場の窓には、明かりがつきだした。  品川埠頭には大型船が、その背後には、品川地区のビル群が見える。  レインボーブリッジの前に、明かりをつけた遊覧船が集まってきた。  海に突き出た第三台場の背後の、都心の明かりが一段と鮮やかだ。 展望デッキの下に来る、自由の女神が暗闇に浮かぶ。  今日も、ニューヨークを思い出しながら、何時までも女神像を眺める。  展望デッキからシンボルプロムナードへ。
   アクアシティお台場の前のシンボルプロムナード公園に飾り付けられた、 巨大な宝飾品を思わせる「お台場イルミネーション」の前で立ち止まる。  公園から、フジテレビ本社を望むと、窓の明かりが色づけされ、巨大なイルミネーション・マップを形成していた。  時間を忘れて眺めていたが、東に歩き、夢の大橋で一服、此処は流石に静かである。  涼しい夜風に吹かれながら、パレットタウン大観覧車を眺める。  東京テレポート駅前のヴィーナスフォートの電飾看板に立ち止まる。 駅はもう直ぐだ。

  シンボルプロムナード公園 地図の中央の矢印がプロムナード公園です      <東京都港区台場1丁目8にて>
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