千葉ポートタワーと千葉城      2016年1月20日


   県の人口500万人突破を記念して建設された千葉ポートタワー

 厳寒の候ながら、天気予報では上天気とのことで、国道357号線から国道14号千葉街道を走り、 千葉ポートパークにある、千葉市の千葉ポートタワーに来る。  タワーは1983年9月に千葉県の人口が500万人を突破したことを記念して建設され、  1986年6月15日の千葉県民の日にオープンした。
 タワーは地上4階、塔屋2階、最高の高さは137.25mである。 タワーは1辺の長さ15.12mの菱形の断面形状になっている。  一気に最上階まで上ると、マスコットキャラクターの「ぽ〜とくん」が出迎え、横に、恋人の聖地と恋人達の鍵がある。  眼下には左手に千葉中央埠頭コンテナターミナル、右手に丸紅エネックスのタンクがあり、タンクの上に富士山が見える。  千葉港の新港清掃工場の白い塔の向こうには東京スカイツリーが微かに見える。  ポートタワーから千葉港を北に望む。 右手に京葉線が走っている。  手前に、マルハニチロ物流と日本サイロのビルが見え、右手にグランスイートブルー・ベイフロントタワー、 その横に、グットタイムリビングがある。
 東に眼を転じると、千葉中央郵便局、千葉県立美術館が見え、右の入り江に観光船乗り場がある。  ポートタワーから南を望むと、海の中にJFEスチール東日本製鉄所が見える。  中央埠頭コンテナターミナルで一回りしたので、タワーを降りて、 千葉ポートパークから国道357号千葉街道を通って「青葉の森公園」へ向かう。
 青葉の森公園は我が国畜産技術研究の発祥の地である農林水産省畜産試験場跡地を利用して建設された。  大網街道から公園に入り、南口駐車場に駐車したので、お目当ての千葉県立中央博物館まで公園を横断する。  博物館は千葉県の自然と歴史について学べる総合博物館である。  一度では見切れないので、再度の訪問考えながら帰路につく。

  千葉ポートタワー   地図の中央の矢印が千葉ポートタワーです      <千葉県千葉市中央区中央港1丁目10にて>
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   千葉城と呼ばれている四層五階の天守閣を模した郷土博物館

 6月13日に半年振りに千葉市へ。  千葉城を目指して、国道14号の京浜道路を走り亥鼻公園に到着し、最初に、城址のある神明社へ向かう。  鳥居を潜ると、神社の社の前に、史蹟、猪鼻城址の石碑がある。  猪鼻城はこの亥鼻台にあった城で、千葉氏と関係の深い城であったと考えられる。  亥鼻公園は、千葉常重が大治元年(1126年)に居館を構えた千葉市発祥の地である。  千葉常胤の父・常重は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の重鎮であった。
 今日は、今まで長い間、お世話になったプログレを廃車し、レクサスでの初めてのドライブである。  アジサイが咲く時期を向かえ、お城の風景に彩を添えてくれている。  神明社に参拝し、公園内にある戦災慰霊碑や千葉開府850年記念碑を尋ねる。  千葉城の前に、源頼朝公の深い信頼を受け幕府の創設に貢献した 千葉介常胤公をイメージして造られた騎馬像がある。  千葉城と呼ばれている現在の郷土博物館は四層五階の天守閣の形を模した建物となっている。  1967年に開館した観光施設の郷土館が前身である。  博物館では古代から中世にかけて下総国を中心に活躍した千葉氏に関する展示を行っている。
 千葉城は亥鼻山の頂にあるので、最上階の展望室からはパノラマが広がる。  南には、千葉県文化会館、その右手には、東京電力千葉火力発電所の煙突や千葉県警察本部の建物が見える。  千葉セントラルタワー、千葉地方検察庁、千葉科学館と続き、北側には千葉大学のキャンバスが広がる。  車を駐車した亥鼻公園の駐車場が見えてきたので、一回りしたことになる。  千葉城からの展望を楽しんだ後、園内にある「いのはな亭」の売店で、名物のみたらし団子と草団子買い、 城を見ながら味わった後、帰路に就く。

  千葉城   地図の中央の矢印が千葉城です      <千葉県木更津市中の島にて>
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