寒さは厳しいが、上天気なので富津岬を目指して、館山自動車道から国道16号線を走る。
富津岬の明治百年記念展望塔の前の駐車場に到着。 富津岬にあった旧陸軍軍用地が富津公園になった。
富津岬は北側の小糸川によって運ばれた土砂によって出来た洲である。
五葉松を象って昭和48年に建てられた明治百年記念展望台は補修中で立ち入り禁止になっていた。
岬に立って、先ず、北岸を東に望むと、海の向こうに、東電富津火力発電所の煙突が見える。
左に目を移すと、東京湾アクアブリッジが海へと延びている。
浦賀水道を通過する大型船が見える。 対岸の横浜地区の高架線らしきものが見える。
富津岬の対岸で一番近いところは横須賀市の工業地帯である。
岬の先端の西側には、第一海堡の島が見える。
海堡は1890年に建設され、東京湾要塞として最初に運用された。
岬の南岸に向かう。 右手に三浦半島の観音崎、左手に金谷辺りの山が見える。
展望台は次回の楽しみに残し、富津公園に向かう。
公園の樹林広場にあるハス池の池畔の紅梅は現在満開である。
ハス池から中央広場の大池へ。 大池は中の島をドウナツ状に囲んでいる。
大池に架かる白いモダンな橋を渡って展望台のある中の島へ。
中の島の丘の上には、丸い礎石らしきものがある
礎石の周りには、全国から集めたらしい石が並んでいて、県名が刻まれている。
富津公園は都心に最も近い南房総国定公園であるがこの時期全く人影も無い。
中の島の丘の上に1980年に建設された、高さ9.1mの「中ノ島展望塔」が立っている。
天気の良い日には展望塔から富士山も望め、関東の富士見百景に選ばれている。
富津岬を望むと、明治百年記念展望塔が見え、沖には二つの海堡も見える。
北側には、屋内温泉プールやジャンボプールの建物が見える。
右側には、東電富津火力発電所がある。
展望台を降りて、公園内を散策し、富津公園屋内温泉プールを覗いてから帰路に着く。
明治百年記念展望台
地図の中央の矢印が明治百年記念展望台です <千葉県富津市富津にて>
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