県道559号線さざなみ街道沿い、長命寺のやや西にある、
琵琶湖湖畔の総合リゾートホテル「ラフォーレ琵琶湖」にて、2日目の朝を迎える。
ホテルの前には松原が広がり、琵琶湖越しに対岸の比良山系の山々が見える。 朝食前に朝の散歩に出かける。
さざなみ街道と琵琶湖の間はなぎさ公園になっている。 松林の間からホテルが見える。
松林の前には砂浜が広がり、なぎさ公園水浴場になっている。
ホテルには、プラネタリウム、体育館、屋内プール、スポーツバス・サウナなどの付帯施設がある。
朝食を楽しみながら、今日の観光を小浜蘇洞門クルーズと三方五湖の展望に決める。
琵琶湖大橋を渡って、湖畔沿いの161号線を北上する。
高島バイパスを北上し安曇川に入ると、右手に、道の駅「藤樹の里あどがわ」がある。
道の駅では、安曇川の竹を使った名産の扇骨に因んだ扇が展示され、地元の名士である藤樹先生の孝養像が立っている。
ラフォーレ琵琶湖
地図の中央の矢印がラフォーレ琵琶湖です <滋賀県守山市今浜町にて>
ラフォーレ琵琶湖を、下記の「ラフォーレ琵琶湖」のボタンをクリックして20枚のスライド写真でご覧ください。
小浜港の若狭フィッシャーマンズ・ワーフに到着、蘇洞門めぐり遊覧船「わかさ」に乗船する。
小浜の町は、古代は日本の玄関口であり、最近はオバマ大統領で盛り上がった。
遊覧船はフィッシャーマンズ・ワーフのそともめぐり遊覧船のりばを離れ、若狭湾国定公園の蘇洞門に向かう。
小浜港では、白い建物の福井缶詰保税工場前に、多くの遊覧船が停泊している。
前回、蘇洞門めぐり遊覧船に乗船したのは1992年9月6日で22年ぶりの再乗船となる。
西を望むと若狭湾が広り、大島半島が北に延びていて、先端が鋸崎である。
内外海半島の手前双児崎と松ヶ崎が見えて来た、手前にあるのが双児島だ。
松ヶ崎の沖にある三ッ岩と二ッ岩の前を通過、ここからが一般に蘇洞門と云われている。
二ッ岩を過ぎると、浸蝕海岸が現れ、狗ヶ洞や蝙蝠洞がある。
小山神社を祀った岬を通過すると「地獄門」がある。 蘇洞門の奇観と云われている華洞門を探し、
亀裂が網を掛けたように見える「あみかけ岩」の前を通過、夫婦亀岩が見えて来た。
「白糸の滝」を過ぎると、大門・小門の二つの洞窟が見えて来た。
大門・小門は、蘇洞門を代表する洞窟で、一般的にはこの洞窟を蘇洞門と誤解している人もいる。
蘇洞門めぐりは、大門・小門までの、長さ6kmの断崖美と奇岩・洞門が織りなす海の芸術を楽しむ旅である。
遊覧船は大門・小門の横の岬でUターンする。
大島半島先端にある関西電力大飯発電所の二つのタンクを見ながら小浜港に向かう。
蘇洞門
地図の中央の矢印が蘇洞門の大門・小門です <福井県小浜市泊にて>
蘇洞門クルーズを、下記の「蘇洞門クルーズ」のボタンをクリックして43枚のスライド写真でご覧ください。
小浜市街を離れ、国道162号線から、県道107号線のエンゼルラインに入る、
小浜湾に浮かぶ児島の向こうに小浜市街が見える。
エンゼルラインは内外海半島中央の久須夜ヶ岳山頂迄の約10kmのドライブコースである。
標高619mの久須夜ヶ岳山頂にある駐車場に到着、360度の展望が開けている。
若狭湾国定公園の山頂展望台から南を望むと、先程クルーズ船が出航した小浜港が見える。
西を望むと、小浜市街や蒼島・双孤島が見える。 北に目を移すと、勢浜海水浴場、袖崎、蒼島、
青戸入江、更に、大島半島の赤礁崎、その奥の冠者島と海岸線が続く。
久須夜ヶ岳山頂展望台から北を望む、真っ青な日本海が広がっていて島影一つも見えない。
北東を望むと常神岬が見える、岬の前にあるのは御神島だ。 常神岬の後ろが敦賀半島、右手前に獅子ヶ崎がある。
常神半島の中央辺りが神子崎、手前が千島、 海の中に小さな岩礁が微かに見える、
この石が百人一首の「我が袖は潮干にみえぬ沖の石の・・・」の石だ云われている。
更に南に目を移すと、黒崎半島の手前に黒崎、後に獅子ヶ崎が見え、その後ろが烏辺島、
その更に後ろにレインボーラインの梅丈岳がある。 更に右には、小鯔ノ鼻の岬や西小川の集落が見える。
エンゼルラインは若狭湾国定公園の久須夜ヶ岳有料道路だったが今は無料かされている。
エンゼルラインを下ると、西小川海水浴場や加尾海水浴場見える。
三方五湖に向かって、国道162号線を進み、阿納トンネルを潜ると矢代湾に出る、左に阿納海水浴場
右に大熊海水浴場が広がり、左後方に、沖の石がある黒崎半島が延びている。
黒崎半島の食見トンネルを抜けると世久見湾に出る。 沖には、無人島の烏辺島その右に常神岬が見える。
梅丈岳、遊子海水浴場、小川海水浴場を見ながら右折して世久見トンネルを抜けて三方五湖 へ向う。
久須夜ヶ岳山頂展望台
地図の中央の矢印が久須夜ヶ岳山頂展望台です <福井県小浜市泊にて>
エンゼルラインを、下記の「エンゼルライン」のボタンをクリックして32のスライド写真でご覧ください。
世久見トンネルを抜けると、三方五湖の三方湖が現れる。
三方五湖は、海水湖の久々子湖・日向湖、汽水湖の菅湖・水月湖・三方湖の五つの湖からなっている。
水月湖に出ると、左手に梅丈岳が現れる。
海山料金所からレインボーラインに入り、山頂公園に到着、リフトで山頂へ。
レインボーライン山頂公園にも恋人の聖地がある。
恋人の聖地の前から南東を望むと、水月湖)の左奥に菅湖、右奥に三方湖が見える。
山頂公園から南西に望むと、若狭湾の向こうにエンゼルラインの内外海半島、手前に沖の石の黒崎半島が見える。
手前に烏辺島、後に黒崎半島の岬の獅子ヶ崎、左端に阿納海水浴場見える。
山頂公園には、美浜町出身の五木ひろしさんの、功績を讃えて設置した「五木の園」がある。
標高400mの梅丈岳の山頂に設けられた、山頂公園の東端にある展望台に向う。
東を望むと、手前に日向湖、奥に久々子湖の一部、その向こうに美浜湾が見え、左に敦賀半島が延びている。
海水湖の日向湖には、沢山の生簀らしきものが見られる。
山頂公園からの絶景を堪能したので、常神半島にお別れしながらリフトで駐車場へ。
日本海の絶景を楽しみながら、レインボラインの日向料金所を経て、
若狭三方ICから北陸自動車道、名神高速道を走り帰路を急ぐ。
三方五湖の梅丈岳
地図の中央の矢印が梅丈岳です <福井県三方上中郡若狭町海山にて>
三方五湖を、下記の「三方五湖」のボタンをクリックして35のスライド写真でご覧ください。