宇和島第一ホテルにて、南西四国旅行の4日目の朝を迎える、部屋の窓から正面に宇和島城が見える。
ホテルを出て、宇和島道路の宇和島朝日インターから入り、今治を目指す。
宇和島道路は宇和島北から松山自動車道になる、伊予灘サービスエリアに寄る。
エリア内の展望スペースには恋人の聖地があり、前のハートロックへンスには恋愛成就を願うカップルの錠がかけられている。
宇治小松自動車道の今治湯の浦インターを出て、今治城へ、城内の本丸跡には現在吹揚神社が鎮座している。
今治城は北東側の産業道路から土橋を渡って入場する。 右手の北側角には、鉄御門と武具櫓が見える。
左手には、二ノ丸北西隅に二重櫓の「山里櫓」がある。 枡形虎口の正面には、今治城で最大の石である鏡石の「勘兵衛石」が見える。
扉や柱に鉄板が貼られた城門の「鉄御門」を潜ると藤堂高虎の騎馬像が現れる。
現在の五層六階の模擬天守は、1980年に再建され、内部は歴史資料館と自然科学館になっている。
本丸跡には現在、吹揚神社が建っている、今治城に登城する前に神社に参拝する。
史上初の層塔型である今治城は、従来の望楼型と比べて構造が簡単であるため、その後の天守閣のモデルになった。
今治城はかっては三重の水掘で囲まれ、海水が流入した日本屈指の海城であった。
天守閣の登り、今治の景観を眺望してから、大歩危峡に向かう。
途中で四国八十八個所霊場の第五十九番札所である国分寺に寄る。 国分寺は741年聖武天皇の国分寺建立の詔によって建立された。
国分寺の参拝後、北東に隣接する春日神社にも参拝してから、今治湯ノ浦インターから今治小松自動車道に入り、
松山・高知自動車道を経て大豊インターで出る。
今治城
地図の中央の矢印が今治城です <愛媛県今治市通町3丁目1にて>
白山洞門を、下記の「今治城」のボタンをクリックして44枚のスライド写真でご覧ください。
ナビに従って大回りしながら、大豊インターから国道32号線を北上して、舟下りの大歩危峡「まんなか」に到着する。
船乗り場には、4隻の遊覧船が停泊している、川の上に渡された鯉の群れは微動だにもしない。
遊覧船の乗船料は1080円だが、「ホテルまんなか」に宿泊すると云ったら割り引いてくれた。
大歩危・祖谷温泉郷はミシュランの2つ星を獲得しており、大歩危峡はその代表格である。
無風状態で、水量もそれほど多くなく危険性は少ないが、全員ライフジャケットを装着する。
覧船はレストラン「大歩危峡まんなか」から、吉野川を下流へと下る。 大歩危は小歩危と共に、劔山国定公園に含まれている。
遊覧船は約4kmを所要時間30分で往復する、営業は年中無休である。
大歩危は砂質片岩及び黒色片岩を主体として構成され、河岸には砂質片岩が多く露出している。
地層は変形により斜めになっていて、移動と共にその角度が変化している。
この地域の地質は三波川帯に属し、8千万年から6千万円前にできた変成岩で構成されている
大歩危の礫質片岩は含礫片岩として、国の天然記念物に指定されている
13年前に小便小僧が立つ祖谷温泉に宿泊したが、期待を込めて大歩危・祖谷温泉郷の「ホテルまんなか」玄関を潜る。
大歩危峡
地図の中央の矢印が大歩危峡です <徳島県三好市山城町西宇にて>
大歩危峡の風景を、下記の「大歩危峡」のボタンをクリックして29枚のスライド写真でご覧ください。