今回は岐阜城参観を目的に、2009年3月29日以来、6年ぶりに金崋山を訪れる。
岐阜公園の駐車場に車を置き、県道287号線に架かる歩道橋を渡って岐阜公園へ。
金華山は何回も徒歩で登頂したが、体力が衰えた今回はロープウェイを利用することにする。
定員46名の大型ゴンドラが600mを4分で運んでくれる。
ロープウェイの高低差は255m、勾配25度、速度は秒速3.6mである。
ゴンドラの高度が上がり、左手に、長良川に架かる金華橋や忠節橋が見えてきた。
山頂駅で降り、右手の遊歩道を進むと、木製の門が現われる、「天下第一の門」である。
「伝一ノ門跡」「馬場跡」「二の丸門」「学問の招福閻魔堂」と続く。
斎藤動道三・織田信長ゆかりの岐阜城が見えて来た。
城に向かって歩くと、左手に、長良川に架かる長良橋、岐阜都ホテル、その奥に鷺山が見える。
現在の岐阜城は1956年に再建された復興天守閣で3層4階の鉄筋コンクリート建築である。
岐阜城は、1201年の鎌倉時代に、二階堂行政が稲葉山に砦を築いたのが始まりと云われている。
4階展望の間からは、長良川や以前登頂した、霊仙山、伊吹山、御嶽山が見える。
岐阜城を出て、直ぐ東にある岐阜城資料館に向かう、昔の武器庫・食糧庫を隅櫓城郭造りに復元したものである。
ロープウェイ駅へと下る途中に、太閤秀吉の馬印の千成ひょうたん発祥に地がある。
展望台レストランに入って、風景を楽しみながら軽食を頂く。
長良川に架かる忠節橋、金崋橋、長良橋が目の前に見える。
下りも山頂駅からロープウェイで下山する。
公園内にある、最近、発掘が進み、話題なっている信長の館跡や板垣退助遭難の地、一豊と千代の婚礼の地
などを見てから、岐阜城を後にある。
岐阜城
地図の中央の矢印が岐阜城です <岐阜県岐阜市米廩谷洞にて>
岐阜城を、下記の「岐阜城」のボタンをクリックして72枚のスライド写真でご覧ください。
岐阜城の帰りに、木曽三川公園の上流域のシンボルとして建てられた「ツインアーチ138」に寄る。
ツインタワー138は1995年に竣工されたアーチ式で高さ138mの展望タワーである。
地上100mの展望台へは、エレベーターシャフトの中を通って一気に登る。
展望台から、北西を見下ろすと、先ず、最初に、南派川に架かる渡橋が目に入る。
北に目を移すと、木曽川に架かる東海北陸自動車道の鉄橋が見え、
その奥に、先日、乗車した、ハイウェイオアシス川島の観覧車が見える。
南派川に沿って、右に目を移す、ツインタワー138の影の先端に、
昨年夏に噴火した御嶽山が見える、目を凝らすと山頂付近に白煙も認められる。
濃尾平野の真ん中に、名古屋のダウン・タウンのビル群が見える。
再び、南派川に架かる渡橋まで戻り、一周する、展望以外は見るものもなく、早々に帰路に就く。
ツインタワー138
地図の中央の矢印がツインタワー138です <愛知県一宮市光明寺浦崎にて>
ツインタワー138を、下記の「ツインタワー138」のボタンをクリックして19のスライド写真でご覧ください。