梅の便りを尋ねて、遠州の梅の名所である小国神社に向かう。
途中で、新東名高速道路ネオパーサ浜松に立ち寄る。
森掛川インターで降りて、1992年2月8日以来23年ぶりに、遠州一宮である小国神社を訪れる。
大鳥居を潜り、本殿へと参道を歩くと、左手に、小島が浮かぶ事待池があり、小島に宗像社が祀られている。
小島には、手前にユニークな森山焼の橋、奥に、朱塗りの橋が架かっていて、その先に八王子社が祀られている。
参道を進むと、次の鳥居があり、右手に舞楽舎、舞殿の建物がある。
本殿に参拝、遠州国一宮の創建は不明だが、555年の欽明天皇の頃、社殿が造営されたのが始まりと云われている。
祭神は大己貴命で、小国という社名は、出雲の大国に対する遠江の美称である。
小国神社は梅の名所として知られているが、境内には梅の木が少なく探して歩く。
23年前と同様に、小国神社参拝後は、近くにある、石松の寺として知られている大洞院に寄る。
大洞院は1411年の開創で、本尊は麻蒔地蔵尊である。
法堂には絵馬など奉納されているが、願い文がユニークだ、例えば、パチンコで儲かりますようになど。
大洞院は総本山総持寺の五院列祖の第一大源派で、末寺3400余ヶ寺の総本山として曹洞宗屈指の名刹である。
大洞院を訪れる人が多いのは、入口近くに、遠州森の石松の墓があることで、墓参者により墓石が削られる被害が出ている。
帰りは、再び新東名に入り、ネオパーサ浜松の下りサービスエリアに寄る。
小国神社
地図の中央の矢印が小国神社です <静岡県周智郡森町一宮にて>
小国神社を、下記の「小国神社」のボタンをクリックして28枚のスライド写真でご覧ください。